※軍パロ
※ut嫌われ
≪≫→インカムの声
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ut side
rbr≪は~い、皆さんね、朝のお時間ですよぉ!幹部の皆さんね、今日はね、会議もございますので早めに食堂来て、ご飯食べて、会議の準備でもしてくださいね~!あ、でも無能さんは食堂来んでもええからな?w≫
天の声と呼ばれるロボロの声はいつも綺麗だ。
誰よりも透き通っていて、誰もがすぐに覚えられる声。
…幹部の人たちから嫌われて何日…何週間…何か月が経っただろうか。
正直、もう悪口などを言われるのは慣れている。
言われなくとも、食堂には行く訳ない。
だって、僕には山積みになっている書類があるんやから…。
「無能で仕事もできないから」とトントンから渡される書類はどんどん量が多くなっていく。
それに加えて、幹部&一般兵から押し付けられる書類。
それらが山積みになって僕の机の上におかれている。
ut「…やらなあかんな…」
そう思い、僕は机に向かう。
椅子に腰かけ、とりあえず今日までの書類を終わらせる事にした。
コンコンッ
僕の部屋の扉がノックされる。
誰やろ…
ut「はい…」
「開けてもええ、?ごはん…」
その声は僕の味方の声やった。
ut「ええよ」
ガチャッ
sho「大先生、おはよ」
em「ご飯持ってきたんですが…食欲はありますか?」
シャオロンとエーミール。
僕を味方してくれる2人。
食欲あるかないかで言われたら、ないのだが…。
心配をかけないようにする為、ご飯をもらうことにした。
ut「うま…」
僕がそう言うと、2人は微笑んだ。
sho「これ…絶対大先生のだけちゃうやろ」
シャオちゃんが僕の机の上にある山積みの書類を見て言った。
ut「…ええんよ、僕が無能なんが悪いし」
sho「っ…!!!俺、この書類返してくるわ」
「大先生ばっかに無理させてあいつらがやらんなんて…許せへん」
シャオちゃんはそう言うと、書類を持って部屋を出ようとした。
しかし、シャオちゃんの腕をしっかり掴んでとめる。
ut「いや、僕の事はええからさ、!」
「それより…シャオちゃんも、エーミールも、僕とつるんどって何も言われてへん?」
em「私たちは大丈夫です…」
sho「でも、大先生何もしとらんのに…!何で大先生がこんな目に合わなあかんねん!」
シャオちゃんが泣きそうになりながら言う。
僕は早めにご飯を食べ終わらせて、シャオちゃん達を帰らせた。
…僕は1年くらい前から一般兵にいじめられてて、シャオちゃんはそのいじめ現場…を見てしまったんや。
一般兵はシャオちゃんを黙らす為に、シャオちゃんを階段から落とした。
んで、トントン達には「僕がやった」って報告して…
元から僕は無能やって言われてたから、トントン達はそれを信用してしまって…
今に至るって感じ?
シャオちゃん曰く、階段から落ちて目を覚ました時には、僕はいじめられてて…
シャオちゃんは僕がやってない、って知ってるから…シャオちゃんがエーミールに助けを求めてくれたらしいねん。
シャオちゃん達が僕の味方をしてくれるのはとてもうれしい。
でも、迷惑とか心配をかかけてごめんって気持ちの方が強い。
僕と一緒にいて、何も言われないわけもないし…。
その時…
rbr≪無能さ~ん?もう会議の時間ですよぉ?w無能さんは時間を守るって事すらもできないんですか?≫
時計を見る。
会議は10時からのはず…でも今は9時30分。
え?何で…
とりあえず僕は会議室へ行くことにした。
コメント
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最初から神ですね() 大先生~~~!無理すんなよ! 2人味方が居るんだから!! 続き楽しみにしてマッスル(* 'ᵕ' )☆