TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する











「おーい柏木」


「聞いてんのか〜?」



『っあ、

ごめんて〜、今日寝れてなくってさー!』



もちろんウソ。


兄について少し考え込んでいただけだ。


まあ、兄について考えるのも癪だがな、



「おいおい大丈夫かよ〜!w」


「てか今日この面子でクレーンゲーム行くんだけど柏木も行くか?」



『えまじ?! 行く!絶対行くわ!』



この会話を見た人はわかると思うが、此奴らは俺の友達。


アホなヤツが多いけど、一緒に居て楽しいやつらだ。



「クレーンゲームで誰が1番景品多く獲れるか勝負な〜!!」


「その勝負乗ったぁ!」


「俺も乗るわ!w」



『ふっ、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ…

俺は中学のときクレーンゲームの覇者って呼ばれたかったけど呼ばれなかった男…!』



「訳わかんねぇよw」



『じゃ行くか〜!!』



「「「おー!」」」



楽しい、そんな感情が俺の中から湧き上がるほど、此奴らと一緒にいるのはとても楽しい。


俺だけのアオハル。

兄にも、誰にも邪魔されずにこの高校生活を送ってやる。


と思ったのも束の間。




「なぁ、なんかあそこ人多くね?」


「たしかにな、…もしかして有名人じゃね?!」


「まじかよ〜!!俺石原さ○みしか受け付けねぇんだけど、!!」



『夢のまた夢で草。

でもあそこ人多いよなぁ、』



「行ってみよーぜ!」


「「いぇーい!」」



悪い予感がした。

このときに好奇心に身を任せずすぐに帰ってればよかったんだ。



『…お前らがいくんなら俺も行こっかな〜!』



「ないす柏木!」




ざわざわ



「んん〜?誰がいんだ〜?」


「人多すぎじゃね?こんなんじゃ見えねぇよ」


「まじそれ…

…!あ!お前らこっちこい!」



手招きされた方へと向かう。



「こっちよく見えるぞー!」


「うわナイスすぎる」


「ん…?あれって、」



ぇ…?



「柏木廻じゃね…?!」


「うわまじだ…、!

生柏木廻みれるなんて俺ら人生の半分の運使ったんじゃね?!w」


「まじやんけ……!!✨️」



まって、ウソでしょ?

なんで彼奴がこんなところにいるんだよ、いやそれよりもなんの要件で、?

不安だったことが起きてる。最悪としか言いきれないこの状況。



やだ、まって、なんでこっちに近づいてくるんだよ。

ウソ…。



「まってこっち近づいてきてる!!

生柏木廻がこっち近づいてきてるって!!」


「うるっせぇおま!!

誰か色紙持ってねぇか…!?!」


「こんなことが起きるなら色紙100枚くらい用意しとくんだった…!!」



そんなことで騒ぐ奴らを遠目でみて、現実を受け止める。

なんでここの居場所が分かったんだ?GPS?いやそんなのは俺が学校来る前に外した。

GPSでないとしたら…

〝盗聴器〟

この1つの答えが俺の脳内に浮かび上がる。

ぁ、そういえば、俺って学校来るとき盗聴器外したっけ…?


嗚呼、最悪だ。

してやられた。



「やっほ〜、鳴…♡」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


なんかテラーの操作難しい

loading

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

4

ユーザー

いやぁぁぁぁぁぁ!!!!! すきぃぃぃぃぃぃ!!!

ユーザー

神作になる予感しかない。うん。なるわ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚