狐さん推しの人ゴメンなさいね!
狐ver
ではGO
(いらっしゃいませ。こちらの席へどうぞ)
会社終わり後、幼馴染(男)に紹介されたレストランに来てみた。
このレストランは最近出来たらしく、幼馴染が行ったとき
すぐにオススメしてきた。
魚料理を頼み、出来立てを食べると旨みがふわっと広がった。
1時間後、、
食べ終わり、会計をしに立ち上がろうとした。そのとき、、、
《何度も言ってるだろ!?》
驚いて怒鳴り声が聞こえた方を振り返ると、
金をかけたような服装の老夫婦の夫の方が、怒りの表情を浮かべていた。
その目の前には、若い女性店員が何度も頭を下げていた。
夫《このサラダ〇〇円してんのによぉ!!髪の毛入ってんだけど!!》
〇〇『も、申し訳ございません!お客様に対して、そんな不注意を、、』
妻《謝ってる暇あったら作ったやつ呼びなさいよ!!》
そして夫が女性に暴力を振ろうと手をあげた。
バッ
「それ以上なにをするんですか?」
俺はすぐに女性の前に立った。
《な、何だお前は!!関係ないだろう!》
「はい、関係ありません。ですが、髪の毛が入っていたからって、
暴力をしては犯罪になりますよ?」
《くっ、、!》
そして、、
『先ほどはありがとうございました。』
『お客様が店員に守られては、、何ともお恥ずかしい、、。』
そう言って彼女は頬を赤らめた。
「そんなことないですよ!貴方が無事で良かったです。」
『、、!ありがとうございます。貴方の勇気ある行動を見て、
見習おうと思いました。』
「そうですか」
私達は、このことをきっかけに連絡をとるようになった。