康永)はぁ~疲れわ~
ココロハ)そうには見えませんが
雪雨)ガタガタ
ココロハ)( *´・ω)/(;д; )
凜)寒…
花梨)だね~
凜)!?!?!?
花梨)冬ね~私苦手なんだ~
凜)…確かに何かポイ
花梨)wwそっか……ねぇ凜は今の生活楽しい?
凜)…多分楽しい。花梨は?
花梨)ん~私?私は、楽しいよ皆と居れるし~何より皆が笑ってるからかな?
凜)ww花梨らしい
花梨)wwそうかな?
凜)そうだよ
花梨)wwww、はぁ~笑った~。…… 良かったよ
凜)?
花梨)凜何か悩んでたから
凜)あ~まぁ?
花梨)あんまり無理しないでよ。
凜)合点承知の助~
花梨)絶対思って無いね[立ち上がる]
ほら、行こ[手を差し出す]
凜)そうだね…[手を差し出そうとする]
この音が鳴った瞬間血の気が引いた
だって…
さっきまで楽しそうに笑っていた。目の前にいた
花梨が胸から血を流して倒れていたのだから
本当に、本当に一瞬で、
もうよく分からなかった。
凜)か……りん?
花梨)………はは、油断したな。痛い…な~
凜)あっ…しゃ…喋らないで!(どうする出血が酷いここから基地までは遠いし周りに仲間は……居ない。どうするどうするどうするどうする。何とかしないと、花梨が死んじゃう)
花梨)凜?…ごめんね。迷惑掛けて。あ~あ私……もっと…生きたかったな~
また皆と買い物行ったり、…………話したり…したい…な
凜)大丈夫…大丈夫だから助けるからどうにかどうにか…[ハンカチで傷口を押さえる]
花梨)凜、ごめん…多分これ…………無理だ
凜)諦めないで!
花梨)……ごめん…最後くらいは……笑っていたいけど…………何で……何で… 泣いてるんだろう?…………………… 最後に…
凜)最後なんて言わないで!
この言葉を言った瞬間花梨は眠る様に目を閉じた
凜)……………………花梨?
花梨)…………
凜)っ…
分かってた分かってたことだいつか皆死んでしまう事なんて、生き残るのは難しいってでも…でも何で何で今なの
その後は早かった私が花梨を連れて基地に戻っていた頃にはすでに軍は動いていた
そして私は今までの、花梨の言葉を全て説明した
凜)……ごめんなさい。
ココロハ)大丈夫です大丈夫ですよ
康永)っ…
雪雨)[泣]
雪雨)凜大丈夫かな?
康永)さぁ?…………でも今は……今は集中しような
雪雨)…はい
康永)多すぎやろ、さっきの非にならんぞ
さっきの戦いがまるで遊びかの様に感じる位敵が多く強かった
雪雨)っ…
康永)雪雨一旦お前は戻って仲間を呼んで…
雪雨)へっ?
時が止まった様な感じがした
信じたくなかっただって…だって
康永)グハッ[吐血]
雪雨)康永くん!?
康永君が私を襲おうとした敵の攻撃をかばってくれたのだ
雪雨)っ![敵の心臓に刀を刺す]
康永)っ…[倒れる]
雪雨)康永くん!
康永)大丈夫や大丈夫…これくらいへっちゃらや
雪雨)全然大丈夫じゃないよ…だって……ごめんなさい私何かのせいで…私何かの…
康永)( *´・ω)/(;д; )
雪雨)!?
康永)大丈夫や雪雨のせいやない……。俺がしたくてしてるだけや。だから、泣くな…
雪雨)……コクコク
康永)なら笑え…
雪雨)?[笑う]
康永)……はは…良かったわ、
康永君の手は私の頭からゆっくり落ちていき、…ゆっくりと眠った
雪雨)康永くん?康永くん…ねぇってば!、ねぇ!!
仲間)あの…~~
ココロハ)…はい。分かりました。
ミココロ)どうかしたの?
ココロハ)……康永さんが
ミココロ)そう…残念ね
どんどん周りの子が死んで行く……
何故こんな私が生きて、どうしてあの2人が…才能があって誰かを幸せに出来るあの2人が、僕より先に死ぬんだろう?
…………
何もかもが疲れた。
考える事も、誰かの為に命をかけるのも
全部全部全部全部全部全部全部全部全部…
もう…良いか。
ココロハ)…………あの、お姉ちゃん、1つお願い言っても良いかな?
ミココロ)……えぇ。なら、私も良いかしら
ココロハ)何故?
ミココロ)…………疲れたのよ、周りの子達が死んで逝くのに。貴方は?
ココロハ)同じです…
ミココロ)…ふふ。まさか同じ事を考えていたなんて、
ココロハ)お姉ちゃん、私は生きていても良かったのかな?
ミココロ)…えぇ。貴方は尊い存在で何よりも大切な人よ
ココロハ)…私もです
ミココロ)ココロハ…[互いの銃を相手に渡す]
カチャ(銃を相手の額に当てる)
ココロハ)……それでは
ミココロ)えぇ。
ココロハ)(来世も…)
ミココロ)(来世も…)
ココロハ)(愛しています。)
ミココロ)(大好きよ)
雪雨)はぁはぁ皆は……凜!
凜)雪雨!?どうしたの何で泣いて
雪雨)えっと…その…っ…康永君が…私をかばって……
凜)……そっか。皆…
雪雨)…そっちは、終わったの?
凜)うん。でもまた沢山の人が…
雪雨)…………帰ろう…
凜)うん、
その時だった。気づけなかった地盤が
雪雨)!?
凜)雪雨!?
雪雨はそれに巻き込まれた
凜)雪雨!雪雨!
雪雨)あぁ…痛い、これ内臓破裂してるな……
震え止まらない、息もうまく出来ない……
まだ…死にたくない…やりたいこと沢山あるのに……
康永君に何て言おう。…………ごめん…なさい
ごめんなさい。
ごめん…………なさい。
ごめん
っ…
まだ…ま……………だ
いき…………ない…と…………。
雪雨は暗く狭い空間で死ぬ事を恐れながら眠った。
凜)[泣]
どうして。皆が… 私を1人にしないでよ
誰か、誰か、
誰でも良いから誰か、
疲れた。
皆ももう居ないならこんな世界…
もう良いか。考えるのも疲れた。
皆…今行くよ
凜)っ…
凜)(ありがとう)
コメント
14件
付け足し1000いいねありがとう。(早い)
感動した…これほんとに映画化してほしい
明日重大発表あります