テラーノベル
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おでんっぽい肉じゃが
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ここどこだろう
うちにかえりたい
ことばってこれでいいのかな
…うち、どこ?
ここ、どこ?
目が覚める
重い瞼を開ける
行きたくもないのに街に行く。
『キャーーーー!!!!!』
『助けてくれ!』
…悲鳴が飛び交う
この為だけに街に来る。
俺はここに戻りたいだけだから、
人なんて襲わない、
襲う気は起きない。
毎日来てたら慣れてくれるかな、なんて。
街には1歩も入らず帰る、
山の1番上に現れては帰る
元々を知っているからこそ入れない
いつも通り森で過ごす
人は入ってこない、食べ物はいっぱい
ただそれだけ、たったそれだけ。
それでも何か安心するからここに居る。
数カ月が経った。
今日はお祭り!めでたい日!
…だけど、俺は行けない
わいわいとする声は、一般人と同じほどの聴力の俺にもはっきりと聴こえるほどの賑わい。
今日は 5月2日、
鬼祓いの日とも呼ばれる日。
もうここに来て300年は経つが未だこれには慣れない
と言うか今日は俺の誕生日だと言うのに祝われるどころか追い払われるのは少し悲しい
…みんなに会いたいなぁ
3人にに彼女は出来たのだろうか
みんなは鬼になった俺に泣いてくれただろうか
みんなは最期まで元気だっただろうか
…イナリさんはしわあせだっただろうか
悲しいなぁ
「 ッ 一 人 に は 慣 れ た は ず な の に … 」
誰にも聞こえないような声で喋る。
小さな小さな、風の音に負けてしまいそうな震えた声で。
この日が来る度に思う
【寂しい】【悲しい】【虚しい】
結局俺は独りじゃダメなんだと思ってしょぼくれる
あと数十分で大見せ場!その時間になったら山から花火が上がるそうだ。
花火が上がる2分前になった、
そろそろアナウンスが始まる
[ あ ー 、マ イ ク テ ス テ ス ]
[ よ し 、さ て 今 年 も や っ て き た!あ れ よ あ れ よ と や っ て き た!]
[ … さ て 、皆 さ ん 今 日 は な ん の 日 で す か ? ]
[ そ う で す!鬼 祓 い の 日!]
[ 悪 し き 鬼 “だ け” を 祓 う 日 で す!]
…だけ?
おかしい、これまではだけなんてなかっ…
いや、いいか。
そんな事を考えてるうちに花火までのカウントダウンが始まった
『5!!!』
『4!!!』
『3!!!』
『2!!!』
『1!!!』
花火が打ち上がる
「 綺 麗 だ … 」
ぼそりと呟いた俺の声は予想どうり花火の音にかき消される
[ そ し て !]
そして!?!?
驚いた俺は咄嗟に街の方を覗く
街の人から姿が見えないようにそーっと。
[毎朝現れるあの鬼様!]
「 鬼 様 … ? 」
祓われるかと思い音を小さくして言う
[ ギ ネ ス に 乗 り ま し た!]
[ 3 個!]
ギネス?しかも3個?
えっどういう事!?what?!I haven’t done anyth!Why!?どんな内容?!いや待てとりあえず話を聞こう(この間わずか0.25秒)
[ 1 つ 目!
認 識 出 来 た 鬼 の 最 高 寿 命!]
認識出来た、なら300年くらいだし、まぁ妥当か
[ 2 つ 目!
毎 日 存 在 が 認 知 で き る 鬼 の 最 高 日 数!]
そっか、もう300年毎日みんなに姿を見せてるのか
[ 3 つ 目!
人 を 襲 わ ず 存 在 の 確 認 が で き る 日 の 総 合 日 数!]
これも300年間、か
[ そ れ で は!鬼 様 を 呼 び ま し ょ う!]
「 え っ 呼 ば れ ん の ?(ボソッ 」
[ せ ー の!]
『 鬼 様 ー!!』
「…(ヒョコッ」
ひょっこり顔を出す、
それだけでとても喜ばれる。
それが嬉しくて少し手を振る。
[ あ と 皆 さ ん に お 知 ら せ で す!]
[ 明 日 テ レ ビ 局 の 人 が い っ ぱ い 来 る と 思 い ま す が 頑 張 っ て く だ さ い!]
え待ってそれは聞いてない
てかまだギネスあったんだ(現在2326/05/02)
いやそれどころじゃないな
テレビ局くんの?!?!?!
ノベル初挑戦!
どうでしょうか!
トラゾーさんの誕生日間違ってたらごめんなさい!
空白と改行めんどいです!(メタい)
これ書くのに3週間かかってるから人気あるといいなぁ
んじゃ!
トラゾー
加工箇所
袋(帽子?)の追加• 目の色の変更• 浴衣の色変更• 上着の色変更• メッシュの色の変更• 刀の柄の色の変更• 頭部の1部削除
帽子なしバージョン
加工箇所
目の色の変更•浴衣の色変更•上着の色変更•メッシュの色の変更• 刀の柄の色の変更
3人の日記1「失う」
トラゾーが音信不通になった。
なぜかは分からないし行方も分からないが、
とりあえず怖いので日記を書くことにする。
今わかっている情報をまとめたら
・消える直前「ごめんね」とだけ日常組RAINに残して消えた
・消えた日は3月9日
・部屋はいつも通り(何も手がかりがない)
・RAINは未読無視
トラゾーのことをイナリさんがとても心配していた
見つかってくれるよな…?
コメント
1件
お読みしました!第1話からぐっと引き込まれました。鬼になった主人公が「うちに帰りたい」と思いながらも、300年もの間、山から街を眺め続けている切なさが胸に刺さります。特に「鬼祓いの日」である自分の誕生日に、声をひそめて「誰にも聞こえないように」呟く場面――あの震えた声が目に浮かびました。 そして最後のギネス発表からの「えっ呼ばれんの?(ボソッ」→「ひょこっ」と顔を出す流れ、切なさの中に確かな温かみがあってとても好きです。主人公が手を振って、それだけで喜ばれる――この距離感が絶妙でした。設定もキャラの立ち方も丁寧で、続きがすごく気になります。初挑戦とは思えない完成度でした!