番外編今までにないくらい伸びててめっちゃ嬉しいっす。
嬉しすぎて泣いてまいそう😭
マジでありがとうございます😭
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【shp side】
今日はロボロさんと2人で買い物にきてます。
何買うか?それはな…
まだ1ヶ月くらいあるんやけど、早い方が良いと思って2人でショッピングモールに選びに来とんねん。
rbr「シャオロン、何がええかな…」
色々見て回っていく。
ロボロさん曰く、シャオさんはロボロさんの恩人でもあるらしい。詳しくは教えてくれなかったけど、数年前、シャオさんと会わなければ今のロボロはいないって話してくれた。
何があったのか気になるけど、でもシャオさんがいい人ってのは変わらない。わいに対してもいつも良くしてくれるシャオさん。時々ちょっと狂ってるな〜って思うけど。
ロボロさんと2人でお店に入っては出てを繰り返す。
ちょっと高級そうなアロマ?とかの香りのやつやったり、お菓子やったりを見てみるけど、なかなかいい物が見つからない。
rbr「…一旦休憩にしよか」
((・・*)コク
rbr「なんか甘いもんでも食べよか、なんか食べたいもんある?」
フードコートに行きながら食べたいものを考える。
なんだかんだ引き取られてから色んなものを食べたりすることが増えた。
シェイクだったり、ドーナツだったり、コーヒーっていうちょっと苦い飲み物だったり、ケーキとかもな、たべさせてもろてん。
大体はこの前会ったオスマンさんと一緒に食べた。
オスマンさん、甘党って言って甘いもん好きなんやって。聞いてる限り、グルッぺンさんもらしい。
フードコートで何食べようかなと悩んでるとある物が目に付いた。
『クレープ…』
苺とかバナナとかたくさんのってて、ケーキみたいやな…
さっきの独り言が聞こえてたのかロボロさんが聞いてきた。
rbr「クレープ食べる?」
((・・*)コク
rbr「どれがいい?」
どれも美味しそうで悩んだけど、やっぱり最初目についた苺とバナナのやつが美味しそうだったからそれにした。
苺とバナナのクレープはとても甘くて、クリームもたくさんのっててとても美味しかった。けど、ちょっと多かったかな…
多かった分はロボロさんが食べてくれた。めっちゃ美味しそうに食べてたから、選んでよかったな〜って思った。
クレープでお腹を満たしたらまたプレゼント探し。
色々あって大変やったけど、大きい豚のぬいぐるみがあった。
めっちゃ可愛いし、シャオさんのいつも付けてる豚と合わせてそれにしようって話になった。
大きいから持つの大変やけど、頑張って持って帰宅中。迷子にならないようロボロさんと手を繋いで歩く。
前から男の人数人が歩いてくる。
rbr「ショッピくん、ちょっとこっち寄るで〜」
ロボロさんの方に寄る。
やけど…
男の人「ぃってぇな…」
え?今そっちからぶつからんかった、?
だってわいちゃんとロボロさんの方寄ったで?
男の人「おい、ガキ。ぶつかったんだからなんか言う事ないのかよ。」
『ぁ…ぇ…?』
な、何を求めてる、?謝罪?そっちからぶつかってきたのに、?
そんな気持ちを無視して、男の人たちはわいに近づいてがんを飛ばしてくる。
怖くて怖くてたまらなくて、思わずしりもちをついた。
rbr「そっちからぶつかってきたのにこっちが謝罪せなあかんのか?おかしいやろ」
男の人「はぁ?何言ってんだチビがよぉ」
rbr「はぁ!?」
口論が始まる。
男の人たちは怒声をロボロさんに浴びせていく。
わいは怖くなってロボロさんに抱きついた。
ロボロさんは口論しながらも優しく抱き返してくれた。
口論はどんどん酷くなっていく。
男の人「てめぇ…」
中々引き下がらないロボロさんに男の人たちは痺れを切らし始めたのか、口調がどんどん脅し文句に変わっていった。
最初こそ耐えれたものの途中から耐えれなくなってわいはその場にしゃがんで、耳を塞いで、荒くなる呼吸を抑えることしか出来なかった。
もしかしてわいのせい…?
わいが謝れば済む話なのか…?
そうだ、わいが謝れば済む話なんや。
そう思って立ち上がった瞬間、
鈍い音が聞こえた。
一瞬、理解できなかった。
だけど、お腹を抑えて苦しむロボロさんを見て理解した。
『ヒュッ…ハァッハッ…カハッ…ハヒュッ』
パニックになる。呼吸が浅くなる。上手く呼吸が…息が吸えなくなる。
鈍い音に耳を塞ぐ。
何も出来ない、ロボロさんはわいを助けてくれたのに。庇ってくれたのにわいは何も…。
ただただ耳を塞いで過呼吸起こすだけ。
その瞬間、身体が浮いた。
男の人がわいを持ち上げたのだ。
やだやだ、怖い、怖い怖い怖い。
下ろして欲しくて、暴れてみるがビクともしない。
怖い怖い怖い怖い怖い…..
過呼吸が酷くなっていく。
誰か…..助けて………
【rbr side】
早く立たなければ…ショッピくんが連れてかれてまう…。
だけど、お腹を殴られたのが強かったからか、立つことも出来ない。
ショッピくんは過呼吸を起こしていてとてもしんどそうで、怖いのか涙目で暴れている。
俺は何も出来ひんのか…
あの家に引き取られてから自分は変わったと思ってた。出来ると思ってた、特にショッピくんが来てからは。
1人で外に出ることが出来なくて、道で知らない人とすれ違う事さえも怖かったが、ショッピくんも頑張ってるのだと考えたら、頑張れた。
何よりショッピくんは俺が守るんだとショッピくんが家に来た日、誓ったのに…
結局俺はなんも出来ないのか…
目の前が滲む。だけど、今怖いのはショッピくんだ。
そう思うと涙はすぐに引っ込んだ。
ショッピくんを取り戻すために顔を上げた、
するとそこには…
rbr「シャオロン…?」
sha「やーっと顔上げたか」
そう言ってシャオロンはニコッと笑う。
rbr「ち、ちゃうねん!それよりも早くショッピくん…」
sha「大丈夫やで、ショッピくんの方はシッマとゾムが行きよるわ。」
そういった時に、泣いてるショッピくんを抱きかかえてこっちにくるコネシマとゾムが目に入った。
kn「あいつら、ボコボコにしたけど大丈夫やったか?」
zm「ええやろ、ショッピくん取り戻すためやし。」
そんな事言いながらこっちに来てしまいには
zm「ロボロ、大丈夫か?」
などと声をかける。
頭をわしゃわしゃされる。
sha「よく頑張ったな、ロボロ流石やなぁ」
「怖かったやろ、泣いてええぞ」
昔と全く同じ声でシャオロンは俺に言った。
涙はどんどん出てくる。すぐに俺の顔はぐちゃぐちゃになった。
シャオロンはそんな俺を抱きかかえて
sha「帰るで」
帰路についた。
ショッピくんは泣き疲れて寝てるみたいやった。
怖い思いさせてもたな…ホンマに申し訳ない…もう少しちゃんと守ってあげれたら良かったのに…
家に着いて、ショッピくんはコネシマの部屋で寝る事になった。
俺はと言うと、トントンたちに事の経緯を説明しながらエミさんに手当てをしてもらう。
トントンたちも「よく頑張った」って俺をほめてくれた。
数年ぶりに俺はシャオロンの部屋で寝た。
シャオロンに抱きしめてもらいながら、慰めてもらいながら…
シャオロンは時々サイコパスな部分あったりするけど、やっぱり俺の恩人なんや…
コメント
9件
やっぱりsyaさんの『やっと顔上げたか』みたいな煽ってるところが響く人には響くよなぁ…
しゃおちゃんの人間性の良さがにじみ出てるんよ…… ろぼろとかしょっぴくんにしてることが 無自覚ってのがかっこいいですよね!! ろぼろ!!よく頑張った!!
あれ?私フォローしてない??あれ?コメントもしてないだと??夢の中でしてたのか?フォロー失礼しますね??