この小説は一切ご本人様に関係ありません。
四流(ほのぼの)
わんく
E「…銭湯?」
U「そ!たまにはええやろ?人数少ないけど…。」
『温泉』この季節には丁度良い、だが私の自業自得とも言える勝手な理由があり、出来るだけ露出系は避けたい。温泉に行くメンバーはコネシマさん、鬱先生、トントンさん、グルッペンさん、ゾムさん。そして最後に私を誘ったと言う事だった。他は予定が詰め込まれており難しいらしい。…これだけでも多いと思うのは私だけなのだろうか。そう思いながらも私はやんわり断ろうかな、と思っていれば背後に嫌な気配を感じとる。
E「……。」
Z「勿論ええよな?エミさん。」
E「…ハイ。」
U「おっしゃ!!これで決まりやな、じゃ今日の19時頃よろしくな~。」
E「えッ!?今日なんですか?!」
そう私が声を荒げるも早々に鬱先生はコネシマさんとこの職場から出ていった。…最悪や。なんなら今日が一番露出系を避けたいと思っていたのに…後ろに顔を向ければにぃ、と口角を上げ今日の夜が楽しみに見えるゾムさんがこちらを見る。私は怒りを通り越して殺意すら湧いてくる。この人は本当にドSなんだな、そう私は実感した。
夜
U「いや~楽しみやな、シッマ。」
K「せやな!!やっぱ銭湯はこの人数やないとな!!」
G「お風呂~…♪」
T「…どんしたんエミさん。凄い嫌そうな顔しとるけど。」
E「え…出てました?」
やはり嫌な顔をしているのは私だけ、こんなの嫌に決まっているだろう?やっと寒くなってきて長袖に長ズボンと肌を隠し暖を取るのが多くなってきたという季節なのに、何故無駄に、それに皆さんの前で露出しなきゃいけんのか意味が分からない。はぁ…、と溜息しか出ない私をよそにゾムさんは楽しそうな顔をしている。そうこうしていれば目の前は銭湯だった。
E「…。」
Z「…どしたんエミさん笑、そんな顔すんなよ~!」グイッ…
E「わゎッ…」
私の肩に腕を回すゾムさん。その間に皆はズカズカと中へ入って行く。私達も取り残される訳にもいかないので足早に着いて行く。そして脱いだ服を入れる為のロッカーにまで着いてしまった。あぁ嫌だ、なんなら今ここで抜け出そうか、そう思うも私以外はほぼ全員脱ぎ終わり私を待っていた。脱ぎたくない…そう思うも皆は私を急かす。早くしろやら先行くぞやらで耳鳴りがしてくる。私も流石にプライドがあるため更衣室へ駆け込む。
E「はぁ…何で私がこんな目に…。」
そうブツブツ呟いたって無駄なのだ。そう思えば私はタオルを腰に巻き、心の決心をする為深呼吸を一、二回程行う。そして私は更衣室の取っ手部分に手を掛ける…が、やはり恥ずかしい物は恥ずかしくただそこで顔を真っ赤にして立ち尽くすだけ。それにしびれを切らしたのか、コネシマさんが開けるぞ、と声を荒げる。やばい、そう思うも扉は開かれる。
ガチャッ…
K「おら早よ…」ピタッ…
U「え…。」
G「ァ…。」
T「…あっ…。」
Z「んッッ…w」
E「~~~ッッ…///」
私の裸を見た瞬間ゾムさん以外の皆さんは目を見開きその場で硬直する。何故かって?それはね…私の身体中にはいくつもの噛み跡があり、太股やら鎖骨部分やらとにかく色々な箇所にある噛み跡を皆の視線がズキズキと刺さる。恥ずかしい、逃げたい、そんな思いで私は顔を手で覆う。だから嫌だったんだ、と後悔していれば鬱先生が口を開く。
U「大丈夫、大丈夫、そんなんシッマにもあるから。」
K「せやで?ほらこの辺りとか…」
G「俺にもあるゾ。」
Z「良かったな!エミさん、仲間いっぱい居るで!!」
E「でも私みたいに至るところにこんなに噛み跡あります?!//」
T「ブッwwww」
トントンさんがそう笑えば皆も釣られて笑い始める。そしてつい私も軽く笑ってしまう。やはり来て良かったのだろうか、少し楽しいと思う自分も居ればやはり恥ずかしいという自分も居った。でも…楽しいし、結果オーライかな?そう思って私は風呂へ足を運んだ。
終わり。
噛み跡系主結構好きなんですよね。てか今日謎の筋肉痛に悩まされたんでけど、すごいキツかったです。体育の時間とかマジで地獄でした。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
114件
トングル?と鬱コネ?でゾムエミということでおk?
うわー!!めっちゃ好きやわw
どうしよう、タップする手が止まらない