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「おい。行くぞ仕事だ 」
少しだるそうに眠い目を擦りながら
「ん?もうそんな時間?」
「あぁそうだ。」
「えー。もうちょっとゆっくりしようぜ?」
「黙れ。さっさとついてこい。 」
「はいはーい。もうホークは頑固なんだからー。」
ホーク「ちっ。」
「うっわ。舌打ちしたー」
ホークは少しイラついている。
とそこに
「あっホークにアムール!もしかしてこれから任務?」
アムール「あ、エミュー。うんそうだよ!」
エミュー「そっか。気をつけてね。最近回復妖精もここらへんうろついてるっていうし」
アムール「大丈夫だよ!エミュー。僕めっちゃ強いから!」
エミュー「そうだね。アムールはめっちゃ強いもんね!」
アムール「うんうん!」
とそこで少し呆れていたホークが
ホーク「…エミュー。最近また倒れたと聞いた。体壊さないようにしろよ。」
ホークはとても心配した顔でそう言った。
エミュー「うん!わかったよ。ありがとう。ホーク」
ホークは少し照れている
アムール「あれれ?もしかして照れてる?」
とアムールはホークの顔を覗き込む。
ホーク「っうるさい!さっさと行くぞ! 」
とホークは足早に向かった
アムール「はいはい。じゃ、またねー」
とアムール達はその場を後にした。
アムール「んで?俺たち何しに行くの?もしかしてまた探索任務?もうめんどくさいよー。」
ホーク「違う。今回は俺たちが守っているあの花をとりに来ている奴を討伐するってのが今回の任務だ。」
アムール「へー。そいつら強い?」
アムールは興味深々だ。
ホーク「いや知らん。」
アムール「ちぇっ」
冒険者「お前らがこの花を守っているのか?」
ホーク「あぁ」
アムール「うん!そうだよー!」
冒険者「俺は冒険者だ。妹が劣進病にかかってしまってこの花が必要なんだ。この花を少しは分けてくれないか?」
ホーク「無理だ。」
冒険者「何故だ!なぜそこまでしてこの花を守る?」
ホーク「あの方のご命令だからだ」
冒険者「あの方?いったいそれはだれ…っ⁉︎」
と冒険者が言いかけた時アムールが冒険者の前に剣を突き出した
アムール「ごちゃごちゃうるせぇんだよ。さっさと消えろ」
グサッ
ドサッ
ホーク「はぁ…あのなぁ…」
アムール「別にいいでしょ?あいつ嘘ついてたし?それにホークも気づいていたんでしょ?」
ホーク「まぁ…任務は達成したしいいか。」
とホーク達は家に帰った。
アムール「みんなぁ!たっだいまー!」
「おかえりアムール…とホークか」
アムール「あれ?ベネットも帰ってきてたの?」
ベネット「あぁ。」
ホーク「ん?その子はどうしたんだ」
とベネットの後ろに隠れている子供を見た。
ベネット「任務の帰りに拾った。森でうずくまって死にかけてたんだ。この子も劣進病を患っている。」
アムール「わぁ。結構進行してるじゃん!早くあの方の所に連れてかなきゃじゃん」
と騒いでいると奥からエミューがやってきた
エミュー「ベネット!アムールにホークもおかえり!」
ベネット「エミュー元気にしてたか?」
エミュー「数時間ちょっと行ってただけでしょ?心配しすぎ!ところで その子は?」
とエミューは子供の方を見る
ベネット「あぁ拾ってきたんだ」
アムール「劣進病の子だって!」
エミュー「じゃあ早くあの方に見せに行かなきゃね。君名前は?」
子供「わかんない…」
エミュー「大変。もうそこまで進行してるのね。大丈夫ちゃんとした能力があればあの方が治してくれるから」
子供「…?うん…」
少し心配そうにエミューを見つめている。
エミュー「ロイ様劣進病の子供を連れて来ました。」
ロイ「みせてみろ」
と言われるとエミューは子供をロイの元に連れていった
ロイは子供をじっくりと見て
ロイ「…利用価値がない。殺せ」
エミュー「はい。わかりました。」
というとエミューは子供に近づき
エミュー「ごめんね。死んでもらえる?」
子供「え?え」
エミューは子供に触れなんの躊躇もなく
パンッ
と子供を殺した。エミューが子供に触れた瞬間、まるでその場から子供が消えたかのように子供を殺した。
ロイ「ふっ、相変わらず血も涙もないな。そうも簡単に人を殺せてしまうのかしかも幼い子供を。まぁ役に立っているから良いのだが」
エミュー「……あなた様のお役に立てることが我々の喜びですので…」
ロイ「ふっそうか、もういいぞ下がれ」
と言われるとエミューはお辞儀してその場を後にした…