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青龍と朱雀は玄武が居る…北の町へ行く。
朱雀 : おーい玄武!来たで〜
朱雀が勢いよく宮殿の襖を開ける。
玄武はビクッとしながら
玄武 : ちょ、何してんのぉ?!朱雀、尋ねてくるなら手紙でもくれれば良かったのに…ってか青龍もいたんだ
青龍 : すみません、急に押しかけてしまって…実は…
青龍が話出そうとすると、玄武が止める
玄武 : 何となく理由は分かるよ、今手に持ってる”ソレ”についてでしょ?
朱雀 : おー、玄武のくせにやるやん。これなんかわかるか?
玄武 : 一言多いな!ちょっと待って、今調べるから
青龍から貰った欠片についてじっくりと見ながらぶつぶつと呟く。
玄武 : …いや、これは?まさか…
玄武はどこからか古い書物を取り出して、パラパラとページをめくる
玄武 : やっぱりか…。これ、結構ヤバい代物ですね。
朱雀 : そんなにヤバいん?
玄武 : マジでヤバいです。この欠片は魔の道具の一つなんですが、身につけるだけでも強力な力を得られるんですよ。元々は…こんな感じの球体で、割れてるってことは…
青龍 : 色々な所に散らばっている、ということですよね?
玄武はこくりと頷きながら
玄武 : 青龍の言う通り、これはたくさんの地に散らばっていると考えれる。
朱雀 : やから魔も日に日に強くなってたんやな。つまりはそれ集めたらええんやろ?
玄武 : そうですね…あ、そうだ。
突然欠片をパキン!4つに割る
朱雀 : おい!何してんねん!
玄武 : …これを2人に差し上げます。残りの2つは僕と白虎の分。これを持っているだけで残りが見つけやすくなると思う。残りの欠片を案内してくれるし、四人で手分けしたら効率がいいと思ったから…
青龍 : わかりました。白虎にも伝えておいてください。
朱雀 : 俺ら四人なら楽勝やろ!
玄武 : 残りの欠片を集め終わったらまたここで集まろう。僕が 「清め」るから。
青龍 : わかりました。ではまた後ほど
朱雀 : 俺は白虎に伝えてくるわー
2人が出ていった後、玄武は項垂れ、椅子にドサッと座る。
玄武 : …まいったな、これは早くしないと…僕たちだけじゃない…町が消滅する。
社長を出したい、いつか