大丈夫、、
生きていれば……
生きていれば、、
きっと…
いつかはきっと、、
kn :「幸せになれるからッッ、、。」
今は
我慢しよー。
どんなに父さんに殴られても、
どんなにいじめられても
どんなに信用をなくされても、、
生きていればー、
生きていれば……
いつか、、
いつかきっと……
kn :「ん、、ぁ……、、朝か、、」
いややな、
もう1日が始まるのが怖い。
見えないはずの未来が
まるで
予言されてるかのようにわかる。
kn :「俺に救いなんて、、無いんや、、笑」
顔を洗い、
朝ごはんを作り
家を出る。
学校は遠いから
いつも
朝早く登校しないと
間に合わない。
shp :「ぁ、、コネシマ先輩……」
kn :「……ぇ?」
家を出ると
ショッピが待っていた。
kn :「ぇ、、は?なんで…俺の家、、」
shp :「いゃ、、そのチーノから聞いたんすよ。なんか昨日コネシマさんの顔色が悪いから後つけたらしくて、、。」
kn :「おん、、そうなん?」
shp :「それで……その、、ぇ、、っと…
学校、、一緒に行きません、、?」
ショッピが目を逸らしながら俺にそう言う
なんや
可愛いとこあるやん
kn :「うん!ええよ!一人は寂しいもんな!」
shp :「……はぃ!、、。」
何気ない世間話をしながら
俺はショッピと一緒に学校に向かった。
shp :「ぁ、、コネシマさん、、その傷、、」
ショッピが心配そうに聞いてくる。
kn :「ぁ~これな!俺ドジやから、この間電柱にぶつかってもてん!笑笑」
shp :「……、、そっすか。気をつけてくださいね、、。」
kn :「おん!ありがとな!心配してくれて」
shp :「ッッ…/別に、、そんなんじゃ、」
あーぁ……
このまま一生
俺は
孤独という呪いに縛られるんかな、、?
shp :「……先輩、、その…えと、、…」
何かを言いたそうなショッピ。
どうしたんやろ、、?
この間の意地悪いショッピじゃないやん
kn :「どうしたん?」
shp :「その…少し、、授業サボりたいんですけど、、……」
kn :「……アッハッハッwwしゃーねぇなぁ!
俺もサボったるわぁ!笑笑」
shp :「マジっすか!?…やった、、ボソッ」
ホンマ可愛い奴やな、、
もしかして
コイツ
誰かに甘えた事とかないんかな、、?
やから
今日やたら甘えてくるんか、、?
コイツも家庭や過去になんかあったんかな、?
kn :「なぁ、しょ……、、いや、何もない」
shp :「?、、はぃ。」
今は聞くんやめとこ。
いつか
ショッピから言ってくれるのを待つわ。
やからさショッピ
いつか
俺の家庭の事情のことも
話してええかな、、?
shp :「スー…スー……、、。」
kn :「寝たかったんやな~笑笑。」
「ショッピのことあんまし信用しすぎひん方がええんとちゃいます〜?笑笑」
って言われてもな、、
ショッピは唯一の俺の事情を知ってる奴やから
信用しざるえないんや、、
……
ショッピにこんなん言いたくないねんけど、、
kn :「俺の事、、
助けてくれへんかな、、?……、、ボソッ」
shp :「………スー、、スー」
良かった、、
寝てて……
ci :「……なにしとるんすか、、?」
kn :「お~チーノ!今な授業サボっとるねん」
ci :「よくもまぁ、そんな堂々と、、」
そう言いながら
チーノはショッピの隣に座る。
そして
ショッピの髪を優しく撫でる
shp :「……ん、、。」
kn :「どうしたん?」
ci :「いや、、別に……ただ、、コイツとは昔からの仲やし、だいたい考えてることは分かるけど、、……コイツにとって、俺は一体なんなんやろかなぁ~って、、笑笑」
kn :「親友ちゃうか、、?」
ci :「親友……、、か、、。だと良いな笑」
チーノは微笑む。
ショッピって愛されてんなぁ…
俺と違って、、
ci :「おれ、、正直…コネシマさんのこと少し嫌いやってん、、。」
kn :「ぁわ”ッッ!?、、ぇ?」
チーノからの爆弾発言に俺は戸惑いを隠せない
ci :「でも…
今はすこし、、安心……しました。、」
kn :「安心、、?」
ci :「はぃ、、…俺少しアンタに嫉妬してたんですよ、、ショッピと俺は小ちゃい頃からの幼馴染やしショッピのこと1番知ってるのは俺やと思ってた、、。」
kn :「………」
俺は黙ってチーノの話を聞く。
アイツは
真っ直ぐ俺の目を見て話してくれないけど、
俺は
チーノを真っ直ぐと見て
話を聞くことにした。
ci :「やのに、、先輩には……ッッ、、俺には
見せない顔で笑うんですよ、、ッッ…」
kn :「ぅん。うん、、」
ci :「それが、、少し…癪で、、ッッ……
ショッピに離れて欲しくて、、コネシマさんに俺、、嫌がらせしちゃった……、、。
ごめんなさいっ、、。」
kn :「……やめてよ、、頭なんか下げんで?」
ci :「ッッ……」
kn :「チーノはショッピが大好きなんやな、、
俺だってチーノにしか見せへん顔のショッピは知らんで?…チーノはショッピにとって
1番大好きな友達やと思うで、、?
たまたま、俺がショッピの特別枠に入れただけやから、、あんま気にすんな!」
ci :「……コネシマさん、、…おれ、、…
やっぱり、、俺じゃ駄目なんだ、、。」
kn :「……?、、何の話、、?」
ci :「ショッピを救えるのは俺じゃない、…
コネシマさん、、先輩……、、
ショッピのこと…
救ってくれませんかね、、?」
kn :「………」
ci :「俺じゃ、、駄目なんや……
ショッピを救えるのは俺じゃない、、。
アンタなんですよ、、先輩……」
kn :「……勿論、、ショッピのことは救うよ!でも…チーノ、お前はそれでええんか、、?」
ci :「ショッピが、、それでいいなr」
kn :「さっきからショッピ、ショッピって。お前自身はどうなんや、?」
ci :「…ッッ!?俺、、自身、、?」
kn :「そうや、、!…チーノ、、俺に
本音でぶつかってみろ!大丈夫や!
俺は後輩の言葉を全部受け流してやるから! チーノ言ってみろ!俺に全部…
今まで我慢してきた分俺に言ってみろよ!」
俺はチーノの胸の辺りを
軽くパンチする。
ci :「……本音を、、」
kn :「おん!今じゃなくてええねんで、、ゆっくりお前のペースで!」
ci :「……、、あざす……、、。グスッ」
kn :「あっはっは泣くな!泣くな!」
ci :「泣いてなんか、、ッッ……ねぇよ、、」
kn :「あははっそうか!そうか~!」
大丈夫やで、、
チーノ……
いつか、、
いつかー。
言ってくれればええからな、、
「……シッマ、、。」
▶︎500♡