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藍 。です
これからリアル話しようと思います
悲しい話なので注意?です
私には姉妹がいた
お姉ちゃんだ。
お姉ちゃんは優しかった
一緒に遊びに行き、写真を撮ったりしていた
お姉ちゃんとはたまに二人で寝る仲だ
「たまに」なのはお姉ちゃんが
疲れているから。
お姉ちゃんの右手には線の傷があった
何回も見た
デリカシーなしに私は聞いてしまった
「その傷どうしたの?大丈夫?」と。
お姉ちゃんは「火傷だよ」って言った後
裾ですぐに隠した、怪しいとは思った。
火傷で線がたくさんできるなんて
おかしいと少し思っていた
なのに気付けていなかった
私はお姉ちゃんと喧嘩はあまりしなかった
でも1回だけあった。
お姉ちゃんが私の机の物を全部落とした
お母さんと片付けしているとき
お姉ちゃんを「嫌い」と初めて思った。
お母さんは
「あの時のお姉ちゃんは自我がないからね、」
と言っていた
よく分からなかった。
お姉ちゃんはよく家出をする
お姉ちゃんの部屋は返事がないと
入れなかった、だから気付けない。
私は勘づいて「入るよ?」と言って入った
玄関とは違う外に繋がるドアが空いていた
やばいと思った。
お母さんにすぐ連絡をした
お姉ちゃんは見つかった
どこに居たのか分からなかったけど
一安心をした。
何ヶ月か経った後
お姉ちゃんとお母さんが精神科に言った
お母さんは付き添いだ。
お母さんから電話がきた
「お姉ちゃんがいない!」
少し焦ってるような泣きそうな声で。
「、、え」
怖くなった。お姉ちゃんと前日に
こんな話をした
初めてうつ病の本を見せてくれた
お姉ちゃんがうつ病だとやっと分かった。
「ー、×ぬ確率が高い?」
「絶対×なないでね!」
お姉ちゃんが何て言ったかは覚えていない
その話をした後に「おやすみ」と言った
それが最後のお別れだった。
夜になってもお姉ちゃんは帰って来なかった
流石に心配になった。
お兄ちゃんと、
お姉ちゃんから貰った物を
目の前に置き無事を願った
「きっと生きてる」と思いながら。
警察から電話が来たらしい
急いでお兄ちゃんと
お母さんが電話をしている所を見守る
お母さんが泣き崩れた
察した
もう、どこにも居ないのだと。
私はずっとずっと泣いた
お兄ちゃんにティッシュを貰って
鼻がかぶれてしまうほどに。
あまり泣いてるところを見せない
お父さんでさえ泣いていた
大切な子供をまた失ってしまったのだから。
「また」なのは私にお兄ちゃんが
もう1人いたからだ
長男のお兄ちゃんは病気で
3歳でなくなった。
私もお兄ちゃんも見たことがない
お姉ちゃんの葬式があった
変わり果てた姿をしていた
髪は無く、顔は青白い。
私はお姉ちゃんがいなくなったことを
知ったとき現実を受け入れることが
出来なかった。
「似ている人がなくなったんじゃないか」と
でも葬式で分かってしまった
あれは本当にお姉ちゃんだった。
棺桶を目の前にして泣いた
葬式でお姉ちゃんの手紙を読んでいるのを
聞いた。
親への手紙のはずなのに泣いてしまった。
マスクが涙で濡れた。
私はまだ当時小学5年生
卒業して、中学に入って制服を
お姉ちゃんに見せる予定だった
お姉ちゃんも楽しみって言っていたのに。
卒業する前にいなくなってしまった
あっという間に卒業し、
私は中学生になった。
中学生になって制服を着た
小学校の頃ずっと仲良かった友達と
同じクラスで嬉しかった
そして吹奏楽部に入った。
でも私はすぐに吹奏楽部を辞めてしまった
音楽が好きではなかった
聴くのは好きだけど向いていなかった
それから友達と2:1になるようになった
吹奏楽コンクールの話ばっかりで、
孤独に感じていた。
自分が辞めたのが悪いと分かっているのに
もうその友達と話さなくなった
もしかしたら、あの小5の頃から私は
変わっていたのかもしれない。
この事を誰にも話せなかった、というより
話しちゃダメだと言い聞かせられていた
新しい友達を作り仲良くなった
でもその子にたくさん友達が居て
また孤独に感じるようになった
時は早くて、中学2年生になった
中1のときの友達と一緒になった
嬉しい、とは思えなかった
友達には同じクラスに友達が2人居たから。
また孤独になると思った_