テラーノベル
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※snjn小説初挑戦です。だらだら長いです。それでも大丈夫という方は読んで頂けたら幸いです
※未遂ですが肌色注意⚠️
「あれー?仁人なんか太った?」
「………は?」
数ヶ月後から始まるライブのリハーサル終わり、もう少し自主練をしようとひとり残っていた。もうすでに他のメンバーは帰ったと思い、汗が張りついた気持ちの悪いTシャツを脱いで今は上半身裸の状態。替えの服を鞄から出そうとしたその時、自分以外の声が聞こえて驚いた。振り向いた先にはサングラスにキャップ帽を被った勇斗がいつの間にかドアの入り口に立っていた。冒頭の勇斗に言われたことに対して自分の言葉は驚きと苛立ちの混ざった言葉だった。
「なんで居んの」
「なんでって…忘れもの。大事なスマホちゃん」
「ふーん」
「なーに怒ってんの?お、発見〜」
「別に怒ってなんか…っ」
スマホを見つけた勇斗がこちらへ向かってくる。そのまま扉の方へ行くかと思えば俺の少し前でピタリと動きが止まった。口をぽかんと開けてサングラス越しだから目がどうなってるか分からないがこちらをジーッと見つめているのがわかる。
「……どうした?………はっ!」
すっかり忘れていたが今上半身はなにも着ていない状態だった。勇斗に見られてるこの状況に顔に血液が集中してくるのが嫌でもわかった。心臓がばくばく煩い。見られたっ!薄ピンク色の陥没乳首を…!手を交差して咄嗟に隠したものの、コンプレックスになってるこの乳首をまさかの勇斗に見られたことがなによりも恥ずかしくて、情けなくて、泣きたくなった。今まで上手く隠し続けてきたのに。
「仁人、お前………」
「っ、…なに……」
やっぱ引かれるのかな、男でこの乳首…
何を言われるのか、ドクドク鼓動が激しくなる。お願い、勇斗には嫌われてたくな……
「かわいいお腹してんな」
※
「ふざけんな!ばかやろー!」
帰宅後、ボフっとクッションをソファーに投げつけた。怒りやら羞恥心やら色々な気持ちを込めて投げられたクッションは勢いよくはじいて床へ落っこちた。
「はぁーーっ……しんど」
多少スッキリしたものの、まだ心に残るものがあった。なにがかわいいお腹だ、いっそデブとか直接的の伝えてくれた方がまだマシだ。ソファーに体を預けて天井を見上げた。ぼんやりとしてると勝手に口が動く。
「勇斗…」
ぽつりと呟く。
ーーー好き。
出会った時からずっと。
勇斗が好きだ。
「今日もかっこよかったな…」
今日のリハ練習、間奏で踊るバチバチな激しいダンスを終えた後、チラッと横目で勇斗を見た。
「っあっちー……」
綺麗な横顔で、髪をかき上げ、頬や首筋に流れる汗を手で拭うその仕草に心臓が跳ねた。見惚れてるのがバレちゃうと思い、なるべく勇斗を見ないようにしたけどやっぱりかっこよくて、ずっと見ていたいと何度も視線を送ってしまって、やがてパチっと目があってしまった。
「仁人ぉー、大丈夫か?」
「…よゆーだよ」
「さっすが」
ハハッと小さく笑う勇斗がなんだか眩しくてそっぽ向く素振りをしてしまう。
そっけない態度をしてしまい自分が嫌になって、リハ着の裾をギュッと握ってしまう。
そんな今日の出来事を思い出しながらシャワーを浴びていた。もこもこ泡立てたボディーソープを体へ滑らせていく。無意識なのかお腹に手がいき、ぷに……っと摘んでしまう。かわいい…お腹。もにもに揉んだ。特段お腹は出ているわけではないが、確かに勇斗みたいに綺麗な腹筋はない。しかし、太った?って勇斗にしてはデリカシーのない言葉に少しの苛立ちと悲しさ。きっと何気なく言ったのであろう…なんで悲しいんだ?なんで傷ついてんだ?好きな人に言われたから?
「……勇斗」
つぅー…っと泡がついた指を滑らせて胸の飾りに触れた。
「……ぁ、…っん、……」
指先でくにっと摘んで、爪で引っかけてと刺激を繰り返せばぷくりと硬くなってくる。強く弱くと勇斗に触れられてるのを想像しながら動かすと薄ピンク色のそこは段々赤みを帯びていく。
「…んーーッ……はっ、はやと、……はやとぉ……」
下腹部の方へ片手がいく。
ゆるく勃ちあがってる陰茎に触れればぴくりと体が震えた。駄目だと自分に言い聞かせても湧き出てくる快感には抗うことはできなかった。
『仁人、気持ちいいの?』
「……っん、きもちいい……、…」
『えっちだね、…可愛いよ仁人』
「〜〜っ、……ぅあ、はやと、も、……だめッ…」
浴室に漂う湯気と妄想の中の勇斗に頭がくらくらする。
ごめん、勇斗、こんなことしちゃダメなのに、
頭では理解しているが乳首と硬くなってる陰茎への刺激はとめることはできない。それどころか動きは早くなっていく。
滑りを良くするため桃の香りがするローションを足した。勇斗に包まれているような気がして更に興奮した。
『仁人』
「……ぁ、あっ……」
『好きだよ』
「ーーーーッ!も、…いっちゃう……っ」
ビクンと体を大きく跳ねさせて、果てた。はぁはぁと乱れた呼吸を落ち着かせようと少し深呼吸。勃起した陰茎からぽたぽたと精液が浴室の床を汚していく。そんな床を眺めては惨めな気持ちになった。
また、勇斗をオカズにしてしまった。
※
今日のスケジュールは午前中いっぱいは冠番組の2本録り、午後はライブについての打ち合わせ、振り付けの確認等と割とバタつく日だ。勇斗は収録後、別仕事があるみたいだから少し抜けるそうだ。
「おーっす」
年下組はまだ来ていなくてひとり楽屋で番組の台本の確認をしてると、勇斗がコーヒー片手に入ってきた。
「……はよ」
「あれ仁人だけ?他はまだな感じ?」
「知らないっ、」
「ふーん…」
この前オカズにした相手を恥ずかしくて直視することができなくてまた素っ気ない態度をとってしまう。あぁまたやってしまった。こんな自分が嫌だ…
少し離れたソファーに荷物を置いて勇斗はイヤホンをつけたまま座り込み、来月から始まる新しいドラマの台本を真剣な眼差しで読み込む。足を組んで、集中しているのか指先で唇を触っていたり…たまに眉間に皺を寄せたり…その姿が全部かっこよくてチラチラ見るどころかジッと見つめてしまった。
『好きだよ』
この前の自慰行為の時の妄想を思い出して顔が熱くなる。妄想の中の勇斗も現実の勇斗もどっちも好き…胸が苦しくて息が詰まる。うぅ…と項垂れていると突然、あははっと笑い声。
「仁人、さっきから俺のこと見過ぎ」
「…えっ」
「そんな見つめられちゃうと穴開いちゃうなぁ」
「そんなこと、ない」
「気づいてないと思った?ははっ、かぁわいいなぁ仁人は」
「ーーーっ!」
もう無理だ、これ以上同じ空間に居たら自分がどうなってしまうのかわからない。というか、年下組来るの遅すぎないか?!怖くなって読んでいた台本をテーブルに置いて部屋を出て行こうとしたら、腕を勇斗に掴まれた。
「どこいくの?」
「気分転換しに」
「いいじゃん楽屋出なくても。なんなら俺の隣に座れば?」
「…なに言ってっ、」
「そしたら俺のこと近くで見てられるよ?」
「…ッは、…え?…」
掴まれた腕が熱い。
少し引っ張られて、顔を覗いてくる勇斗は少し目を細めてにやりと妖しく笑って「仁人」と言い熱のこもった視線を送る。
ドクドクと心臓が煩い。
たぶん、いま、顔が真っ赤だ。
もう無理、キャパオーバーで、俺ーー
勇斗がカッコ良すぎて、死ぬ。
「ーーーーごめん!」
「ぅおっと!」
ドンッと強めに勇斗の胸の辺りを押すと、よろけて掴まれてた手が離れた。
その隙に急いで楽屋を出た。
少し小走りで、後方から「おい!仁人!」と勇斗が呼んでくれるのが聞こえたがそんな声をも振り切ってただ走った。
非常階段を昇って、何階だかわからないがとにかくひとりになりたくって奥まった男性用トイレの個室に駆け込んだ。
「はぁ、はっ、……はぁ……ッ…」
久々に全力で階段をかけたせいか、疲労感で体全体がずっしり重い。
この後収録があるというのに何をしているんだろう。便座に座って深呼吸をした。ぶわっと汗が吹き出してきて、頬を伝った。
「最悪だ…」
これからメイクをしてもらうというのに、こんな顔じゃメイクさんに申し訳ない。それにしても、勇斗はどういうつもりであんなこと言ったのだろうか。
「もしかして、バレてるのか…?」
自分が好意をもっていることを。
じゃないとあんなこと言わないよな…
まさか勇斗も自分のことを……
「いやいや、まさかそんな……自惚れちゃだめだ……」
少し期待をしたが、すぐに打ち消した。
だってそんなわけないじゃないか。
もう何十年も一緒に居て、築いてきたこの関係を自分の一方的な好意のせいで解消されたくない。
だからこの気持ちを伝える気持ちはない。そっと胸の奥にしまい込んでいたいのに、勇斗の行動のせいでそうさせてくれない。
「……って言っても」
結局好きだと伝える勇気がないだけだ。
ブブッとポケットに入ってるスマホが震えた。メッセージアプリを開くと柔太朗から連絡がきていた。
『よっしーどこ』
『メイクの時間になるし、みんな探してるよ』
『はよ来て』
「……はぁ………」
どんな顔して楽屋に戻ればいいんだろう。とはいってもスタッフの人たちには私情を挟む訳にはいかない。重い腰を上げて個室のドアを開けた。
トボトボ歩いてトイレを出て、テレビ局の廊下に出る。
「あ、仁人いたわ」
「…ッ!?…ぅわーーっ!!??」
廊下でばったり。まさかの勇斗がそこに居た。驚きのあまり壁に背中を預ける。スマホを耳に当てて誰かと電話してるようで、「連れて戻るわ」と言って電話を切った。
「お前どこまで行ってるんだよ」
「…なんでいるの……っごめん、お、お腹いたくて」
なぜ居場所がわかったのか…偶然か?
咄嗟に嘘をついてしまった。ジトーっと疑いの眼差し満々の視線に体が小さくなってしまう。
「だからってこんな遠くまで行かなくてもよくね?急に楽屋出てくからビビったわ」
誰のせいだよっ!と思わず突っ込もうとしたがゴタゴタになりそうなので、無言を貫く。うぅ、視線が痛い…
「はぁー……とりあえず戻るぞ」
「………うん」
なぜかため息をつかれる。
なんだかふたりの間に気まずい雰囲気が流れ、どうもソワソワしてしまう。楽屋に戻るまで、お互い無言だった。前を歩く勇斗の大きくて逞しいその手に触れてみたくって、少しだけ自分の手を伸ばしてみた。今、このまま手を繋いだらどんな反応するのか想像してみたが気持ち悪がられたら、嫌悪感を出されたらと考えたらすぐに手を引っ込めた。勇斗には嫌われたくない。
ーーーー泣きそう。
いっそのこと、諦められたらどんなに楽なんだろう。
※
午前中の収録は上手く気持ちを切り替えてなんとか乗り越えた。ライブの打ち合わせも何事もなく終了して、今はいつものスタジオでライブの流れの確認中。キュッキュッと5人の足音、床と擦れる音が揃っており聞いていて心地良い。
曲が終わる。次の曲は、勇斗とおでこを近づけてから始まる、この曲ーーーー…
向かいに勇斗が立つ。左肩に手のひらが触れて、顔が近づいてきて、おでこがコツンと小さくぶつかる。目を瞑る。触れられたところが熱い。全部、熱くて溶けそう。
「ーー仁ちゃんっ!」
舜太の声に大きく目を見開く。
頭がぼんやりする。あれ、次の振り付けは、立ち位置はどこだっけ……
「っあ、……」
「珍しいなぁ〜吉田さんがミスるなんて」
「……ごめん」
「一旦休もう」
柔太朗の一声で少し休憩することになった。細かく決められたスケジュールが崩れて申し訳ない気持ちでいっぱいになる。プロ失格だ。
「よっしーどうしたの」
隅に並べられたパイプ椅子に座って少し項垂れていると、柔太朗が隣に腰掛けてくる。
「なんもない…」
「いやいや、うそでしょ分かりやす過ぎ」
「…ごめん」
「謝ってばっかり。良いよ俺らのことは気遣わなくても。無理には聞かないけど、しんどい時は相談してよ」
「……ッじゅ、じゅうたろぉ〜」
メンバーからの優しさが今は沁みる。
するとぽんっと頭に手を置かれる。激しく撫でられてセットされていない髪がくしゃくしゃになった。
「面倒くさい仁ちゃんには手を焼きますなぁ〜」
「おい舜太、調子乗んな」
「えぇ〜!怖っ!柔と俺の扱いの差はなんなんっ?!」
「俺らYJコンビの絆舐めんなよ、なぁよっしー」
「なにそれー!そのじんだって負けないぞ!」
あははっと3人で笑い合う。
落ち込んでいた気持ちも少しずつなくなっていった。ありがたい。こうやって助けてくれる人たちが近くにいてくれるのは本当に恵まれている。幸せだ。
そんな3人のやり取りを遠くから眺めている人物がいることに、この時気づかなかった。
※
あの後、休憩を終えてひと通りの流れを再度確認して今日のスケジュールは終了。終わったのが21時過ぎで自分以外の4人は明日も仕事があるというので早々に解散になった。ありがたいことに忙しくさせてもらっている。自分は明日は久しぶりのオフだ。何をしようかと考えるのが楽しい。
「…あっついな」
まだ熱が冷めない。何曲か踊ったのもあって汗は引いたもののベタついている気がして嫌なので帰る前にシャワーだけでも浴びていこうと思い、下着と替えの衣類が入ったカバンを持つ。スタジオを出て廊下を少し先にシャワールームがある。バスタオルやらボディーソープ類も備えられていて大変ありがたい。もう遅い時間なので人の気配が少なかった。廊下ですれ違うスタッフさんたちに「お疲れ様でした」と挨拶しながらシャワールームへ向かう。さすがにこの時間じゃ誰も使っていないようでシン…と静かだった。手前にある更衣室で脱いだ衣類や持っていたカバンをカゴに入れる。熱めの温度のシャワーを浴びた。汗が流れていく感じがして気持ちいい。ふと休憩中、勇斗がTシャツの裾で顎を伝う汗を拭うところを見てしまった。バキバキに割れている腹筋、綺麗に引き締まっている体、ニカッと悪戯っぽく笑う顔を思い出してお湯の温度のせいなのかそれとも羞恥心なのか顔が熱くなった。自然とコンプレックスでもある陥没乳首に手がいく。
「…ッん、」
だめだめ、家じゃないのにまたこんなことしちゃ…
でもやめたいのにやめれない。
イケナイことをしていることに、はぁはぁと吐息が少しずつ荒くなっていって興奮してくる。コリコリっと弄るとぷくっと乳首が硬くなっていって、ジンジン甘い痺れが襲う。へにゃ…っと腰が砕けそうになるがなんとか耐えた。足が小さくガクガク震える。
「……ん〜ッ、ぁあ、…はや、とッ…はやとぉ……」
小さい声で好きな人の名前を呼ぶ。
またゆるく勃ち上がってるものに手を掛けようとした時、外からガタンッと物音が聞こえた。
「……っ!?」
予想外の出来事に両手で口元を覆う。
ドクンドクンと心臓の飛び出てくるんじゃないかってくらい鼓動は激しい。
まさか……誰かきた?
他にもシャワールームは空いているから、大丈夫だとは思うが早く出てしまおうと急いで出る準備をする。大慌てで出て、大判のバスタオルを羽織る。すぐそこの更衣室へ行き着替えようとしたが、
「…えっ!?」
持ってきたはずの、風呂上がり後に履く予定だった下着と洋服がない。……ない?なくなるなんてこと、あるか?
誰がーーー…
「じーんとっ♡♡」
後ろから、もう随分と聞き慣れた声色はずいぶんと甘ったるい声。
ギギギッと錆びたおもちゃのような音が鳴りそうなくらい顔をゆっくり声のする方へ振り向くと。
「な、なんでっ、帰ったはずじゃ、」
とてもご機嫌そうに微笑んでいる勇斗がそこに立っていた。
「探しものはこれでしょ?」
片手には自分が持ってきてカゴにいれたはずの下着と衣類を持っている。バスタオル1枚、とりあえず下半身主に隠しつつ、先ほどまで弄ってたせいこの乳首も見られないように片手でうまく隠す。こんなところ見られたらたまったもんじゃない。
「ね、こっちおいでよ仁人」
「む、むり、こんな格好だし…というか勇斗なんでここに?とりあえず着替えてからじゃ「…だめ」
スバっと話を遮られる。
というか、勇斗……怒ってる?なんで?
「さっき、舜太と柔太朗とずいぶん楽しそうに話してたね…頭撫でられて笑ってたけど…嬉しかったの?」
「そんな、笑ってなんか…」
「言い訳するなよ」
「……ッ、はっ、はやと、?」
スッ…っと瞳の光が消えて、暗く虚な目で真顔の表情にゾワっと全身が震える。こんな勇斗知らない。
「さっき俺の名前呼んでたくせに」
「ーーッ!?……あっ!」
羽織っていたバスタオルを奪われた。バサっと手に届かないところへ投げられてしまう。つまり自分は今、全裸を晒している状態だ。つい内股気味になってしまうがとりあえず逃げようとすると腕を掴まれ力強く引き止められる。
待って、名前って、聞かれてたってこと?
「やめて、勇斗お願い…」
「やめるわけないだろ」
冷えてきてる肩は勇斗の手にトンっと押され、壁に追いやられて背中に冷たい壁が触れた。全身を見られてると思うと恥ずかしくてどうしようもない。
「かわいいね、仁人」
さっきとは打って変わって、今度は愛おしそうな目でこちらを覗いてくる。
なんなの、勇斗がわからない。
どういうつもりでこんなことを?
「……かわいくない、どうしちゃったの勇斗、…らしくないよ?それに寒いから服返して…」
「いいの、今から熱くなるから」
「……どういう、…ひッ、ぁあん!」
急に乳首をくにっと摘まれた。
聞いたこともない高い自分の声に驚いて両手で口を覆った。顔が真っ赤になっていくのが分かり、勇斗の突然の行動に驚いて何も言えなかった。
そんな自分を見てくすくすそれは楽しそうに笑って「俺らしくないって?」と首を傾げる。
「仁人の想像する俺ってどんな?優しくて、仁人が楽しそうに誰かと話していても許せる心が広い奴?」
「ぃや、…そこっ、さわらないで…」
「こんな美味しそうなものが目の前にあるのに、食べないわけにいかないでしょ」
「……ッん、ぁあ!、…やだ、やめてッ」
勇斗が少し屈むとふわふわの黒髪が顎の辺りにあたってくすぐったいと思ったのと同時に、指先で弄られていた乳首をぺろっと舐められてそれから口に含まれて舌で刺激される。たまにカリッと甘く噛まれるとビクッと体が反応してし
「まさか仁人が陥没乳首とはなぁ〜」なんて自分がコンプレックスに思ってることをいざ好きな人に言われてしまうと恥ずかしくて穴があったら入りたい気分。
「……ぃ、いわないでぇ…」
「なんで?陥没なんて弄め甲斐があって可愛くてめちゃくちゃ興奮するんだけど?仁人のこのお腹だって柔らかくて触り心地良くて最高だよ♡」
「……ひどい、勇斗に言われてから気にしてるのに…」
「あははっ、それは好きな子をついついからかっちゃうのと同じ感じだよ。俺は仁人のすべすべのマシュマロみたいな肌の顔も腕も足もお尻もこのお腹も、なにもかもぜーんぶずーっと大好きなのに、なんで仁人は気づいてくれないの?」
「……えっ?」
ーーー大好き?今、なんて?
「体、すっかり冷えちゃったね、ごめん俺のせいで…そうだ、この後俺の家来ない?ここから近いしさ。お風呂入っていきなよ」
少し鳥肌が立った体に着ていた上着を勇斗が羽織ってくれた。
「…いや、だいじょうぶ、「仁人」
また遮られる。
恐る恐る、目の前にいる勇斗を見たらノーとは言わせないとばかりの表情。獲物を狙うようなギラついた瞳で見つめてくる。
ぞくぞくっと興奮するのがわかる。
「うちにおいで」
きみは僕のもの 前編 終
はじめまして。
陥没乳首jntを書きたかったのです
snjn 自給自足始めました。
マイペースに更新していこうと
思っています。よろしくお願いします。
#ご本人様には関係ありません
#吉田仁人
コメント
1件
うわあ…読んだ読んだ…!めっちゃ重くて切なくて、でも最後の勇斗の豹変がすごくて鳥肌立ったよ…。仁人の片思いが痛いほど伝わってきて、♡♡♡シーンも切なくて、でも最後の「うちにおいで」で一気に空気変わった…。続きが気になりすぎる…!かなさんの描く仁人の心情が繊細で、読んでて胸がぎゅっとなった。初挑戦とは思えないクオリティで、続き楽しみにしてます!