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「うぅっ――!」
お姉ちゃんの乳首が僕の敏感な所に触れた瞬間、僕は余りの感触に出そうになった。
柔らかいおっぱいとはまた違い、コリコリとした感触はまた別の気持ち良さだった。
もう我慢出来そうになかった。
「出るっ――!」
あの時、お風呂場でお姉ちゃんにして貰った時と同じ。
おしっこが出そうになる感覚に近い。
だけど頭が真っ白になって――
「ああぁ……」
その余りの気持ち良さに、僕は歓喜に震えていた。
僕の先っぽからあの時と同様、いやそれ以上の白い液体が飛ぶように出ていた。
それはお姉ちゃんのおっぱいだけじゃなく、誰よりも美人で綺麗なお姉ちゃんの顔にまで。
急速に小さくなっていく僕のモノ。それと同時に訪れる罪悪感。
僕は何て事を――。
大好きなお姉ちゃんを、汚ならしいもので汚してしまった。
きっとお姉ちゃんは僕を軽蔑するだろう。
「ごめんなさいお姉ちゃん……」
嫌われても仕方ない。僕はそれだけの事をしたのだ。
だけどせめて――僕はお姉ちゃんのおっぱい、そして綺麗な顔に掛かった白い液体を、ティッシュで拭き取っていた。
勿論、こんな事で許される訳がない。
ベトベトになったティッシュを嗅いでみる。
変な匂いだ。それは良い匂いなんかでは決してなく、どちらかというと吐き気がするような――臭い匂い。
健康どころか、これはきっと悪いもの。
そんな汚ならしくて悪いものを、お姉ちゃんに掛けてしまった事に、僕は心底自分が嫌になった。
ふと見ると、お姉ちゃんの唇に――まだ残っていた。
“これは僕への罰だ”
僕は自分の口で、お姉ちゃんの唇に付いてしまったものを舐め取る。
そして吸う事で、お姉ちゃんを綺麗にしようと。
“チュゥ チュゥ”
口の中に広がる、苦くてしょっぱい僕のそれ。
本当にごめんなさいお姉ちゃん。こんな汚いものを――。
僕は全部自分のものを飲み込んだ後も、しばらくお姉ちゃんの唇を吸い続けていた。
綺麗にしようと――でも、お姉ちゃんの唇に僕の唇を合わせているのに、何故だか分からないけど胸が熱く込み上げていた。
お姉ちゃんの柔らかい唇。
それは喜び……なの?