N「桃くん!」
桃「Nくんっ……ゴホッコボッ」
N「大丈夫?」
青「桃くん…」
赤「桃ちゃん……大丈夫?」
桃「ビクッ……ゴメナサイ……ゴホッコボッ」
N「とりあえず…みんな部屋出てもらえる?」
黄「えっ…」
N「いいから、ね?」
橙「出るで、みんな」
(みんな出て行く)
N「桃くん、落ち着いて、俺しかいないよ」
桃「ヒューッ……ゲホゲホッ」
N「熱あるんだよね……ゆっくり休もうね」
桃「ゴメッ……ゴホッコボッ……メイワクッ……」
N「迷惑じゃないよ。頼ってくれて嬉しいよ。今日寝ちゃおっか、寝れそう?」
桃「フルフル……クルシッ……」
N「お薬飲んで少し落ち着いたら寝よっか」
桃「コクンッ」
N「はい、お薬」
桃「………ゴクッ」
N「眠かったらそのまま寝ていいからね」(背中をトントンする)
桃「んっ…………ゲホゲホッ」
N「…………」苦しそう……でもウトウトし始めてる、ちゃんと寝れそう
桃「………スー……ヒューッ」
N「息苦しいかな……薬効くといいな」
ーーー次の日ーーー
桃「ん……ゲホゲホッ」
N「桃くん起きた?」
桃「N……くん?」
N「うん、そうだよ?」
桃「なんで……?」
N「覚えてない?桃くんがお熱出たって連絡きたから来ちゃった!」
桃「…………ゲホゲホッ」
N「あぁ、大丈夫?まだ熱高そうだね」
(体温を測る)
ピピッ
N「39.5……昨日よりは少し下がったけどまだまだ熱いね」
桃「………ゲホゲホッ」
N「大丈夫だよ、ちゃんと休もうね」
桃「Nくんっ………」
N「ん?」
桃「ここっ……やだっ……ゴホッコボッ」
N「えっ……でも動くの辛いでしょ?」
桃「ここやだっ……グスッ……ゲホゲホッ」
N「あ〜泣いちゃうともっと辛いよ?朝の分の薬飲んで、落ち着いたら俺の家に行こ?それでいい?」
桃「コクンッ……グスッ……ゲホゲホッ」
N「うん、いい子だね」ナデナデ
桃「……グスッ」
N「薬飲んじゃおっか」
桃「……ゴクンッ」
N「少し寝て、回復したら移動しようね」
桃「うん……ゲホゲホッ」
N「…………」ナデナデ
桃「……スー……スー……」
N「…………俺ん家まで行けるかな…?」
コンコン
N「はーい」
橙「……あの……桃ちゃんは」
N「あー、まだ熱下がってないよ……あと俺ん家に行きたいって」
橙「えっ!?この状態で?」
N「一応薬飲んで落ち着いたらねって言ったんだけど……無理でも帰りそうな勢いだったよ……ここはやだって」
橙「………そうですか…」
N「全部思い出したのかな……」
橙「え……」
N「泣いてまでここにいたくないって事は思い出したのかなーって」
橙「泣いて……たんですか」
N「うん……」
橙「じゃぁ、Nさんの家に行った方がいいですね……俺らの家におっても桃ちゃんの体調とか精神面とか治らんと思いますし……」
N「橙くんがそう言うならそうするよ。タクシー呼んで帰ろうかな」
橙「桃ちゃんの体調とか落ち着いたら連絡してください」
N「うん、するね」
橙「ありがとうございます」
桃「ん…」
N「起きた?」
桃「……ゲホゲホッ」
N「大丈夫?」
桃「コクン……ここ……出る」
N「うん、わかった。タクシー呼ぶね」
桃「………」
また迷惑かけちゃったのに我儘も言ってしまった……でもここに居たくない……
N「橙くーん!桃くん起きた!タクシー呼んでくれる?」
橙「分かりました」
桃「ビクッ………ゲホゲホッ」
N「大丈夫だよ、この部屋には来ないから」
桃「コクン……」
橙「来ました」
N「ありがとう!桃くん立てる?」
桃「うん……」(立つ)
N「行こっか」
桃「………」
フラフラ……する……
N「捕まっていいよ」
桃「ごめっ……」(捕まる)
橙「大丈夫?桃ちゃん……」
桃「ビクッ……」
橙「車まで連れてこか?」
桃「……フルフル」
また……何か言われる前に……出ていかないと
桃「Nくん……早くっ…いこ……」
N「あ、うん……」
(タクシーに乗ってNくんの家に行く)
橙「桃ちゃん…」
黄「……怯えて……ましたね」
赤「うん……」
青「もう……戻ってこないのかな……」
橙「そんな事ないで、桃ちゃんなら戻ってきてくれる。」
赤「そうだね……」
黄「そうだと……いいですけど…」
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