そんなある日このクラスに転校生が来た。
かっこよくて、僕とは真反対の子だ。
彼の名前は、テイトくんと言うそうだ。
まあ。僕には関係ないだろう。
みんなからいじめられているからきっと彼も、いじめるんだろうな。
休み時間。
やっぱり、彼の机の周りにはみんなが集まっていた。
僕はいつもどおり机にうつ伏せで寝たフリをしていた
すると誰かに肩をトントンとした。
転校生だ。転校生は僕に
「はじめまして。よろしくね!」
と言った。
僕は
「…よろしく…。」と言った。
「君の名前教えてくれる?」
「僕はタイト…。」
「ふむふむ…タイトくんだね!おっけ!」
キーンコーンカーンコーン
「あ!じゃあ、僕戻るね!じゃあね!タイトくん!」
あの子すごく僕に絡んでくるな…。
まあ、先生の前ではいい子ぶってるって可能性もありだけどね。
先生「じゃあ、今日は今度の社会見学の班を決めるぞー」
はあ。最悪だ。どうせ僕のことを誘ってくれる人なんかいない。
誘っても、「はあ?お前なんかと組みたいわけ無いじゃんw脳みそないのかよw」って言われるだけだ。
どうしよう。
と思っていると
「タイトくん!一緒に班組もう!」
と言ってきた。
言ってきたのはテイトくんだった。
「ねぇねぇ!一緒に班、組んでいい?」
「え、まあ、いいよ。」
「やったぁぁぁ〜〜!」
そんな感じで僕はテイトくんと班を組むことになった。
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