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心のない俺は。

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心のない俺は。

5 - 第5話 いつか。

♥

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2023年10月23日

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大丈夫、、

生きていれば……

生きていれば、、

きっと…

いつかはきっと、、

kn :「幸せになれるからッッ、、。」

今は

我慢しよー。

どんなに父さんに殴られても、

どんなにいじめられても

どんなに信用をなくされても、、

生きていればー、

生きていれば……

いつか、、

いつかきっと……

kn :「ん、、ぁ……、、朝か、、」

いややな、

もう1日が始まるのが怖い。

見えないはずの未来が

まるで

予言されてるかのようにわかる。

kn :「俺に救いなんて、、無いんや、、笑」

顔を洗い、

朝ごはんを作り

家を出る。

学校は遠いから

いつも

朝早く登校しないと

間に合わない。

shp :「ぁ、、コネシマ先輩……」

kn :「……ぇ?」

家を出ると

ショッピが待っていた。

kn :「ぇ、、は?なんで…俺の家、、」

shp :「いゃ、、そのチーノから聞いたんすよ。なんか昨日コネシマさんの顔色が悪いから後つけたらしくて、、。」

kn :「おん、、そうなん?」

shp :「それで……その、、ぇ、、っと…

学校、、一緒に行きません、、?」

ショッピが目を逸らしながら俺にそう言う

なんや

可愛いとこあるやん

kn :「うん!ええよ!一人は寂しいもんな!」

shp :「……はぃ!、、。」

何気ない世間話をしながら

俺はショッピと一緒に学校に向かった。

shp :「ぁ、、コネシマさん、、その傷、、」

ショッピが心配そうに聞いてくる。

kn :「ぁ~これな!俺ドジやから、この間電柱にぶつかってもてん!笑笑」

shp :「……、、そっすか。気をつけてくださいね、、。」

kn :「おん!ありがとな!心配してくれて」

shp :「ッッ…/別に、、そんなんじゃ、」

あーぁ……

このまま一生

俺は

孤独という呪いに縛られるんかな、、?

shp :「……先輩、、その…えと、、…」

何かを言いたそうなショッピ。

どうしたんやろ、、?

この間の意地悪いショッピじゃないやん

kn :「どうしたん?」

shp :「その…少し、、授業サボりたいんですけど、、……」

kn :「……アッハッハッwwしゃーねぇなぁ!

俺もサボったるわぁ!笑笑」

shp :「マジっすか!?…やった、、ボソッ」

ホンマ可愛い奴やな、、

もしかして

コイツ

誰かに甘えた事とかないんかな、、?

やから

今日やたら甘えてくるんか、、?

コイツも家庭や過去になんかあったんかな、?

kn :「なぁ、しょ……、、いや、何もない」

shp :「?、、はぃ。」

今は聞くんやめとこ。

いつか

ショッピから言ってくれるのを待つわ。

やからさショッピ

いつか

俺の家庭の事情のことも

話してええかな、、?

shp :「スー…スー……、、。」

kn :「寝たかったんやな~笑笑。」

「ショッピのことあんまし信用しすぎひん方がええんとちゃいます〜?笑笑」

って言われてもな、、

ショッピは唯一の俺の事情を知ってる奴やから

信用しざるえないんや、、

……

ショッピにこんなん言いたくないねんけど、、

kn :「俺の事、、

助けてくれへんかな、、?……、、ボソッ」

shp :「………スー、、スー」

良かった、、

寝てて……

ci :「……なにしとるんすか、、?」

kn :「お~チーノ!今な授業サボっとるねん」

ci :「よくもまぁ、そんな堂々と、、」

そう言いながら

チーノはショッピの隣に座る。

そして

ショッピの髪を優しく撫でる

shp :「……ん、、。」

kn :「どうしたん?」

ci :「いや、、別に……ただ、、コイツとは昔からの仲やし、だいたい考えてることは分かるけど、、……コイツにとって、俺は一体なんなんやろかなぁ~って、、笑笑」

kn :「親友ちゃうか、、?」

ci :「親友……、、か、、。だと良いな笑」

チーノは微笑む。

ショッピって愛されてんなぁ…

俺と違って、、

ci :「おれ、、正直…コネシマさんのこと少し嫌いやってん、、。」

kn :「ぁわ”ッッ!?、、ぇ?」

チーノからの爆弾発言に俺は戸惑いを隠せない

ci :「でも…

今はすこし、、安心……しました。、」

kn :「安心、、?」

ci :「はぃ、、…俺少しアンタに嫉妬してたんですよ、、ショッピと俺は小ちゃい頃からの幼馴染やしショッピのこと1番知ってるのは俺やと思ってた、、。」

kn :「………」

俺は黙ってチーノの話を聞く。

アイツは

真っ直ぐ俺の目を見て話してくれないけど、

俺は

チーノを真っ直ぐと見て

話を聞くことにした。

ci :「やのに、、先輩には……ッッ、、俺には

見せない顔で笑うんですよ、、ッッ…」

kn :「ぅん。うん、、」

ci :「それが、、少し…癪で、、ッッ……

ショッピに離れて欲しくて、、コネシマさんに俺、、嫌がらせしちゃった……、、。

ごめんなさいっ、、。」

kn :「……やめてよ、、頭なんか下げんで?」

ci :「ッッ……」

kn :「チーノはショッピが大好きなんやな、、

俺だってチーノにしか見せへん顔のショッピは知らんで?…チーノはショッピにとって

1番大好きな友達やと思うで、、?

たまたま、俺がショッピの特別枠に入れただけやから、、あんま気にすんな!」

ci :「……コネシマさん、、…おれ、、…

やっぱり、、俺じゃ駄目なんだ、、。」

kn :「……?、、何の話、、?」

ci :「ショッピを救えるのは俺じゃない、…

コネシマさん、、先輩……、、

ショッピのこと…

救ってくれませんかね、、?」

kn :「………」

ci :「俺じゃ、、駄目なんや……

ショッピを救えるのは俺じゃない、、。

アンタなんですよ、、先輩……」

kn :「……勿論、、ショッピのことは救うよ!でも…チーノ、お前はそれでええんか、、?」

ci :「ショッピが、、それでいいなr」

kn :「さっきからショッピ、ショッピって。お前自身はどうなんや、?」

ci :「…ッッ!?俺、、自身、、?」

kn :「そうや、、!…チーノ、、俺に

本音でぶつかってみろ!大丈夫や!

俺は後輩の言葉を全部受け流してやるから! チーノ言ってみろ!俺に全部…

今まで我慢してきた分俺に言ってみろよ!」

俺はチーノの胸の辺りを

軽くパンチする。

ci :「……本音を、、」

kn :「おん!今じゃなくてええねんで、、ゆっくりお前のペースで!」

ci :「……、、あざす……、、。グスッ」

kn :「あっはっは泣くな!泣くな!」

ci :「泣いてなんか、、ッッ……ねぇよ、、」

kn :「あははっそうか!そうか~!」

大丈夫やで、、

チーノ……

いつか、、

いつかー。

言ってくれればええからな、、










「……シッマ、、。」













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