その世界は、終焉を迎えた。
突然の事で全人類がパニックへと陥る。
そして、人類は終わりを迎えた
そう思われていた。
奇跡ながら、1人だけ生き残った。
その少女の名は、亜美(あみ)どこにでも居る普通の少女だった。
亜美は、人が消え去った元都市へと足を踏み入れた
都市全体が荒廃し、崩れている物も多くあった。
そんな中、1つの建物だけは光を出し、荒廃しながらも、壊れるの事ない雰囲気を醸し出していた。
その建物の中に足を踏み入れ、光の元へと向かう。
するとそこには、蓋の部分には夜空いっぱいの星が描かれた匣が置かれていた。
「なんだろう、この匣」
そう思い拾い上げる、すると目の前は真っ白になり、気が付くと、建物の中にいた。
そこは、荒廃した都市の中で匣を見つけた場所だった。
外からは、ガヤガヤとした元あった荒廃した都市とは思えぬ騒がしさを感じ下へと降りていく
そして、外へと出ると目の前には生きているはずの無い通行人が歩いており、車も走っていた。
今目の前に広がっているのは、終焉する世界の前の景色が広がっていた。
ふと手に持ったままの匣を見てみると、夜空に側面に星が1つ描き加えられていた。
元の家へと戻ると死んだはずの親が何も無かったかのようにいつも通り生活を送っていた。
そして、世界が戻った数年後
世界は、高い科学技術を手にし、環境破壊が加速していた。
そんな世界を目の当たりにした、亜美は、再びあの匣を持ち都市へと向かった。
元の位置へと戻ると、匣に願った。
「自然を戻して」
そう心の中で唱える。
すると、再び匣は光を取り戻し、世界は再び闇へと包まれ、人類は何度目かの終焉を迎えた。
側面の星は、2つになり蓋へと集まる。
??「ん〜?あの光はなんだろ〜」
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