この世の者ではないって…
「ヨーロッパに行かなきゃダメか…」
行くことはない…
「え?…南川教授…」
トランシルバニアの奥深い森の彼方の国でしょ…
私の兄は…
私は高倉さんの腕の中でタイムスリップした…
お母さんに置き手紙を書いてきた
殴り書きだけど…
永い旅が始まろとしてた。
和穂さん…
私は高倉さんにキスされた…
涙が流れた兄が吸血鬼になってたとは兄を殺さなければならなかった…
和穂さん…
私は鬼になってた。
トランシルバニアの森が全滅したのに何もかも失うとは…
彼女の姿がマリアンナになってた
目の前に亡くなった人々がいた。
高倉さん?…
私は此処にいます。
え?…
大きな…マントから顔を出した。
白狼…
皇女…
ワアッ逃げろ!!一斉に後ろからかけ出した四足走行した白狼達大勢がいる
高倉…この人がマリアンナか…
姫…?
おのれ貴様か…私の国を全滅させたのは!
振り返った吸血鬼の顔を観た
兄さん…
和穂…
「何してるのよ!!」
2人とも普通の姿になった。
発掘したら棺が見えた…
俺は吸血鬼にされたよ…元には戻れないだろ…
そんな事ない!
行け!!帰れよ!
「おい諒一…帰れって言うが親を忘れるなよ」
白狼が立ってた…
お父さん…
親父…
「すまんな高倉さん…君の祖父と付き合った私の親も白狼だったからな」
和穂来い!
「どうする気なのお父さん…」
「母さんが泣いてたよ」
「白狼なら良いが諒一を連れてこいって言われた」
良し!
白いマントの吸血鬼を押さえろ!!
飛び回った!
逃がすな!
棺に張本人の黒い悪魔が潜んでる…
真っ暗になった。
やめてくれ~!!
キサマ裏切るのか…暗黒の世界を造るんだろ…
食い殺してやる!!
やめて!!
マリアンナ…
皆が止まった
頭に王冠がかざしてた…
和穂…
やめろ!
お父さんが殺さなければ私がやるわよ!
光った!
本物のマリアンナが顔を見せた。
クッククク、
£¢§∋∂∝∪∈≠=
《愚か者よ私と地獄に逝くが良い…
現地の人間を解き放せ!!》
光った!!
黒い悪魔が沈みかけた…
蝙蝠が黒くなるまで覆ってた!
わあっ逃げろ!!
大輪のような太陽が…見えた…
傾きかけた…
人間ども元に戻れ、
灼熱の熱い熱がこもった…
グラッ
沈む…高倉さん~!!
兄も連れって~!
三次元の渦に入った。
皆は?
別々の渦だろ…
ドドドドッ!!
真っ赤になった。
ウワッ
…
和穂さん…
頬に傷があったな…
兄さん達は…
未だ分からない…
お父さん~!兄さん!
イデッ!親父…
諒一…
立ち上がり肩に手をかけてた。
おーい高倉さん!
川島刑事…
高倉さんって刑事なの?…
すみません…隠してた。
刑事達が見えた…
長谷田さんに柾木部長…
何があった…
管理部長…
助かったな…
あの人は?
「有名な刑事だよ」
後に付いていった一人の男性、
見慣れないよな…
優木刑事部長…が危ない!
え?…
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