心の傷を癒すのは 、
📢 「 … ッ ( ポロ 」
俺は今 、LINEで 彼女に振られた 。
緑谷 すち 。
告られて 、断る理由も無くて OK を した 。
最初は 全く好意なんて 無かった 。
でも 、俺のために 必死に頑張っている姿を見て
だんだんと かわいいと思うようになり 、今では
ガチ恋中 。
なんで 振られたのかな 。 と ふと考えた 。
まぁ 、1番は すちに 他に好きなやつができた だろう 。
📢 「 … みこと 、だよなぁ 。」
西園寺 美琴 。今のすちの 好きな人 。( 多分 )
あいつから 告ったくせに 、なんて 最低な考えが
浮かんできた為 考えるのをやめた 。
とりあえず 返信はしなきゃ 。と思い
🍵 『 ごめん 、別れて欲しい 。 』
という 文に 『 分かった 』と そっけなく返して
画面を閉じた 。
そして すぐに 、ぴこん 。と 通知音がなる 。
『 うん 、学校では 今まで通り接して欲しい 。』
と 連絡が来た 。
どうも 返信する気になれず 、未読で終わる 。
📢 「 … 明日から どうしようか 、」
いつもの6人組 …
らん 、なつ 、こさめ 、みこと 、すち 、俺
もちろん 付き合っていることは 言ってあるのだが 、、別れた報告は 気まずすぎる 。
まぁ みんな 以外に優しいから 。
なんとなく 察して 終わらしてくれるかな 。
… 寝よう 。
とにかく 疲れた 。そう思い 俺は眠りについた 。
ー ー ー
📢 「 … だる 、」
昨日のこともあり 、身体が妙に 重く感じた 。
念の為 熱は測ってみたが 、ちゃんと元気 、
少し 熱であってくれと願ったのは 言わないでおこう 。
📢 「 学校 、いくかぁ 、、」
がらがらがら
📢 「 はよ ~ 」
🍵 「 ぁ 、いるまちゃん 、」
ぅわ まじか 。まだ すちしか 来てないじゃん 。
📢 「 … 」
📢 「 すち 、はよ ッ ! 」
🍵 「 ! 」
🍵 「 いるまちゃん 、」
📢 「 w 」
📢 「 な 、俺気にしてないから 、」
📢 「 ど ~ せ みことだろ ? w 」
🍵 「 ぇ 、⸝⸝ 」
こいつの 照れてる顔なんて 、久しぶりだな 。
俺だけだったらもう 、こいつを 楽しませることは 出来ないのか 、w
🍵 「 なんで ッ ⸝⸝ 」
📢 「 俺これでも すちのこと ちゃんと 好きだか
らさ 、?」
📢 「 好きな人のことは 分かるんよ 、w 」
🍵 「 ッ ごめんね 、」
📢 「 ぇ 、ちょ 謝って欲しいわけじゃ 、、」
🍵 「 … 」
📢 「 … んな 傷ついた顔すんなよ 、、」
📢 「 俺を振ったからには みこと 。振り向かせろ
よ ? w 」
🍵 「 !! うん 、ッ ( にこ 」
📢 「 … 」
ずきり 。と 胸が痛む 。
好きな人には幸せでいて欲しい 。
なんて 綺麗事を 思いながら 、心の底にある
黒いおもいには 無視をする 。
🍵 「 … ( 目逸 」
… それにしてもきまず 、と 思ったその時 。
がらがらがら
🍍 「 ぉ 、いるすち 。はよ ~ 」
📢 「 なつ ! はよ ! 」
暇 なつ 。俺の相棒 、? みたいなの 。
ぐっどタイミングすぎ 。
🍍 「 お前ら 朝から 仲良く 登校か ? w 」
多分 、本人は 軽い 、いつもの いじりのつもり 。
… 今の俺らには 、十分すぎるほど刺さる言葉 。
🍵 「 … ( 汗 」
📢 「 … w 」
📢 「 いや ? 今日は たまたま ~ w 」
🍍 「 … ぁ 、まってごめん 、? 」
これは 気付いたな 。こいつ 感は鋭いもんなぁ
📢 「 んや 、別に 。」
📢 「 2人気まずかったから なつ来てくれて
助かったわ ~ 」
これは本心 。ごめんよ すち 。
🍵 「 ッ いるまちゃ 、」
🍍 「 ちょ 、どんな 反応すればいいの 、 」
いや お前が 困るんかい 。
📢 「 ぇえ 、普通に 接して欲しいんだが ? 」
🍍 「 今の俺には むずすぎる ! 」
こいつの こういう 明るいところ 。
すごい たすかる 。
📢 「 … 」
やばい 、3人もいるのに きまずい 。
てか なつが いちばん気まずいよな 。ごめん (
🍍 「 … 」
🍵 「 … 」
📢 「 … ぇ あの 、気まずい雰囲気 やめて ? 」
🍵 「 ぅ 、」
📢 「 … まぁ いつも通りも むずいけど !? 」
し ~ ん 。と 効果音が着いたかのように
静か 。
📢 「 俺が滑ってるみたいじゃん やめてよ 、」
🍵 「 ッ w ふは ww 」
ぉ 、笑った 。
📢 「 何にツボったんよ 、、」
🍍 「 あれ 、あの … つかぬことをお聞きしますが 、」
📢 「 ん ? 」
🍍 「 お前ら 別れたん 、? 」
直球すぎるだろ 、、とか 思いながらもすちを見ると 、すちもまた こちらを 見ていた 。
🍵 「 … ( 📢見 」
📢 「 これいっていいやつ ? 」
🍵 「 まぁ 、? 」
🍍 「 ここで会話すんなし w 」
📢 「 おん 、俺 振られた ( 」
🍍 「 … そっち !? 」
📢 「 ぇ どっち 、」
🍍 「 まって いるま … よしよし ( 頭撫 」
📢 「 ねぇ やめて www 」
🍵 「 ww 」
🍍 「 なんか いるまが 可哀想に思えてきた 。」
📢 「 もっと 慰めて ー ( ? 」
🍍 「 棒読みやめぃ w 」
🍵 「 いるまちゃん 、思ったより 普通でよかった 。」
📢 「 心は結構 だめーじうけてる 、、 」
🍵 「 … ごめん 、( 」
📢 「 んや ? w 付き合う前みたいに 、」
📢 「 これからも 友達として普通に話せるんなら 、全然 。」
🍍 「 俺 きまず 」
🍵 「 ひまちゃんも ごめんね w 」
🍍 「 まぁ 無事平和になるならなんでも 」
📢 「 … よしなつ 、」
🍍 「 ん ? 」
📢 「 俺に今日 じゅーす 奢って 。」
🍍 「 … 可哀想だから 奢ってあげる 、w 」
📢 「 ぉ まじ ! やった 」
🍍 「 … ( 頭撫 」
📢 「 無言で頭撫でるのやめい 」
🍵 「 ふ 、w 」
📢 「 ? 」
🍵 「 付き合う前からね 、? 」
🍵 「 2人こんな風に距離近いから 、勝手に ひまちゃんに 嫉妬してなぁ 、って 。」
📢 「 … 俺は 現在進行形でみことに 嫉妬中 ( むす 」
🍵 「 ごめん 、今はもうあんまり 恋愛感情ないんだけど 、( 」
📢 「 ぅ 、」
🍵 「 こういう 、たまに 可愛いところ見せるの 好きだったなぁ 、」
好き “ だった ” なぁ 。
実は結構ちゃんと 刺さってる 。
📢 「 おん 、ありがと 、ッ 」
🍍 「 いるま 、」
こいつは ほんとに 人のことをよく見てる 。
俺 、今どんな顔してるんだろうな 。
なつがすごい 複雑な顔でこっち見てくるわ 。
📢 「 なつ 、俺もうフリーだから 。」
🍍 「 ? 」
📢 「 振られた俺を 慰めてください ( 手広 」
存分に 俺のことを抱け ?
もう 、嫉妬するやつなんか いねぇよ 。
🍍 「 ぉ 、」
ぎゅ ~ と 、強く 抱かれる 。
正直 、この温もりがすごく暖かかった 。
🍵 「 それ 元カノの前で 普通 やる !? 」
📢 「 ふん 、お前が 好きだった とかいうから 仕返し 。」
なつを抱く力を 少し強め 、なつの胸に 顔を埋める 。
強がっているが 、今にも涙が出てきそうなくらいには 、傷ついている 。
🍵「 もう なんも 言えない立場だけど なんか すごく 複雑 … 」
📢 「 ッ ( じわ 」
やばい 、ほんとに 今にも泣ける。
🍍 「 … いるま 、( 頭撫 」
優しくしないで欲しい 。
涙 。出てきちゃうじゃん 、、
🍵 「 … 」
がらがらがら
ぇ 、誰 。
… いや 、今は顔をあげないでおこう 。
多分顔 しんでる 。
ぎゅ 。と 少し抱きしめる力を強める 。
🌸 「 … ぇ 、」
🦈 「 … ん 、? 」
らんこさか 、みこと じゃなくて良かったかもッ
🍍 「 あ ~ 、すち 、これやばい ? 」
🍵 「 かも 、? 」
なつの 俺を抱きしめる力が弱まる 。
📢 「 ッ 」
とっさに 、ぎゅ ~ と 強く 抱きしめてしまう 。
🍍 「 ぇ 、ちょ 、苦し ッ 」
ごめん 、と なつにだけ 聞こえそうな声で 謝った 。
📢 「 … ! 」
なつも 、少し 抱き返してくれた 。
違う意味で 涙出そ 、
🍍 「 あ ~ 、こさらん 、一旦ここ来よう 、? 」
なつの声がいつもよりも 優しい気がする 。
🌸 「 ぅん 、」
🦈 「 ぇ 、はい 、 」
あ ~ やばい 。
こりゃ 何考えられてても おかしくないな 。
🌸 「 … よしよし 、w ( 頭撫 」
🦈 「 いるまくん 、( 頭撫 」
🍍 「 機嫌直せ ~ ( 頭撫 」
… なんで こんなことに なってるんだ 、?
🍵 「 俺が 加害者みたいなの やめてよぉ 、!!」
とにかく 、3人から 頭を撫でられているのは分かる 。
完全に慰められている 。
なつに抱きついてるのは 、最初から俺の意思 。
なんか 、すごい 甘やかされてねぇか 、?
すちに 罪悪感が 、、(
まぁ この状況に甘えさせて頂こう
📢 「 なつ 、」
🍍 「 ん ? 」
📢 「 俺 、今日 家泊まっていい 、? 」
誰でもいいから 、そばにいて欲しかった 。
🍍 「 ぇ 、」
📢 「 … だめ 、だよな 、、」
🍍 「 逆に 、いるまは いいん ? 」
📢 「 ぇ なんで 、? 」
🍍 「 んや … いるまが いいなら うちくる ? 」
📢 「 ッ 行く 。」
🍍 「 お ~ 、甘えてるいるま新鮮だわ w 」
🌸 「 分かる 、w 」
🍵 「 これ 俺が分かるとか言ったら 逆効果 ?」
🦈 「 うん 。 w 」
あの後も みことが 来たりして 、色々あった 。
なんとか 1日を終わらせ 、学校から直で今 なつの 家にいる 。
なつは 、俺の事を強く抱き締めながら 無言で 頭を撫でてくれる 。
📢 「 … ぅ 、( 涙 」
そんな 優しいなつの行動と 、まだ 傷んでいる心に 対して 思わず 涙が出てきた 。
なつは 、何も言わずにただ 、優しく 慰めてくれる 。
📢 「 なつ 、なつ … ッ 」
🍍 「 うん 、」
📢 「 おれ 、すちの ことちゃんと 好きだった ッ」
🍍 「 うん 。」
📢 「 あっちから 、告白してきたのに 、ッ 」
📢 「 なんで 、あっちから 、振るの 、、」
🍍 「 ッ … 」
📢 「 意味わかんない 。 勝手に 拾って 、勝手に捨てた 。」
📢 「 なんで 、俺のどこが 悪かったの 、ッ 」
📢 「 も 、なにも わかんないよ 、( 涙 」
🍍 「 … いるま 、」
自分でもよく分からない 。
とにかく 、誰かに 、話を聞いて欲しかった 。
📢 「 うぅ … ( 涙 」
🍍 「 … 」
なつの無言が 、今はちょうどいい 。
📢 「 … ( ぐず ッ 」
🍍 「 … 泣き止んだ 、? ( 頭撫 」
あれからもずっと変わらずに 、俺は泣き続けていた 。
なつの手 、ずっと 撫でてたから 絶対疲れてるだろうな 、なんて 考える 。
📢 「 ん … ありがと 、」
🍍 「 んや ? 当然のことをしたまでです 、」
📢 「 … 腹減った 。」
🍍 「 … 俺が作る系 、?」
📢 「 ぁたりめぇだろ 。」
飯くらい 、こいつが 作ってくれても 、な ?
俺が作ると すちに教えてもらったこととか思い出しそうだから 無理 。
🍍 「 はいはい 、w 」
🍍 「 今日はわがまま 聞いてあげますよ 。」
📢 「 ぉ 、やった 。 」
🍍 「 その代わり 、いるまは目元冷やしといて 」
🍍 「 絶対腫れるから 。」
📢 「 あ ~ 、分かった 。」
借りた保冷剤で 目元を冷やす 。
冷たすぎて 、正直 今にもやめたかった 。
保冷剤が 溶けてきた頃 。
🍍 「 飯出来たぞ ~ 」
と 、声がした 。
テーブルの方に行き 、並んでいる料理に思わず 「 うまそ 、」 と 声を漏らし 、席に座る 。
🍍 「 ぉ 、結構目の腫れ引いた ? 」
📢 「 おかげさまで 。」
🍍 「 ふは 、良かった良かった ( 頭撫 」
何回頭撫でるんだよ 、と 思ったが 今の俺には
それくらいしてくれた方が 嬉しかった 。
📢 「 なつ 、ごめん 。」
🍍 「 別にお前 わるかねぇだろ 、」
📢 「 … ぅん 、… ありがとう 。」
ごめん 、ではなく こちらの方が正解だったかな 。
🍍 「 … おぅ ! ( にこ 」
この笑顔が 、俺は大好きだった 。
📢 「 んふ 、飯 、食ってもいい ? 」
🍍 「 ! 笑った 、」
📢 「 なに 、笑っちゃダメなの 、? 」
🍍 「 んや ? 嬉しい 、w 」
📢 「 そ 、」
いつもより 若干気遣いを感じる 、
でも 、今日1日 他のみんなからの 目線よりは
とても 居心地のいいものだった 。
今思えば 、なつは いつも 俺の一番近くで
支えてくれてた 、いい友を持ったな 。なんて 、
📢 「 … ありがとう 。」
🍍 「 ぇ 、なに 急に ? 」
📢 「 んや 、なんか 、なつといるのが 1番 、
居心地 いいなって 、( にこ 」
🍍 「 、なんか 今日のお前 調子狂うわ 、⸝⸝ 」
俺もそう思う 。
今日だけは 、この状況に 甘えてもいいかと思っていたが 、流石に キャラと違いすぎる 。
まぁ 、それでも なつは 受け止めてくれるから 。
📢 「 うん 、でも 別に嫌じゃねぇだろ ? 」
🍍 「 ッ まぁな 、⸝⸝ ( 目逸 」
正直 、今日学校に行くのは 悩んでいた 。
気まずいし 、すちにあったら 泣いてしまいそうだった 。
… まぁ 、泣いたけど 。
でも 、他のやつ 、特になつ 。
みんながみんな 、優しく 、でも いつも通りに
接してくれた 。
📢 「 今日 、学校行ってよかったかも 。」
🍍 「 ? ぁあ 、気まずそうだもんな 、 」
📢 「 うん 、なんか 直接会って話して 、スッキリした 。 」
🍍 「 その割には 泣いてなかった 、? ( 」
📢 「 … るさい 、別に 悲しむのは 勝手だろ 。」
🍍 「 ふは 、まぁな 」
いつもよりも 食事が一段と 美味しかった 。
悲しかったけど 、楽しかった 。
最低かな 、? でも 、別にいい 。
今は一人でいるよりも 、他の誰かといるよりも
なつと2人でいるのが 1番 楽だった 。
ー ー ー
どうでしょうか 、!!!
これ読みきりじゃないですからね ( ぇ
長め 、? に頑張った つもりです ߹߹
サムネは 、、ちょっと さぼりました 、
面白いと思ったら いいねやコメント 、フォローとか してくれると嬉しいです ❕
では また 次回 > < ( 3日に1回くらいの 投稿かも 、? )
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