こんにちは。やっとテストが終わって一安心したなつです。
今回もfwakですが、前作とは繋がっておらず、
fw→人間(ホスト、24歳)
ak→うさぎ
です!
knさんとkzさんとrrmちゃん、uzkoさん、ibさんが出ますがカップリング要素は無いです
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んぁ〜、さみい……こんな真冬に、しかもわざわざ外で酒ぶっかけんでもええやんな〜…
……さすがにタクシー使うかぁ
『…あー、もしもし、タクシー手配したいんスけど………』
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『…ッはぁ〜………』
家に着いてすぐ、ソファーに倒れ込んだ 。
最近は姫の彼氏が殴り込みに来るわ、姫がシャンパン頼んだと思ったらぶっかけてくるわでろくな事ないわ〜…
まああの街じゃ日常風景か。
『……』
無言で叶さんとのトーク画面を開く。
そしてなんとも可愛らしいねこちゃんたちの写真がたくさん表示される。
何ヶ月か前に飼ったというその小さな命たちは、偶然立ち寄ったペットショップで見つけたらしい。
3兄妹らしく、よく喧嘩してはすぐ一緒にお菓子を食べてる様子の写真(動画)が送られてくる。
名前はくずは、りりむ、コウというらしい。なんでコウだけカタカナなのか聞いたら、
なんでだろ、顔みた時そんな感じしたんだよね、てか全員そうだけど。
らしい。
てゆかよく3匹も飼えたな、その経済どっから回ってきとるんや…
でも、
かわぇ〜、な
『俺もねこちゃん飼おかな』
……どうせ明日休みで予定も入れとらんし、見に行ってみるか。
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あ、あのねこちゃん可愛ええな〜、ん、でもあっちの猫ちゃんもかわえ〜……とペットショップを練り歩き4時間。
全く決まらん。
叶さんは〈ビビっときたらそれが運命だよ〜〉みたいなこと言っとったけど、そこまでの運命はわりとどの子にも感じんな…
……小腹すいたしいったんどっか入ろお。
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適当なカフェに入り、コーヒーを頼む。
待っている間、ふと視線を感じ、見てみると女子高生らしき女の子数人がこちらをチラチラと気にしていた。
もはや職業病となった営業スマイルを送っておく。
と、同時に、俺は見つけた。
彼女たちの席は窓際、そこから外に見える……
最強に可愛いうさぎを。
『…………』
ピシャーーーーン!!!!!!!
叶さん、ビビっとくるどころじゃないで、雷に打たれるレベルやこれ。
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急いでコーヒーを飲み終わる。
女の子たちからインスタ教えてくれと詰められたが、ごめんなあ、と言って店を出る。
そんで今。俺はうさちゃんを入れたゲージをもち、我が家に帰っている。
動物を飼うのに必要なものも色々買っておき、とりあえずイブを呼んだ。
『イブ〜!!車だしてくれてありがとぉ🥹🥹』
《うるせぇ〜笑笑てかふわっちも車もってるじゃん、なんで車で来んかったん》
『ぶっちゃけ本音、今日決まると思わんかった』
《おい笑笑笑》
『や、まじ今度なんか奢ります、てか奢らせてくれ笑』
《別にいいけどさ〜……あ、着いたケド》
『いやほんとにありがとう!落ち着いたら遊び誘うわ!!』
《うぃ〜》
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『……………ッはぁ〜〜〜…かわえ〜…』
「きゅぅ?」
んーー、かわえぇ……毎日写真送ってくる叶さんの気持ち分かるわ……
てかめっちゃ人懐こくね?
今日初対面なのに甘えてくるの強すぎやろ。
「きゅ、きゅ」
『ん〜、可愛ええからいいや』
……と言っても俺明日仕事やし、ちょうどいいから我が家の雰囲気に慣れてもらうか。
『あー…と……餌はこれと、これを合わせて…水はこれで……ゲージの上にブランケット掛けて………』
あ、名前……
『……んー、あきな……ぇ、あきなってめっちゃいい名前じゃね?なんでこんなパッと思いついたんやろ……』
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「〜」
「……ふぁ…」
『んぇ……??』
…ん、俺寝てたか?久しぶりにあんなにテンション上がったししゃーないか……
「……ふあち〜…ぷわ、ち〜」
『………ん??』
なんやこの声…?いったん電気つけるか…
カチッ
「ふわぁ、ちぃ〜……??」
『………は、誰?』
一気に目が覚めた。…姫か?家つきとめられたことはあったけどこんな実害あるやつ初めてやな……
ん、でもこんな顔見た事ない、というか、男、じゃね?
『……誰か分からんけど、確実に不法侵入やんな。通報するで?』
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『通報するで?……………て、?』
……ここで俺は今更気づいた。あきながおらんことに。
『……お前、そこにおった子、どこやったん?』
「、?」
……ッ!!
『おまッ……!!!』
「ふぁち、あきなって、俺?の事だよねぇ…?」
『、は……?』
「きのぉつけてたやん、名前」
『んぇ………??』
え、なんやこいつ、もしかして昨日の時点で家におったんか?そんで今は自分があのうさぎだと思い込んでるんか?やばすぎやろ。
、でもなんか、違う…、てか俺、この人見た時からずっと、身体震えとる。
初めてあきなを見つけた時、のような、あの感じ。
本能がそう言ってる。かもしれない、?
『ッ、おまえ、あきな…なんか……?本気で言うとる…?』
「うん!お望みとあらばあっちの姿にもなれるんよ!」
「へ〜んしん!」
ぽひゅっ、
『……まじかあ………』
そこには、俺が昨日飼い始めた、可愛い可愛いうさちゃんがいた。
『………………………いったん寝るか』
もぞ、、すや………
「…えっ、ぷあち〜!?寝ちゃうの〜??…おぅい…」
そして俺は深く、深く睡眠した。
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…………
「すぴぃ……」
おるなぁ………
夢じゃなかったかあ……
…めっちゃ人間やん。見た目15~16くらいか? どう見ても昨日の女の子たちと同じくらいやんな…
……うっ、わなんか急に犯罪臭するな。
これもしかして俺が通報されるやつか?
「すぴぃ〜…すぴぃ〜……」
呑気に寝てる姿が最高に憎らしく、鼻を一瞬軽くつまむ。
「…ふがぁっ!」
「……あれ、ふわちぃ…?今俺の鼻つまんだ…??」
『つまんどらんよぉ〜』
「ん〜…そお…???」
いまいち納得しきれてない彼に、
とりあえず服を着せる。
『すっぽんぽんはやめよかあ、風邪ひくで?』
「えー、なんかそれ落ち着かない!」
『いや、色々とアウトやし……』
未成年がホストの家で裸状態の朝を迎える。字面だけでやばすぎるやろ。
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『……これご飯とかどうすればいいんやろ、人間の食べ物でええんか…?』
『んね〜、あきな、あきな的にこれ食べれ…』
「ふわ、ちぃ、俺、苦し……」
『……!?!?』
『あきな!?!?』
はっ、?、病院……これどっち行くべきや!?人間の方…?それとも動物病院……!?!?
『ちょっと待ってろあきな、ほんの少し我慢出来るか???』
くっそ、いやもうどっちでもいいか、めっちゃ苦しそうやしどっちも…!!
「ちがあ、うぅ、。…俺、なんかからだっていうか、さあ、……おなか、さみし…」
『…は???』
今なんて言ったこの子、
「俺も、よく分かん、な……ぃ」
「でもっ、からだがおかしッ…ん、……!!たすけてえ…ふあちぃ…… 」
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発情。
あきなの感じからして、それだろう。
でも、彼は今人間の姿で、俺は、どうすれば、
「ふ、ふあち、俺、のおしりぃ、お尻きゅうってなゆ……」
「なおして、ぇ」
待て、さすがにやばいぞこれ。
会って間もない、ほんとに間もない、確実に見た目7は年下の男にここまで、……
欲情するとは。
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なんか思ってたより長くなっちゃったので、いったんここで切ります……!!
コメント
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んああああああああああああああああすきいいいいいいい