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「笹部龍に彬?」
「そうですがそれともう一人の男性三神謙捜査願い出てますか?」
「誰から出てますか?川部さん?」
「林田さん佐伯さんっていう方からでしたよ」
「え?又狙われた?」
「その方実業家の佐伯彬さんですよ!」
「あぁ?…有名人ですか…」
一方こちらで笹部龍は秋ノ宮夕美を連れてショッピングに来てた。
「いらっしゃいませ」
(?…あの人夕美さんだわ)
秋深くなり秋より冬支度の衣裳に早変わりしたショッピングモール
「ねぇ龍さんこっち見てよ笑っ」
白いコートか?欲しいか?」
「でも値段高いでしょ…」
店員を呼んだ笹部龍、
これとこれ
「足のsizeは?」
履くの?
気に入ったら買うから、
え?…
二万の値札がついてた…
「純子さんどうした?」
「麻子さんあの人夕美さんじゃない?」
「似てるけどお客様よ」
化粧品売り場が同じだった間宮麻子、渡辺純子が語りかけてた。
「渡辺さんお電話入ってますが?」
「すみませんありがとうございます」
コツコツ
「西崎さん終わったらランチするからな」
「はいその前にトイレに行くって声かけた」
携帯電話が鳴り響き、
取った。
「はい西崎ですが」
目の前にキザな男が電話してた
「なぁ兄貴夕美を紹介するから夕方約束場所、いつもの同じホテル
聞いてるかよ!」
今夕美って聞こえた…
『ねぇ翔さん聞いてるの』
「ごめん夜会わせるから親父達が帰ってきたから」
『本当に笑っ』
トイレの方向を見たら。
似てた夕美のスタイル、
女の顔が色っぽく見えた…
「紫乃さん切るよ。愛してるから」
『…恥ずかしい言うの』
「お待たせ笑っ龍さん!」
耳に声をかけてた男の顔をもう一度見つめた。
龍って聞こえた…
傍に行き声をかけた笹部さんか?
2人が向きなおした。
「誰なの?龍さん」
「…西崎」
夕美が笹部の後ろに隠れた
「夕美だろ?」
「何だって黙って消えたんだよ!」
お前が夕美の衣類、ゴミ箱に棄てたんだろ!違うか!」
笹部が殴った
「止めて!誰か!来てください!」
パトロールしてた警官、警備員が
「そこの君達やめろ!」
「西崎~!」
「同僚の加納さんが駆けつけた。
何してる!」
「君達やめろ!暴力行為で警察に連行する!」
ちょっと待ってください…
私達は営業の帰りでここの専務に会いにきたばかりです。
笹部さん達は?
「夕美の元彼が夕美の衣類品を棄てたから気に食わなかった…」
「手を上げたのは?」
「俺です…」
夕美が顔をあげた。
「龍さん正直に言って有利にならない会社の顔潰すの?…」
「すまない私はやりました…西すまなかったが夕美から聞いてた。
確かに家事は苦手だが頭が良いから会社を手伝って貰ってたよ…」
和解ができた。
西崎帰ろ…
「気にくわない笹部龍が…」
グッー
腹が減ったな、
バーガーでも買い。車に乗った。
翔がかっこよくなってた…スーツ姿があんなにいい男になるなんて…
夕美?…
顔をあげてごめんなさい私の為に…
手を繋いでた。
握りしめた龍さんが「かっこ悪かったごめんよ」
ううん…
もう一度又会いたい翔に…
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