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どうもっあまたのですっ
第3話書いていきます!
前回の続きです!
⚠124番による花吐き病パロです
⚠嘔吐表現あります
⚠124番がちょっと可哀想
⚠ちょびっとだけCP要素出てきます。(ほんと少し)
苦手な方は回れ右!
それではレッツゴーー
ゲームが終わった
今日も何とか生き残れた。
まあ、まだ死ぬ訳にもいかないし。
かしゃり。
ネックレスを触ると今朝の夢を思い出す。
いつも通りで変わらない、たわいのない会話。
今日も寝てしまえば同じことができるのだろうか。
それならずっと寝ていたいものだ。
だけどまた起きて、そんで花が咲いていたら面倒だし、苦しいのも嫌だ。
でも兄貴といたい。
矛盾した考えを持ちながら歩く。
どこに向かっているのかも分からないけど、そんなのどうでもいいから歩く。
きっと気を紛らわすための動きだし、気にする事はない。
でも、夢を見ながらでも思った。
やっぱり俺って兄貴のこと好きなんだなって。
まるで他人事みたいだけど。
ちょっとした動作や声も全てが愛おしく思えて、自分のモノにしたいしてしまいたい、という
気持ちが込み上げてくる。
そんなことを考えてるうちにお腹が気持ち悪くなってきた。
あ、これ絶対吐くやつだ。
歩いていた方向を一気に変え、急いでトイレに
向かう。
個室に駆け込み、便器に顔を近ずけると、喉に
溜まっていたものを解放する。
「ぅ゛ぇぇえ゛っ゛、ぉ゛ぇ゛っ」
便器いっぱいに落ちた花々はニゲラ、
青色の朝顔、そしてサクラソウ、淡い紫色のシオンだった。
「う゛っぇ゛」
次々と出てくる花々に自身の涙を零しながら
ぼんやりと思考を巡らす。
やっぱこのまま俺死ぬのかな。
ゲーム外で?そんなの最悪だ。
だる。だっさ。そんなの嫌だし。
ゲームに勝って、そんで借金返済してから
楽しく暮らすんだ。
でもずっと兄貴の事を忘れなかったら?
きっとこのまま死んでいくだけだ。
そんなのくだらなすぎる。
「ぅう゛っ」
最後にクリスマスローズが咲いた。
花を吐いているうちに喉を傷つけてしまったのだろう。
さっきから鉄の味が残っていて不快だ。
この奇病は白銀のユリを吐いて治るらしい。
たとえ思う相手が死んでも思いが変わらなかったら治らないらしい。
誰かに思いを移すことは出来ないだろうか。
いいや無理だな。ほかの奴なんて考えられねぇし
どうせ死ぬまで苦しむだけだろう。
でもいつ死んでしまうかなんて分からない。
そんなこと考えても無駄だ。
もう寝よ!
そうすれば楽になるし。
それにまた幸せな夢を魅せてくれるだろうし。
はーい!おかえりなさい!!
毎度毎度変なところで切っちゃって
ごめんなさい🙏💦
最近♡いっぱい貰えて嬉しいです!めっちゃ励みになります!!
次もよろしくお願いします!
ではではバイならばいちゃ( ´・ω・`)ノ~