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日が暮れた帰り道_
wt「 こーじ 、 」
wt「 今日 .. 遅く帰ろう 。 」
mk「 えぇ 、? 良いけど … どしたん 、? 笑 」
mk「 …. あ わかった !! 妹と喧嘩したから家に帰りたくないんや !! 」
wt「 .. 喧嘩してない 。 」
wt「 …. なんとなく 。こーじと遊びたい 。 」
理由は無かった 。
ただ1秒でも長くこーじと居たかった 。
普段なら思っても言葉にしないことを気づけば声に漏らしていた 。
mk「 しょっぴー珍し 、! 」
mk「 もうー しょっぴーほんまはいっつもそう思ってんやろ 〜 ?? 」
mk「 もうかわええなぁしょっぴー 」
こーじが横から抱き締めてくる 。
こういう所は鬱陶しいけどまあこーじの可愛さだと思って大目に見てあげてる 。
wt「 ゲーセン行こゲーセン 」
mk「 えー カラオケ行こうや ー 、!! 」
wt「 やだ 。てかカラオケなんてこんな時間から行くもんじゃねー 、! 」
mk「 え〜〜 … 」
ゲーセンの帰り道 。
外はもうすっかり夜だった 。
それでもこーじは元気だった 。
mk「 あ しょっぴーしょっぴー 、 」
mk 「 俺な 、この近くでええとこ知ってんねん 」
mk「 行こう 」
wt「 え ちょ 良いけど .. 、 」
俺はこーじに手を取られ歩き出した 。
mk「 ほらここ 」
連れてこられたのは閑静な住宅街の中にある公園 。
wt「 公園 、、?? 」
mk「 そう 、 」
また手を引っ張られ歩く 。
そして公園のど真ん中にあるベンチに二人で座った 。
wt「 なんでこんなとこ 、、 」
mk「 上 .. 見上げてみぃ 、 」
こーじに言われるがまま上を見上げる 。
wt「 うわぁ ……. 、 」
そこに広がっていたのは光り輝く星たち 。
言葉が出なくなるほどの満天の星 。
mk「 俺カメラ趣味やからさ たまーにここで撮ってんのよ 」
mk「 きれいやろ 〜 ? 」
wt「 うん 、すっげーきれい 」
星座とか全然わかんないけどとにかく綺麗 。
美しい 、輝いてる 。
wt「 ありがと 、こーじ 」
wt「 こんな素敵な場所に連れてきてくれて 」
mk「 いやいや .. いつかしょっぴーをここに連れてきたかったんよ 」
あの日以降俺らは毎日夜まで時間を潰しては公園へ星を見に行った 。
毎日変わる星空もそれはそれで地球の神秘みたいで幻想的だった 。
またこーじとふたりきりで星空の下で語り合って笑い合って歌い合う時間が楽しかった 。
mk「 しょっぴー 、今日は満月出てるねぇ 、 」
wt「 だな ー 」
吐く息が白くなるほど寒い真冬の夜の公園 。
俺とこーじはベンチでいつものように星空を見ていた 。
上を見上げると金色の満月と共にひとりでに光る星たちが昇っている 。
mk「 しょっぴー .. 」
mk「 “ 月が綺麗ですね 。 ” 」
こーじが俺の目を見てにこっと微笑んだ 。
鼓動が速くなる 。
脈を打つリズムが速くなる。
その言葉 … 信じていいの 、?
mk「 なーんてな っ 、笑 」
mk「 月綺麗やなぁ 〜〜 」
なんだ …
だってこーじだもんな 、
ほんとな訳 .. 無いか 、
期待して馬鹿らしい 、
mk「 …. しょっぴー 、?? 」
少し落ち込んだ俺に気づいたのか顔を近づけてくるこーじ 。
近いって 、心臓バクバクしてるから 、
ばれるから 、、
無駄にそういうとこ勘良いんだから … 、
mk「 もう 〜〜 ごめんやん 、!!笑 」
mk「 俺はしょっぴーのこと 、大好きやでぇ 〜〜 ??! 」(ぎゅーーーーーーー
こーじが結構強く抱き締めてくる 。
また顔近いし 、。
wt「 知ってる知ってる 、 」
mk「 しょっぴー大好きやでぇぇぇ 〜〜〜 」(ぎゅーーーーーー
wt「 はいはい 、笑 」
多分この「 大好き 」はきっと 、、。
mk「 そうそう 、!! 」
mk「 しょっぴー空見て 、?? 」
mk「 今日ベテルギウス出てるらしいで 、! 」
mk「 俺今日調べたから !! 」
wt「 へえー 、 」
俺はこーじに言われるがままに空を見上げた 。
ベテルギウスって言われても星いっぱいありすぎてわかんねーし 、、
まずベテルギウスって言っても曲でしか知らないし 。
wt「 ベテルギウスってどれ 、 」
mk「 月 .. あそこにあるやろ ー ? 」
こーじは俺にもたれかかって月を指差した 。
wt「 うん 、」
mk「 この月からずーっと右にいったら 、、 」
mk「 オレンジの星があるねん 」
こーじは指で空をなぞるように右に動かした 。
動かしたこーじの指の先にはオレンジ色に輝く星が 。
mk「 あの星がベテルギウス 。」
wt「 あれが .. ベテルギウス 、 」
ベテルギウスに特別な思いがあるわけじゃないけどすげー 、、
… なんかこーじみたい 、
明るくオレンジに光ってる星 、
なんてこーじには言わないけど 。
にしても今夜は空気が澄んでるからか星がきれいに見える 、、
…… そういえば 、
“ 星が綺麗ですね 。 ” ってあったよな 、
こーじ知ってんのかな 、
言って気づいてくれるかな 、
wt「 ほし .. 」
mk「 寒いなぁ 〜 、 」
mk「 ん しょっぴーごめん 、! なに ー ? 」
….. っぶねー 、、
むりむり俺には無理 、
辞めよう …
wt「 .. やっぱなんもねぇ 、 」
mk「 えーー ごめんやん 、! 何言おうとしたん っ ? 」
こーじが寄り縋ってくる 。
そしてうるうるな目で見つめてくる 。
wt「 なんもないってば 、 」
wt「 ほら寒いんだったらさっさと帰るぞ 」
俺はこーじを振り払いベンチから立ち上がった 。
mk「 もう ーー 、、はぁい 、 」
こーじも立ち上がり俺らは歩き出した 。
こーじと解散した後俺は空を見上げた 。
空は曇ってしまってベテルギウスも見えなくなり月は光しかわからなかった 。
こーじと見れて良かったな 、
____
“ 星が綺麗ですね。 ” の意味
是非知らない方は調べてみてください^^
コメント
2件

いぃー!なんかロマンチックで微笑ましいですね🥰 早く両思いなの伝えちゃえー!って思ったです!
好きすぎるんですけど????? どうしてくれんのねぇぇぇ