kn :「……、、ん?」
俺は今後輩と別れて下駄箱に居る。
下駄箱にはいつも通り
画鋲がたくさん入っている
kn :「………バラバラッ………、、」
画鋲を地面に落として
小さなため息をつく
kn :「……クソ、、。」
人を虐めて
何が楽しいんだよ……
kn :「ぁ~、、疲れたわ……もう、、いっそ」
sho :「ぁ……、、」
kn :「……、、!……シャオロン、、」
sho :「……シッマ、、。」
久々に喋ったな
相変わらずコイツは細いなぁ、、
ちゃんと飯食っとんのか?笑
sho :「……シッマ、、今何て言おうとした?」
kn :「ぇ、、?」
sho :「もぅ、いっそ……、、なに?」
kn :「………、、別に」
sho :「嘘つき、、。……」
kn :「……は?」
sho :「シッマは昔からッッ…嘘つきなんだよ!俺らには何にも言ってくれへんッッ!」
kn :「……ッッ!?」
シャオロンが怒鳴った、、?
珍しいな…
sho :「おれ、、俺…もっとシッマに頼って欲しかったなぁ……、、おれってそんなに信用ないかな、、?」
今にも泣きそうなシャオロンに
俺は言葉に詰まる。
嘘つき…
この言葉は図星すぎて
言い訳が出てこない。
sho :「なぁ…ッッ、、最後に…確認したいねんけど、、…シッマって………
虐められてへん、、?」
kn :「ッッ……⁉︎」
sho :「……ジッ」
kn :「いじ、、められて……へん、よ……」
sho :「……
じゃあ俺の勘違い、、やったんか……」
kn :「ぉん……ッッ、、。」
sho :「あっそ……、、。じゃあ女の子刺したのも事実なん、、?」
kn :「そ、うやッッ、、…俺がやった、、。イラついて気づいたら……ッッ」
sho :「……ッッ……最低やな……ッッ
ホンマに、、グスッ……タッタッタッタッ」
ごめんな
シャオロン。
お前には辛い思い
させたくないねん、、
頼む
許してやってくれや……
俺のことを。
ut :「シッマ……」
ごめん、、
ごめん……
何も出来んくてごめんなさい。
生まれてきてしまってごめんなさい。
生きててごめんなさい。
俺のせいで…
俺が生きてるせいで、、
全部……
全部、、全部…
シャオロンが泣いたのも
ロボロが怒ったんも
ゾムが嫌な思いしたのも
チーノが嫉妬してしまったのも
ショッピが死にたいって思ったんも
鬱先生と仲良く出来ないのも
全部
全部
俺のせいや…
ut :「…シッマ、、!」
俺なんか
誰からも必要とされてへん…
父さんからも
クラスメイトからも
アイツらにも
俺の代わりなんて…
いっぱい居るし、
俺がいなくなっても
別に
ut :「シッマ!パシッ……! 」
kn :「ッッ、、⁉︎…鬱先生、、⁉︎」
ut :「大丈夫か、、?顔色、、悪いで…」
kn :「ぇ…ごめっ、、」
ut :「それよりさ、、俺…お前に聞きたいことあるねんけど、、」
kn :「、、女の子刺したやつやろ、、?あれは事実やで?」
ut :「っ……」
kn :「アイツ最近調子乗ってたしぃ?それにさシャオロンたちのことも俺は友達やと思ったことはないからさ~鬱先生も…
軽々しく俺に話しかけんといてな…ギロッ」
ut :「……はぁ、、お前さ無理しすぎや」
kn :「はっ、、?無理なんか、、」
ut :「じゃあ何で泣いとるねん」
kn :「ぇ…?、、ポロポロッ」
ut :「無理してる証拠や。ホンマはこんな事言いたくないんやろ?泣くほど嫌なんやろ?
自分のこと責めるのも大事やけど
思い詰めるのはよくないで、、?ほら、、おいで、、全部話してみ?」
そう言い
鬱先生はバッと両手を広げた
kn :「……ッッ、、ぅ……、ギュッ」
力一杯抱きしめられる。
暖かくて
懐かしい。
このまま楽になりたいな、、。
全部
言ってしまおうかな、、?
kn :「…うつせんせっ、、実は俺…」
ut :「ッッ⁉︎シッマ危ないッッ!!」
kn :「ぇ、、?」
鬱先生が急に叫んだと思えば
俺は鬱先生にギュッと抱き寄せられ
包み込まれた
そのあと
グサッ……ーー
鈍い音と共に
鬱先生が倒れた。
kn :「ぁ”ぁぁ”ぁ”ッッ⁉︎、、鬱先生ッッ!!」
血まみれで倒れている鬱先生が居た。
誰や…
「コネシマのせいだからなッッ、、お前が…
余計なこと言おうとしたからっ、、」
kn :「……はぁッッ、、ッッ、。やからって…やりすぎじゃ、、…」
「お前が悪いんだよッッ!存在自体がずっとウザいんだよ!死ねよ!早く…!嫌いなんだよッッお前の全てがっ死んでしまえ!お前なんか
生きていても邪魔なだけだからーッッ」
kn :「…ッッ………」
「……っ、、タッタッタッタッ」
そうや、、
そもそも
俺なんか居なかったら
鬱先生は
こんなはめにならんかった……
kn :「ごめんなぁ、、鬱先生……」
rbr :「ッッ!?鬱先生っ!?コネシマっ!これはどう言うことやッッ⁉︎」
zm :「ぁあぁ”ぁ”ぁぁ”ッッ!?大先生っ」
kn :「大丈夫やで、、。傷は浅いし、手当てして寝かせとけば復活するよ、、」
zm :「ッッ!コネシマ…っ‼︎お前がやったわけじゃないよな!!」
rbr :「ぉい!ゾム落ち着け!
コネシマ……なにがあったんや、、?」
kn :「ごめん、、ごめん…
今、、いま……償うからな、、ダッ」
zm :「ぁ!おい!コネシマっ!!」
rbr :「償う、、?とりあえず!ゾム!ぺ神呼んできて!俺はその間手当するから!」
zm :「ぅ、うん!」
ダッダッ
shp :「ッッ!コネシマさん!?」
kn :「早くッッ、、早くッッ……償わなっ」
ごめん、、
ゾム…ロボロ。
鬱先生のことは頼んだで……
大丈夫。
kn :「これからちゃんと償うから」
フェンスを超えて空を見上げる
kn :「ごめんなぁ…母さん。
今、、そっちに行くから………」
▶︎500♡
コメント
10件
喫茶店やのに泣いてしまった🥲神作ですマジでマジでマジで
なんか気づいたら泣いてたんだけど…神作すぎる
knさん!?タヒなないでー!!!! 大先生刺したやつ誰だ?? バットエンド編と、ハッピーエンド編もし良ければどっちも作って欲しいです。 楽しみにしてます!