🎼🍵視点
こさめちゃんといるまちゃんが喧嘩してから2日経った
あれ以来こさめちゃんは部屋にこもっちゃって学校にも行かない。ご飯も食べない。
コンコン
🎼🍵「こさめちゃん今日も学校休む?」
🎼☔️「うん…今日もご飯いらない」
🎼🍵「こさめちゃん2日は見逃してたけど流石に今日はちょっとは食べよ?みんなと一緒じゃなくてもいいから。あとで部屋の前にご飯置いとくから食べてね」
(まだ返事が返ってくる。不幸中の幸いだ。これが返事も来なくなったら本当の終わりだろう)
🎼🍵「こさめちゃんここにご飯置いておくからね。残してもいいから食べて。少し気分が乗ったら一緒にお話しようね」
🎼☔️視点
毎日すち兄が話しかけてくれる。ご飯だって毎日作ってくれる。それでも食べたくない。食欲がない。
🎼🍵《「こさめちゃんここにご飯置いておくからね。残してもいいから食べて。少し気分が乗ったら一緒にお話しようね。」
こさめだってお話したい。できるものなら。
こさめだって食べたい。食べれるものなら。
こさめだって学校行きたい。怖くないなら。
こさめだって元気に暮らしたい。でもできない。
ヤられてからずっと気持ち悪い。なにをしていても思い出してしまう。
それでも変わらなければならない。
少しずつすち兄の料理を口へ運ぶ。ちょっと気持ち悪くても申し訳ないから我慢しながら食べる。
それでも全部食べきることはできなかった。
🎼☔️「すち兄……ごめんなさい。食べきれなかった。」
🎼🍵「こさめちゃん。ありがと食べてくれてギュッ」
🎼☔️「やめてっドンッあっごめん…」
🎼🍵「ううん。俺こそごめんね。急に抱きついちゃって。姿が見れたのが嬉しくて。びっくりしたよね。」
🎼☔️「もうこさ部屋戻るね…」
🎼🍵「こさめちゃん!ありがと部屋から出てきてくれて。また気分がのったら出てきてね。」
少しは話せた。少しは食べれたことが嬉しい。
それでもやっぱり怖い。お兄ちゃんですら怖くなってしまった。
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