テラーノベル
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🦍(独身)↔🍆🔞
御本人とは関係ありません。
あくまでもフィクションです。
ご了承下さい。
(続きものです)
ドズルさんに抱きしめられながら、肩に顔を埋めている俺。このまま時が止まってくれたら…と思っていたら耳元で…
「ぼんさん…いい?」
と囁かれる。その瞬間、身体の奥からゾクゾクと欲情の波が押し寄せる感覚に陥る。
俺は静かに顔を上げ
「…ドズ…さ…ん…」
と真っ赤な顔して名前を呼ぶのが精一杯だった。
そんな俺をドズルさんは愛おしそうに見つめ、 再び深く唇を貪る。
2人の吐息が漏れ、舌が絡み合う水音が部屋中に響き渡る。
唇が離れたと思ったら、次にドズルさんは俺の耳…首へ…キスを落とす。
『この人は俺のものだ』と他者に警告を示すようにドズルさんは刺激を刻んでいく。
元々首が弱い俺は、その刺激が加わった事でガクンと力が抜け、喘ぐ事しかできなくなり…
「…だめ…首…んんっ……ド…ドズさ……あぁんっ…」
俺の性感帯を知ってしまったドズルさんは、更に角度を変えて首元に刺激を与えようと試み…上着を脱がせ、シャツをも脱がせようとしたその時、ドズルさんの携帯が鳴る。
『は?…これからいいとこなのに…』と溜息をつきながら携帯の画面を見ると、相手は仕事の電話のようで…
「…ぼんさん…すみません。ちょっと電話出ます…ね」
と名残惜しそうに俺を見つめ、携帯を持って部屋のベランダへ向かおうした時に…
「続きはあとで… 」
と耳元に囁かれた。
その言葉に期待と高揚感に掻き立てられ、心臓がバクバクと心拍数を上げる。
しかし…マイナス思考のもう一人の自分が訴いかける。
ハイクラスな旅館が似合う敏腕で優秀な社長に対して、何の取り柄もないおっさんの俺じゃあ…立場的にも…人間的にも不釣り合いじゃないのか?…
と頭を過ぎる。
『はぁ…やっぱ俺じゃ役不足だよな…』
と頭を掻きながら溜息をつく。
…ベランダの方を見ると、俺に背を向けて話をしてるドズルさんと夕日とのシルエットが相まって、めちゃめちゃカッコ良すぎて…目が離せない。
あの人を諦めきれない…
葛藤しながらドズルさんを見つめていたら…携帯からメールがきた事を知らせる。
誰だ?と思いLINEを確認すると、相手はおらふくんだった。
『大分ぶっ飛びお疲れ様です。ぼんさん疲れてませんか?大丈夫ですか?もう東京に戻りました?』
と昨日の配信を知ってか、おらふくんが心配してメールをくれた。
『まだ大分なんだよね』
と返す。すると…
『え?いつもなら日帰りで帰るのに、今回泊まりですか?もしぼんさんが東京に戻っていて、元気ならご飯でも…って思ってメールしました』
と嬉しい誘い。 おらふくん優しいなぁと思い返事を返す。
『そうなんだ。ありがとう。せっかく誘ってくれたのにゴメンね。また今度一緒にご飯行こう』
と返信すると
『了解でーす。僕もお土産待ってますねwww』
『分かったwww』
メールのやりとりにほっこりしていたら、 玄関のドアからノック音が聞こえた。
『何だろ?』と思い、乱れた服を整えながら玄関へ向かう。
「…はい?」
玄関には数名の仲居さんが居て、深くお辞儀をされた。
「失礼致します。お食事の準備に参りました。お部屋の方、入らせて戴いてもよろしいですか?」
と訪ねてきたのだ。
『もうそんな時間なのか』と思い、ベランダの方を見ると、ドズルさんはまだ仕事の電話中だった。
これ…もう少し長引くかな…と思い
「あ…はい。お願いします」
と返答し、部屋に招き入れる。
仲居さん達がお座敷のある部屋の方で忙しそうに準備をしている間、邪魔しちゃいけないだろうと思い、隣の部屋でソファに座りながら外の景色を眺めていた。
暫くして、電話を終えたドズルさんが向かいのソファに座って俺に尋ねる。
「もうそんな時間ですか?」
「みたい。仕事の電話は?」
「大丈夫です。無事解決しました」
「…さすがだわ」
「フフッ。さて…僕達は美味しいものを堪能しましょうかね」
「…ねぇ、ドズさん。…本当にいいの?元々は罰ゲームで大分に来たのに…こんなご褒美みたいな事になって…」
と戸惑っていたら…
「こんな日もあっていいじゃないですか。いつも頑張ってるんですから!」
と俺の気持ちを察してか、優しく…そして力強く答えてくれた。
「ドズさん…ありがとう。ドズパパにもお礼を言わなきゃ」
「フフフ…そうですね」
お互い笑顔で話していたら…
「お客様、お待たせ致しました。御夕食の準備ができました」
と仲居さんに案内され、大きな座卓に海の幸・山の幸・豊後牛・温泉の蒸気で蒸された『地獄蒸し』の食材・地酒やスイーツなど豪華すぎる食事が沢山並べられていた。
仲居さんから料理の説明や食べ方などを聞き、『御用がありましたら、いつでもお呼び下さい』と言い残して部屋を後にした。
再び2人きりになり、豪華な食事に目を輝かせ、向かい合わせに座った。
「ぼんさん、せっかく美味しい地酒があるんだし…少し飲みます?」
「いいですね」
「フフッ。九州のお酒といえば焼酎のイメージが強いんですけど…今回は大分の美味しい日本酒を用意して頂いたみたいですね」
とお品書きを見ながら伝えてくれる。
そしてお互いのお猪口にお酒を注ぎ…
「じゃあ、ぼんさん乾杯っ!」
「乾杯!」
お互いのお猪口をコツンと合わせ、 一口呑むと…、フルーティーな味わいで後味も良く、 スゴく飲みやすい美味しい日本酒だった。
「これ美味い!」
「えぇ。爽やかで美味しいですね。でもぼんさん、明日運転がありますし…、元々お酒弱いんだから程々に…」
「分かってますって…」
と言いつつ、もう一杯口に運ぶ。
普段呑まない俺でも、このお酒ならちょっとはイケるなぁ…と感じたが、さすがに明日の運転の事を考えると…と思いセーブした。
「ぼんさん、これ関アジと関サバですよ。どっちも美味しいと思います。食べ比べてみて下さい」
「どれどれ……パクッ。うわー!本当両方とも美味い!」
「でしょー!大分には、まだまだ美味しいもの沢山ありますから」
「出たー!観光大使!!」
「フフフッ。あっ!この豊後牛のステーキも美味しいですよ 」
「うわぁ…ホントだ。豊後牛うっま!」
「ね!」
「あっ!牡蠣もあるじゃん。…これ、マジ美味い。味が濃厚で最高だわ!あと…この蒸された野菜も美味くて幸せ過ぎる!」
何もかも全てが美味すぎてガツガツ食べてたら…
「ぼんさん、ぼんさん。そんなに急いて食べてたら…喉詰まらせますよ?」
笑いながらも心配してくるドズルさん。その矢先…詰まらせる俺…
「うぅっ…ゲホゲホ」
「ほらぁ、大丈夫ですか?」
急いで俺の横に駆け寄り、不安げに背中を擦る。
「…はぁ…もう大丈夫。へへっ…頬張りすぎちゃった…」
「もぅ…心配させないで下さい。ご馳走は逃げませんから…ゆっくり味わいましょ?」
そうね。そうね。と反省し、その後2人して沢山の料理をのんびり食べてお腹いっぱいになった。
食事を終え、仲居さん達に片付けをお願いしている間、俺はベランダのチェストに座り、タバコを吸いながら別府湾を覗く夜景を堪能していた。
一方ドズルさんは洋室のソファに腰掛け、ノートPCから今日届いたDMを確認していた。
そうこうしている間に片付けが終わったのか、仲居さんの1人が『明日の朝食は、いかが致しましょうか?』とドズルさんに尋ねる。
『朝食は…結構です。僕達、朝は食べないので…』とやんわり断ったら、 『分かりました。それでは失礼致します。ごゆっくりお寛ぎ下さいませ』と言い残し部屋を後にした。
俺はタバコを吸い終え、ドズルさんの元へ向かう。
「ドズさん、もう終わります?」
「はい。あと1つ見たら終わりです。ぼんさん…お風呂、先にどーぞ。これ見たら僕も行きますので…」
画面を見つめながら俺に伝える。
「じゃあ、先に頂きますね 」
と言い残し、浴衣を手に部屋に備わっている豪華な露天風呂へ向かった。
脱衣所で衣服を脱ぎ、 …次に髪や身体を洗って…露天風呂に浸かる。
「うーん…気持ちいい」
と肩まで浸かり手足を伸ばす。
『手足を伸ばして入る風呂は何年ぶりだろう?』と考えながら夜空を見上げると、 そこには無数の星と優しく照らす満月が地上に微かな光を運ぶ。
普段の雑踏から離れ、 非日常的な今という時間に酔いしれる。
「あーいい湯だ…」
と思わず声が出る。
大きく背伸びをしながら温泉を満喫していると、 仕事を終えたドズルさんが浴室の引き戸を開けて覗き、露天風呂に入っている俺に訪ねる。
「ぼんさん…湯加減どうですか?」
「ちょっどいいですよ。あぁー極楽…」
と頬を赤らめながらドズルさんに顔を向け、ニコッっと満面の笑みで答えると…
「…ゔっ…、ぼんさん…。その顔…他の人に見せちゃ絶対ダメですよ!」
と釘を刺される。
「はぁ?何で??」
「当たり前でしょ!その蕩けた顔…色気を纏うその肌…全部僕のものです」
と『他の奴に貴方は絶対渡さない』と言わんばかりの気持ちをぶつける。
「…へ?…へ?」
「…ホントに、もう…。無自覚に色気を振り撒き過ぎなんすよ…全く…。こっちの身にもなって下さい…」
「…はぁ?」
『この人…マジか?事の重大さに気づいてない?』 とドズルさんは大きな溜息をついた。
「…ぼんさん。本当に気づいてないんですか?」
「…何が?」
「貴方が足湯に入っていた時…隣の女性や向かいの女性達、足湯の周りにいた人々皆んなが貴方を見ていた時の目…」
「…俺を?」
「…えぇ。皆んな貴方を狙っている目をしていましたよ…」
「えーっ?そんな訳無いじゃん。ドズさん…考えすぎwww」
それは無い無いと右手で払うアクションをする俺に対して、再度大きな溜息をつきながら俺を睨む。
「それに…先程夕食の準備や片付けをしていた仲居さんの内の2人が、ずーっとぼんさんを追うようにチラチラ見ていた事…気づいてましたか?」
「はぁ?うそでしょ?」
「…ホントです」
「そうなの?全然気づかなかった…」
「でしょうね。…だからぼんさんは隅に置けないんですよ…」
と腕を組みながら引き戸に寄りかかり、また一つ大きな溜息をつくドズルさん。
困り果てるドズルさんを見て、不謹慎ながらも『あぁ…カッコ良い…』と心の声が漏れそうになり、やっぱり見惚れてしまう俺。
「…ぼんさん…聞いてます?」
「…え?……あ…はい…」
「もしかして…逆上せてませんか?」
俺の身体を心配したのか、近づいて尋ねるドズルさん。
「いや…大丈夫…」
「ならいいですけど…」
と少し安心して脱衣所へ戻ろうとしたドズルさん。
「俺…ドズさんに逆上せてる…だけなんだけどな…」
とボソっと心の声が出てしまった。
思わず言ってしまったけど、まぁ聞こえてないだろう…と思ってたら…
「…ぼんさん、聞こえてますよー」
と咄嗟に振り向き、ニヤっと歯茎を見せる。
『えっ?嘘でしょ?地獄耳なの? うわぁ…どうしよう…』とあたふたしていたら…
あっという間にドズルさんは服を脱いで…脱衣所から風呂場に入ってきた…
いつも鍛えられてるドズルさんの身体を目の当たりにして…心臓がぎゅーっと捕まえられたように息をのみ、下半身に血がドッと集まり始めた…
『ヤバい…オイ、収まれって…』と自分のモノに指令を出すが、身体は自分の意志に反してムクムクと熱が籠り…勃ち上がっていく…。
ドズルさんが髪と身体を洗い流し終わった頃には、俺のモノは完全に勃ってしまった。
『うわー…ヤバい。ヤバいって…鎮まれー!』
俺は体育座りの様に膝を曲げ、股間を隠しながら勃ったモノを抑えていたが…
髪をかき上げながら露天風呂に近づくドズルさんに目が釘付けになる。
『オイ…俺の色気が…なんて言う前に、自分の色気をどうにかしてくれよ…』
露天風呂にドズルさんが入ってきて… 俺の横に浸かる。
俺は更にギューっと身体を丸め、股間を抑える。まともに顔を合わせられないと思って顔を逸らすが…
ドズルさんはそんな俺を隣でじーっと見つめる。
俺は『バレやしないか?』とハラハラしてると…
「ぼんさん…いい湯ですね」
「…は…はぃ…」
「眺めもいいし、夜景も綺麗で、いい休養になりましたね」
「…は…ぃ…」
「ぼんさん…」
「……」
「どうしました?」
「……」
「ぼんさん…?」
「……」
暫くの沈黙が続く。
さすがに俺の態度と返答に業を煮やしたのか…
ドズルさんは俺の頬に手を添え、優しく自分の方に顔を向かせる
「…こっち向いて…」
ドズルさんと目が合った俺は恥ずかしくて目線を逸らそうと思ったが…
心を射抜くような眼差しのドズルさんから目が離せなくなった。
頬に添えている手に少し力が入った瞬間、ドズルさんの唇が近づきキスをする。
次第に啄むようなキスになり…そして深く口づける。
「…んっ…」
ドズルさんの舌先が俺の唇をノックし、緩めた唇の隙間から舌が入ってきて、俺の舌を絡めるように濃いキスに変わる。
「…ふっ……んんっ……はぁ……」
身体が火照り、漏れる吐息が脳に響く…
少しずつ身体の力が抜けていき、抵抗できなくなってる俺を悟ったのか…ドズルさんのもう一方の手が、股間を抑えている俺の手に触れる。
ビクッと反応した手の上に優しく手を置くドズルさん。そして股間から手を離す様に促す動きをする。
その間も、深く食い尽くすようなキスを続けられ…
いつの間にか…片方の手は太腿の横に置き、もう片方の手はドズルさんと恋人繋ぎをしていて…俺の思考回路は止まる寸前だった。
『…もう…ダメ…』
自分の欲情と身体の高揚感が最高潮となり…目に涙が溜まり始める。
そんな俺に気づいてか、唇が離れ…赤面している俺を見て、愛おしいそうに頬を撫でながら眺めるドズルさん。
「ぼんさん…」
「…///」
「貴方が欲しい」
「……///」
「貴方の全てを…僕のものにしたい…」
「………///」
真剣な眼差しで愛を囁き、俺の手を引き寄せ、ひしと抱き締める。
「…ぼんさん」
「…///…ドズ…さん…俺…」
「…はい…」
「…ドズ…さん…が……」
『好き』と言おうと思っているのに、温泉の熱さなのか…身体の高揚感からなのか…頭がクラクラし始めた。
「…ド……ズ……さ…ん……が……」
「えっ?ぼんさん?」
俺はそのままドズルさんの肩にポスッと頭を乗せ…身体が動かせなくなった。
「ぼんさん!大丈夫?…うわ、逆上せちゃったか…ヤバい!」
と心配し、すぐに俺を抱きかかえて風呂場を後にした。
「ぼんさん…聞こえる…?」
「ぼんさん…分かりますか…?」
「ぼん…さ…ん……」
抱きかかえながら移動してる最中も、俺に声かけをするドズルさん。
でもその声が、遠く微かに聞こえるようになり…いつの間にか気を失ってしまった…。
コメント
6件
完成が遅くなってスミマセン。 まだまだ未熟なんですが…続編も頑張ります。 コメントを頂きありがとうございます。
続きお待ちしてました🙇✨心がふぁ〜☺️ってなります^ ^(語彙力なくてすみません💦)お話の中の2人がいる空間、雰囲気...本当に最高で好きです^ ^✨