??「…これで任務報告は以上です。」
??「ああ。よくやった。No.━━━━━。」
??「…お褒めにいただき光栄です。」
??「次の任務を言い渡す。」
??「この国に宣戦布告をする。」
??「離脱してこい。」
??「そして、我が国に勝利をもたらせ。」
??「…ッ!…はい。承知致しました。」
??「我が総統閣下。」
凛花です。
今回はリクエスト作品です。
リクエストしてくださった ここら様 ありがとうございます。
アテンション
・ご本人様には、全く関係ございません。
・誤字、脱字を含むかもしれません。
・主は文才が全くございません。
・流血表現ありです。
・地雷様はフィードバックを推奨致します。
・軍パロです。
これらのことが把握できる方のみお進み下さい。
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main red&green
sub blue
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俺らはいつまでも
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シャークん視点
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地を蹴る。
握りしめるゴムナイフで攻撃を流す。
小柄な体躯を活かし、懐へと飛び込む。
勢いよく、喉元へと突き出す。
ピタリと動きを止める。
Br「あ〜!?負けたんだけど…。」
sh「よしw勝ったなw」
どちらともなく離れる。
Br「も〜!僕シャークんに勝ったことって両手で数えられるくらいだよ!?」
sh「ww」
手を広げてぷっと顔を膨らませて怒るBroooock。
sh「あっち〜…。」
先程の実践練習で火照った体を冷たい飲み物で冷やす。
Br「ねぇ、シャークん。」
sh「ん?どうした?」
Broooockの方を見ると、いつものような、ふわふわしたような表情ではなく、真剣な光を称えていた。
Br「いつもありがとうね。」
sh「…は?」
何かやばいことでも言われるのか、と思った俺が馬鹿だった。
sh「なんだよ、急にw」
sh「これからも。だろ?」
Br「…そうだね。」
何故か、その瞳が夜空のように煌めき憂いを帯びているように感じた。
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Broooock視点
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Br「…はぁ。」
思わず出てきたため息を、慌てて飲み込む。
もう、決めたんだ。
机の上に置いたインカム、それぞれへと宛てた手紙。
それに━━━━━━━━━━━━━━。
Br「置いて行きたくないなぁ…。」
毛先が赤く染まった白尾。
Br「ごめんなさい。」
Br「こんな僕を許して欲しい。」
Br「K国のスパイの僕を。」
Br「さよなら、僕の大好きな仲間たち。」
ひらりと窓から飛び降りた。
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きんとき視点
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Na「ねぇ〜!遅い!!」
不機嫌さを顔いっぱいに表す、総統Nakamu。
sm「まだ寝てるんじゃないか?」
はらりと、ページを捲る手を止めないスマイル。
kr「夕飯の時はいつもいんのにな。」
赤色の彼がこないことに、驚きを隠せないきりやん。
不安そうに視線を宙に彷徨わせるシャークん。
赤色の彼が、朝起きてこないのは最早当たり前となっているが、夕飯の時には必ず食堂にいるはずなのに、今日は来ない。
kn「俺、ぶるーくの自室見てくるわ。」
そう言って立ち上がる。
Na「今日のデザート、ぶるーくのやつ絶対貰うんだから!!」
kn「ww」
コンコン
kn「ぶるーくー?起きてる?」
声をかけるが、中からは物音一つも聞こえない。
少し不審感を覚える。
体調不良とかで倒れられていても困る。
kn「…ごめんね、入るよ。」
間髪入れず、扉を開ける。
kn「…え?」
ガランとした部屋。
直前まで人がいたと思えない。
kn「なんで…。これが…!?」
机の上に、ポツンと置かれたインカム。
色違いで持ってる白尾。
バクバクと心臓がうるさく鳴る。
震える手で、インカムの電源を入れる。
kn「…みんな。」
Na『やっぱり寝てた!?』
kr『なかむうるさい!!』
sm『…どうした?声が震えているが。』
kn「ぶるーくが…。いなくなった。」
sh『うそ…だろ…。』
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シャークん視点
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きんときからの通信が入ってから、動けなくなった体に鞭打ち食堂から飛び出す。
最速で、Broooockの部屋に走る。
sh「…ッきんとき!!」
顔面蒼白で突っ立っているきんときの傍には、Broooockが愛用しているインカムと、赤に染った白尾。
sh「…手紙?」
机の上に散らばった5つの便箋。
その中から、『シャークん』と書かれた手紙を取り出す。
すっかり冷たくなった指先で紙を広げる。
✎𓂃𓈒𓐍◌
シャークんへ。
これを読んでるってことは、僕はそこにいないと思うな。
突然だけど。
僕は、ここにいれてとっても幸せだったんだよね。
なによりもシャークんと、たくさん手合わせして笑いあったことが1番たのしかったなぁ。
あ、僕がここにいないことについて説明してなかったね。
僕は、ここから出ていきます。
楽しく無くなったからとか、嫌になったとかじゃないんだけど。
これは、僕がひとりで解決しないといけないの。
ごめんね。
僕はひとりで消えて、いなくなるけど。
みんなとのたくさんのたのしかった思い出は消えないから。
また、来世とかで会えたらいいな!!
じゃあね。
WT国“元”幹部
Broooock
✎𓂃𓈒𓐍◌
Na「何…これ。」
sm「…。」
kr「なんだよ…。ひとりで消えるとかさ。」
いつの間に来ていたのか、それぞれが似たような紙を持って呆然としている。
Na「…嫌になっちゃったのかなぁ…グスッ」
Nakamuは、大きな瞳になみだをためる。
kr「いや、ぶるーくは嫌になってないな。」
kr「ここに、嫌になったわけじゃないって書いてある。」
険しい顔で手紙を見つめるきりやん。
kn「…ぶるーく自身がひとりで解決…ねぇ。」
sm「ぶるーくだけで解決出来んのかよ…。」
困ったようにつぶやくきんときと、苦しげに言葉を吐き出すスマイル。
sh「…。」
無言の時間が流れている中、スマイルに装着されたインカムがピピッと音をたてる。
sm「…こちらスマイル。どうした。」
sm「…ッ!わかった、引き続き情報撹乱を頼む。」
血相を変えてそういったスマイル。
ただ事ではないと感じた俺らは、スマイルの言葉を待つ。
sm「…こんな時に言いたくは無いが…。」
sm「K国から宣戦布告だ。」
WT-Br,sm「…ッ!?」
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Broooock視点
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Br「…ふぅ。」
気配を極力消し、足音を立てずに最速で基地を出る。
Br「…。」
くるりと、後ろを振り向く。
━━━━━━━━出て行きたくないなぁ。
そんなことを願うが、叶わない。
これは僕が解決しないといけないんだから。
Br「…僕が終わらせる。」
Br「みんなを危険に晒したくない。」
いこう。
キッと前を見すえ、足早に歩き始めた。
後編へ続く。
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
コメント
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ああああミラティブのやつだぁぁぁ(((( え待って待って待って待って神じゃんええええ待ってやばいえほんとにえとりあえず凛花姉は神だけどもリクした人も神だよねえなにこれ最高じゃんやばいって