kzh side
いつも一緒にいたモブが最近話してくれない。
なんでかは分からない。
俺は一気に孤独になった。心当たりはある。
女「kne会長ー!!!!♡♡」
会長…。
彼女と別れてからkne会長が俺の視界に入るようになった。
嫌で嫌で堪らないはずなのに。
kzh「んあー!!調子狂うまじで。」
俺は教室という存在が心地悪すぎて保健室にサボるようになった。
in 保健室
…あれは、誰だろう。
…..会長だ。
夢の中でも出てくるとかしつこいな…
俺は
俺はお前のことが嫌いなのに。
パチッ
??「あ、起きた??」
目を開けた先にはさっき見ていた人物が映っていた。
kzh「なんで、いんだよ。」
kne「そうそう。君授業さぼってるよね?」
誰のせいだよ。
kzh「…何か問題でも」
kne「単位、足りてないんだよ君。」
彼は笑顔でそう言い放った。だけど目の奥は笑っていなかった。
なんだか怖かった。何かを企んでいるような、
kzh「…これから気をつけます」
kne「それがさー、残念なことに間に合わないんだよね。もう今学期終わりかけだし。」
kne「そこでさ!いい提案があるんだけど、」
「僕のお手伝いしてくれない?」
kzh「…!そんなんでいいんすか!」
正直驚いた。ここまで親切してくれるなんて。
kne「血もあげるからさ。」
…え?
kzh「…なんで知って、」
俺が吸血鬼だって知ってる人は数少ない。
kne「君の元カノ。僕が奪っちゃった」
そこから聞き出したのか。
だけど、何か違和感を感じた。
なんでわざわざ俺の事をそこまで話すのか。
kzh「お前何考え (kne「てことだからよろしくね。」…はあ、」
この日を境に俺はこいつの手伝いをすることになった。
なにか寒気が刺した。
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