テラーノベル
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数々の犯罪者が護送車へ乗る中、
俺は皇警官と2人、厳重な車へ運ばれた。
窓こそないが、音は聞こえる。
人の声、車__?
突然音が一切、聞こえなくなった。
「不思議かい?」
動揺していた俺に皇警官は言った。
「…はい」
「ここはね、第零監獄にたどり着ける唯一の道。第零監獄は地中にあるから地上の音は遮断されるようになってるんだ」
「囚人からはワンマンス・ギロチンと言われているよ。」
「あの、それってどういう_」
ザザッ
「あーテステス」
「声聞こえてる〜?」
急に響いた声に驚く俺に反し、皇警官は大きなため息をついていた。
「はーい重罪を犯した犯罪者共〜」
「早く車から降りてらっしゃい」
独特な話し方に寒気がしたが、俺は車から皇警官と降りた。
車から降りても外は暗く、犯罪者達が周りをキョロキョロと見渡している。
「はーい皆ちゅうもーく!」
そう言って出てきたのは先程アナウンスをしていた大男だった。
「今からあんた達はうちの囚人になるんだからこの監獄でのルールを教えてあげる」
大男の説明は
その1、囚人同士で争わない
この2、監獄内では警官の言う事は絶対
そして..
「その3、脱獄したければ脱獄を許可するわ。」
ザワザワ
「ただーし!条件付きよ。」
「まず拷問を1ヶ月間死なずに耐えてもらうわ。ごく稀だけど耐え抜いたら次に監獄支配人、このミザリーが相手をしてあげる。」
ふざけた条件だ。脱獄しようとする囚人を玩具のように遊んでいる、囚人がワンマンス・ギロチンと呼ぶわけだ_
「ふざけんじゃねぇ!そんなん脱獄出来ないだろ!」
「そりゃそうよここを何だと思っているのかしら」
「少しはそこの坊や、いや枢を見習ったらどうなのかしら。」
「勝手に枢を巻き込まないでくれないか変態爺」
「!」
「チックソジジイは黙ってなさいよ」
「わしが被告人枢の担当なんでな」
「これからは被告人じゃないわよ。私の監獄の囚人よ」
仲がとても悪い2人だ。あの穏やかな顔をした皇警官があんな顔をするなんて。
「まぁまぁ、お二人さんそこら辺にしておいて下さいよ。ミザリーさんもまだ話さないといけない事あるでしょ?」
「悠貴(ユウキ)!クソジジイ命拾いしたわね。」
「こっちの台詞だ」
悠貴と言われていた男、やけにへらへらして気味が悪い。監獄にはこんな人達しかいないのだろうか。
「私の囚人共1つ言うわ。もしもこの監獄から出られたら、*どんな罪でも無くなり、釈放となるわ。*」
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