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宮舘Side
目黒は、ライブのときも、番組収録のときも、
気づけば自然と俺のそばにいる。
肩を寄せてきたり、背中に軽く触れてきたり、
そう、当たり前みたいに。
その距離の近さが、正直…
かわいくて、嬉しい。
昔なら「近いぞ」なんて言っていたかもしれない。
でも今は、そのままにしてしまう自分がいる。
目黒Side
昔の、キリッとしただてさんも好きだった。
でも今のだてさんは、もっとずるい。
柔らかい表情で笑って、
バラエティでは全力で、
それでいて、ステージでは誰よりも真剣で。
そのギャップに、気づいたらやられていた。
だからだと思う。
無意識のうちに、だてさんの近くに寄ってしまうのは。
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🖤「ねぇねぇ、だてさん。ここなんですけど」
🖤「この振りの入り、こっちのほうがいいかなって」
❤「あぁ、ここはね……」
並んで資料を覗き込むと、自然と距離が縮まる。
周りの視線が集まっていることに、
二人とも、気づいていない。
🧡「最近、よく二人で一緒におるよな〜」
💜「確かに。セットみたいだよね」
そんな声が聞こえても、
目黒は気にした様子もなく、宮舘を見つめる。
🖤「だてさん、このあと空いてます?」
❤「ん? ああ、空いてるよ」
🖤「じゃあ……うち、来ません?」
🖤「料理とワイン、用意します」
❤「……え? いいの?」
❤「じゃあ、俺も何か手伝うよ」
🖤「ほんと? うれしい」
🖤「じゃ、行きましょ」
目黒は軽く振り返り、メンバーに向かって手を振った。
🖤「じゃあ、お先ですー」
❤「お疲れさま」
そう言って並んで楽屋を出る。
つづく。