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一次創作
「知ってる?」
「今村いんじゃん?」
「あー,ブスな奴ね?」
「そうそう」
「その今村がね?」
「ひなのこと,好きらしいよ」
『おはよ』
いつもの風景
「おはよー」
「今日の風やばくね?」
『前髪今やばい?』
「うん,キモい」
『え』
いつもの会話
そして
そこに来る
ひな「おはよ!」
私の嫌いな奴
『おはよ,ひな』
ひな「おはよー!向かい風でさぁ,少し遅れちゃった!」
『そうかな,いつも通りじゃない?』
今日も今日とて
『(死んで欲しいな)』
「見てみて〜,今村めっちゃこっちみてるよ」
「ひなのこと見てんじゃね?キモ〜w」
ひな「ん〜,私も今村は苦手かなw」
「振られてんじゃんw」
『…かわいそ〜,w』
満更でもないくせに
内心気持ちいいんだろ,どうせ
クラスで一番モテてるからって
『(気持ち悪い)』
「なぁ,」
『なんだよ,泉』
泉「お前ってさ,ひなちゃんと仲良いよな」
『…うん,多分』
泉「多分ってなんだよ」
私はこの後に来る言葉がわかる
君だけは
その言葉を
泉「俺さぁ…」
泉「ひなちゃんのこと好きなんだよね」
あ
『そうなんだ』
もう,いいや
“友達“なんて,
私は思ったこともない
『…ねぇ,泉』
『泉の恋を,私が応援してあげる!』
泉「いいの!?w」
『最強の私に任せろ!』
私が,私が
泉「協力な助っ人ゲット〜w」
お前らの恋をぶっ壊してやる
優しい私は,今村に話しかけてあげた
『今村〜』
今村「なんだよ,」
『お前さぁ,』
『ひなのこと好きでしょ?』
まずは,
お前を壊す
今村「な,なんで…,」
『女子の間で話題だよ,わかりやすいアピールしてんなよ』
少し茶化して,笑い話にする
今村「,わ,笑いに来たんだろ…,!」
今村「ひなちゃんなんて,可愛くて…なんでも
できて,高嶺の花で…」
「俺みたいなブスには,似合わないからって」
ここですかさず
『そんなことない』
今村「…ぇ」
優しさを見せる
『ひなも言ってたよ?
ひな(今村か…話しやすいし,いい…かも)
って』
相手に有利な情報を持たせて,脳を麻痺させる
もちろん,嘘でね
今村「ひな,ちゃんが?」
『うん』
『そうだ』
『いいこと思いついた』
ここで私は
天才的な提案をします
今村「いいこと,?」
『ひなに,告白しちゃいなよ』
今村「どうやって,」
『簡単な話だよ』
『みんなの前で告白しちゃえばいいんだ!』
ひなは優しいから
絶対に断れない状況を作らないと
『ね!いいでしょ!』
今村「うん,うん!ありがとう!」
今村「俺!明日,告白するよ!」
「みんなの前で」
『うん』
『応援してる』
はい
死んだ
今村「僕と,付き合ってください!」
ひな「えっ,ぇ…」
『…ははっ,w』
『ひな,』
『付き合っちゃいなよ』
『断ったら,かわいそうだよ』
ひな「で,でも,!」
「付き合えよ」
ひな「…ぇ」
「付き合えよ」
「お似合いだよね」
「今村!ナイスファイト!」
「俺もひなちゃんと付き合いたいわ」
「キスしろよ,キス」
「キース」
「キース」
「キース」
「キース」
ひな「…ちょっと,待って!」
今村「ひなちゃん」
ひな「…ッ,!」
「本当にキスしたよw」
「やば,マジで両思いじゃん」
「次は子作り?w」
「今村〜!優しくしろよー!w」
ひな「いや,ぃや…嫌ッ,!」
今村「ひなちゃん」
「もう一回」
ちゅっ
泉「…,ひなちゃ」
『泉』
ありがとう,ひな
私ね,ひなのこと嫌いって言ったけど
嘘だよ
『泉,あのさ』
私ね,ひなのこと
『好きだよ』
大好き