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この世には存在しない。
あの世とこの世の境目に存在する駅を知っているだろうか?
これはそんな駅に迷い混んだ話。
きさらぎ駅
日本に来て3日。最初は期待などしてはいなかったが日本は俺が思っていた以上にも良い国で普通に仕事を忘れ文化を食事を景色を、全てを楽しんでしまった
ウキウキな俺は慣れもしない日本の私鉄に乗車してみようと言う気になった。
とりあえず××駅まで乗ろうか。
……思っていた以上にもトンネルが長く景色が楽しめない。
それに疲れてきた。まぁそれもそうか
俺は少しばかり子供のようにはしゃぎすぎていたみたいで気づいたら眠りについていた。
……目が覚めた三時間ほどたっただろうか?車内にはとうとう俺一人のよう。
外の景色を見る。運が悪くトンネルの中のようだ。
!!そういえばここはどこなのだろうか
行き先を見ると文字化けをしている。電車でもそうなるのか。
「ザザッ 次はー ………」
音質があまりよろしくないようで駅名がよく聞こえなかった。
そうこうしている内にトンネルを抜けたようで外の景色を見る。
霧が出ている。晴れていれば綺麗なのかはわからない。
赤い花が咲いている。後から日本に聞いたのだがどうやら彼岸花という花らしい。根っこに毒があると聞いた。
駅へ着いた。観光目的でおれはここで降りることにした
駅名は……消えかかっているがかろうじて読める。
「……きさらぎ駅?聞いたことない駅名だな。」
とりあえず日本に電話をすることにした。
アメリカ「もしもし。俺だが今大丈夫か?」
日本「ええ大丈夫ですよ。どうかしましたか?」
アメリカ「聞いたことのない駅に着いたのだがどこか教えてくれないか?」
日本「いいですよ。どこでしょうか?」
アメリカ「きさらぎ駅というところだ。」
…なんだか寒気がしてきた。それに、肩が重い。
もう旅館に戻ろうかな……。
日本「きさらぎ駅?本当ですか?」
アメリカ「あ…あぁ。」
日本「そんな名前の駅なんて……我が国には存在しませんよ」
アメリカ「は………?」
そんなことあるわけがない。そ…そうだ。
日本は俺を騙しているんだ!…でもなんのため?
理解できない。イギリスの料理並みに理解できない。
日本「都市伝説ですが聞いたことがあります。」
アメリカ「ゴースト!?嫌だ死にたくない!!!」
日本「落ち着いてください!アメリカは強いでしょう!?」
アメリカ「拳も銃も貫通するよ……」
日本「きさらぎ駅はあの世とこの世の境界にあると言われています」
日本「しかしきさらぎ駅で降りれて本当に良かった……」
アメリカ「どうして?」
日本「貴方はもう生きて戻ってくることが出来なくなっていた。」
…なんだか賑やかな音が聞こえてきた。
そっちに向かおうかな。
アメリカ「なんか祭りの音が聞こえてきたよ」
日本「!!不味いです!!来た道を引き換えしてください!」
そこからは無我夢中で走った。
日本とはずっと電話でやり取りして助けてもらっていた。
がとうとう電池が切れてしまった。
……どれくらい走っただろうか。まだ出口が見えない。
中国「アメリカ!?こんなとこになんの用アルか!」
アメリカ「なんか着いたんだ!!」
中国「アイヤー…我が出口まで案内するアル。」
アメリカ「ありがとう」
仲が悪くてもいざピンチのとき出会えば頼りになるもんだ。
ところでなんでコイツここにいんの?
中国「我は都市伝説を祓う仕事に就いてるネ」
アメリカ「へぇそりゃすごいな」
中国「この駅を祓うアル。決して我の手を離してはならないヨ」
アメリカ「了解!」
「次は~ ××駅~ ××駅~」
目が覚めるとそこは元の電車だった。
横を見ると中国がいた
アメリカ「ありがとう」
中国「我はお前に死なれると報告書を書かないといけないから嫌々助けたアル」
アメリカ「え。」
中国「あ、ちなみにあそこで手を離してたらお前永遠に迷うことになってたネ」
アメリカ「うそ。」
アメリカ「てかスマホ貸して。」
中国「嫌アル。」
なぜ俺が巻き込まれたのかはまだわからない。
でもそれでも助かったのだからいいだろう。
俺はマク○ナルドによることにした。
ロシア「次の旅行はイポーニャに行くか──」
ポーランド「僕も連れてってよ!」
ロシア「ダメ。なんでここにいんの?」
ポーランド「喉乾いてて……」
ロシア「待って!俺のウォッカが全部無い!」
ポーランド「ごめん。飲んじゃった。」
ロシア「ほんとお前無理。信じられない」
ポーランド「分割してくるのよりかましでしょ」
ロシア「でもお前強いもん!ボコしてくるじゃん!」
次回 ポーランド、ロシア×××