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コメント
1件
ええ〜!!😳✨ 今回のエピ、めっちゃ重くて熱かった…! 原田先生がまさかアビスのボスの元教師だったなんて衝撃すぎる…「教え子がボス」って胸がギュッてなる展開だよ😭💔 しかも「エボル・コード」って名前めっちゃカッコよくて不気味…これからどうなるのか気になりすぎる…!応援してるよたけっちさん🔥📖
「待てッ!」
公太が地面を蹴り、一気に駆け出す。
その背中を見ながら、畑中が鋭く指差した。
「あの男が――原田章造だ」
「なにぃ!?」
公太はさらに速度を上げる。
夜の路地に足音が響く。
風を切り裂き、数メートルの距離を一気に詰めた。
「逃がすかよッ!」
あと数歩。
あと少し――
「捕まえたッ!」
公太は大きく跳躍し、そのまま原田へ飛びつく。
勢いのまま地面へ押し倒した。
「ぐっ……! な、何をする!」
「悪いな。事情を聞くまで、大人しくしてもらうぜ」
肩を押さえ込む公太。
そこへ唯我、一祟、畑中が追いついた。
畑中は静かに名乗る。
「原田章造さん。我々はORVASです」
「あなたを保護しに来ました」
原田の表情が強張る。
しかし逃げようとはしなかった。
畑中はさらに続ける。
「今、あなたは命を狙われています」
「ここは危険です。我々と同行してください」
しばらく沈黙が流れる。
やがて原田は小さく息を吐いた。
「……分かった」
「君たちを信じよう」
「公太、離せ」
畑中に言われ、公太は渋々手を放す。
「チッ……最初からそう言えよ」
原田は乱れた服を整え、ゆっくり立ち上がった。
一祟が静かに尋ねる。
「今は、どちらに身を隠しているんですか?」
原田は覚悟を決めたように頷く。
「……ついて来なさい」
四人は原田の後を追い、彼の隠れ家へ向かった。
案内されたマンションの一室。
部屋には研究資料や設計図、試作品の機械、無数の電子機器が所狭しと並んでいた。
まるで研究室そのものだった。
「うおっ……すげぇな」
公太が思わず見回す。
「研究者のお部屋というのは、こういうものなんですね」
一祟も静かに感心していた。
しかし畑中だけは表情を崩さない。
「原田さん」
「アビスとの関係について話してください」
その言葉に原田は目を伏せる。
深い沈黙。
そして観念したように口を開いた。
「……アビスの”モンスター生成計画”に」
「俺は協力していた」
部屋の空気が凍りつく。
「なぜです?」
畑中が問い返す。
原田は苦しそうに答えた。
「ボスとの……繋がりがあったからだ」
「ボスと?」
唯我の目が鋭く光る。
「いや……正確には」
「かつての教え子だった」
「教え子……?」
一祟が目を見開く。
原田は静かに語り始めた。
「昔、私は中学校で理科教師をしていた」
「そこで出会ったのが――鷹野修司だ」
「成績優秀で、人柄も良く、誰からも期待される生徒だった」
「将来は必ず科学界を担う人間になる……そう信じていた」
「それが……アビスのボスに?」
公太が眉をひそめる。
原田は静かに頷いた。
「数年後、偶然再会した」
「彼は”人類の未来を変える科学”を研究していると言い、私に協力を求めてきた」
「あの頃と変わらない真っ直ぐな瞳だった」
「だから私は信じた」
「教師として」
「科学者として」
「彼の夢を支えようと」
唯我が静かに確認する。
「あなたの知識を与えたんですね」
「ああ」
「彼には機械工学の才能があった」
「私の理論と彼の技術が合わされば、世界を変えられると本気で思っていた」
原田は拳を強く握る。
「だが……」
その声は震えていた。
「研究が完成へ近づいた時」
「彼は変わった」
「私の目の前で、その力を――自分の身体へ取り込んだ」
「なっ……!」
四人の表情が一斉に険しくなる。
「そして口封じのために、私を殺そうとした」
「命からがら逃げ出したが……それ以来、アビスに追われ続けている」
部屋に重い沈黙が流れる。
やがて唯我が静かに尋ねた。
「その力とは……何なんですか?」
原田はゆっくりと顔を上げた。
その瞳には後悔と恐怖が宿っていた。
「――エボル・コード」
その名が部屋に響く。
「それこそが……奴が生み出した”進化”の鍵だ」
その瞬間。
四人はまだ知らなかった。
その”進化”が、これから世界を揺るがす存在になることを――。