テラーノベル
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🖤side
机の上に置かれた紙を見ると樹の字で
「慎太郎さんがこっちで働いてもいいだって!」
と書いてあった。
「ヨシッ、」
ガッツポーズを決めて樹に近づき、小声で行ってきます。という。
「おは、ようござい、ます、、」
あくびをしながら挨拶をする。
「おはよー。」
はいこれ、と髙地さんから紙袋をもらう。
「え、いいんですか?」
「ちょっと早めだけど、明日にでも樹くんと食べて。」
「樹これ大好きなんでめっちゃ喜ぶと思います。」
「俺からの誕生日プレゼント。きちんと構ってあげてね。」
「髙地さんもジェシーさんにあんま構ってあげれてないでしょ。」
「樹がおんなじ職場なんでよく言ってるって。」
苦い顔をして椅子に座る髙地さん。
「…おれ明日ここ辞めます。」
「お前が決めたんならそれでいいよ。」
ニコッと微笑んで仕事に取り掛かる。
昼休憩になっておにぎりを食べる。
「隣、失礼しまーす。」
そう言ってきたのは髙地さん。
とりあえず黙々とたべ続ける。
「明日は、ゆっくりしなよ。」
「辞表出してすぐ帰ってやりますよ。」
💙side
「慎太郎さーん。ちょっとこっちきて」
「どうしたー?」
「なんか、剥がれてる」
「え?え⁈昨日ジェシーと頑張ってた作ったのに…」
悲しそうに慎太郎さんが言う。
「手伝いますよ。一緒に作りましょ。」
「え!いいの?ありがとう〜!」
ジェシーも呼んで作り直す。
「こんなもんでいいかな…」
「めっちゃ綺麗になってる!」
「ありがとう〜樹。」
頭をなでなでしてくる。
「子供じゃ、っ、ないっ、!」
「DAHAHAHA!」
「はいはーい。とりあえず出るよ〜」
とりあえず頑張る。
「樹〜、これあっちの卓に出して」
「はーい。」
なんか今日忙しいんだけど。
結構穴場な所で働いてるのであんまり人が来ない店。
でもなんかなんでか人が多い。
「慎太郎さん、なんか人多くてないっすか?」
「ね、なんか人多いよね。」
「まあ、売上上がるからありがたいんだけど。」
とりあえず昼休憩入る。
「あの、明日、休んでいいですか、、?」
「んー?どうしたのさ。」
「いや、あの、明日北斗の誕生日で…」
「おおー!全然休みな。」
恋人との時間は大切だからね。と言ってくれた。
いい職場だなぁ…
「あ、じゃあさ、なんか買いにいって来なよ」
「え、いいのに。」
「いーのいーの。ほら、行ってきな!」
「あ、でも時間には帰ってきてよ?」
はい、と言って店を出てく。
北斗、何が好きだっけ…
チョコ好きだっけ。
個包装のチョコを買う。
「北斗この味好きだったよね。」
俺もこの味好きだし、選んで渡してもらう。
「誰かのプレゼントですか?」
「あ、恋人へのプレゼントです。」
「では、ラッピングもしときますね」
「…!ありがとうございます!」
ルンルンな気分で仕事に戻る。
「おかえりー」
いいの買えた?と慎太郎さん。
「きっと樹だからいいの買ってるよ〜」
とジェシーさん。
「何買ったの?」
「あ、北斗チョコ好きなんで、個包装のを。」
「いいじゃーん。」
「北斗、喜ぶかな、、、」
「樹が選んだからきっと、喜ぶよ」
「さ!仕事入るよー?」
慎太郎さんが言ってみんなで「はーい」と答える。
🖤side
「んあぁ、、疲れた、、」
「お疲れー。」
ブラックかラテ、どっちがいい?と書かれてラテを選ぶ。
「俺もやめるわ。こんなとこ。」
「え、まじすか。」
「うん。ジェシーとおんなじ所で働く。」
「それって、樹とジェシーおんなじ所だから…」
「「結局職場同じかい!」」
はははっ!と笑い合う。
「まあ、髙地さんが居るだけで安心ですよ。」
「えー?そう?」
嬉しい、と微笑む髙地さん。
「あ、あとさん付けじゃなくてこーちでいいよ。」
「じ、じゃあ、こーち」
「ずっと一緒に居るからねー、もういっそ呼び捨てでいいや、」
心のどこかでホッとしてる自分がいる。
優しいんだよなぁ…こーちさん。
、あ、またさん付けになってる。
まあ、いいか。
明日、樹に喜んでもらえたらな、
すぐに辞表出して帰ってやる。
こんな会社、すぐ辞めてやるよ。
—— To be continued——
コメント
1件
あやねさん、第2話読みました! 樹くんと北斗くん、それぞれの視点で進む温かいお話ですね🖤💙 樹くんが北斗の好きなチョコを選んで「この味好きだったよね」って覚えてるところに愛を感じましたし、こーちの「ずっと一緒に居るからねー」にホッとする気持ち、すごくわかります。 職場のやりとりもほっこりしました!続きが気になります〜
あやね
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まゆ
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