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背徳の園へ ~姉と弟

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背徳の園へ ~姉と弟

8 - 罪悪感と喜び

♥

17

2025年08月02日

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* * *



「うぅっ――!」



お姉ちゃんの乳首が僕の敏感な所に触れた瞬間、僕は余りの感触に出そうになった。



柔らかいおっぱいとはまた違い、コリコリとした感触はまた別の気持ち良さだった。



もう我慢出来そうになかった。



「出るっ――!」



あの時、お風呂場でお姉ちゃんにして貰った時と同じ。



おしっこが出そうになる感覚に近い。



だけど頭が真っ白になって――



「ああぁ……」



その余りの気持ち良さに、僕は歓喜に震えていた。



僕の先っぽからあの時と同様、いやそれ以上の白い液体が飛ぶように出ていた。



それはお姉ちゃんのおっぱいだけじゃなく、誰よりも美人で綺麗なお姉ちゃんの顔にまで。



急速に小さくなっていく僕のモノ。それと同時に訪れる罪悪感。



僕は何て事を――。



大好きなお姉ちゃんを、汚ならしいもので汚してしまった。



きっとお姉ちゃんは僕を軽蔑するだろう。



「ごめんなさいお姉ちゃん……」



嫌われても仕方ない。僕はそれだけの事をしたのだ。



だけどせめて――僕はお姉ちゃんのおっぱい、そして綺麗な顔に掛かった白い液体を、ティッシュで拭き取っていた。



勿論、こんな事で許される訳がない。



ベトベトになったティッシュを嗅いでみる。



変な匂いだ。それは良い匂いなんかでは決してなく、どちらかというと吐き気がするような――臭い匂い。



健康どころか、これはきっと悪いもの。



そんな汚ならしくて悪いものを、お姉ちゃんに掛けてしまった事に、僕は心底自分が嫌になった。



ふと見ると、お姉ちゃんの唇に――まだ残っていた。



“これは僕への罰だ”



僕は自分の口で、お姉ちゃんの唇に付いてしまったものを舐め取る。



そして吸う事で、お姉ちゃんを綺麗にしようと。



“チュゥ チュゥ”



口の中に広がる、苦くてしょっぱい僕のそれ。



本当にごめんなさいお姉ちゃん。こんな汚いものを――。



僕は全部自分のものを飲み込んだ後も、しばらくお姉ちゃんの唇を吸い続けていた。



綺麗にしようと――でも、お姉ちゃんの唇に僕の唇を合わせているのに、何故だか分からないけど胸が熱く込み上げていた。



お姉ちゃんの柔らかい唇。



それは喜び……なの?

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