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Oへ
学校では前の件でわかると思うけど、2人で話すことは無理だから、ここで文字にして伝えることにした。
まず、この物語についてだけど、これはもちろんフィクションだし、現実の自分たちのクラスがあそこまでひどくエスカレートすることはないと思う。でも、今の状態のまま誰も何も言わずにいたら、こういう最悪な形になる可能性だって絶対になくはない、そう思って書いた。
物語の中では、翔や蹴介みたいなヒーローがみんなを救ってハッピーエンドになったけど、現実のこのクラスにはそんな都合のいいやつはいない。あと、読んでいてリアルの人物が何人か思い当たったかもしれないけれど、それは気にしないでほしい。誰かを責めたいわけじゃなく、今のクラスの空気感を伝えるために書いたものだから。(1人は除き)
うちは、このまま今のクラスを誰も注意しないで、下ネタばかりが飛び交う状態にしていたら、絶対に良くないと思ってる。
実は、うちだって最初はクラスのノリに合わせていた。浮くのが怖かったし、話を合わせるしかなかったから。でも、本当はこの物語の翔と同じで、あんな言葉が好きなわけじゃない。毎日毎日、あの下品な言葉を聞かされるのは本当にしんどいし、正直もう限界だ。
だから、Oの力を貸してほしい。
KとかTは、Nのせいでもう本当にやばいところまでいってる。元々はあんなやつらじゃなかったはずなのに、Nのせいでどんどん引きずり込まれている。
僕は、まずあの2人をどうしても救いたい。あのNのノリから、元のまともな場所に引き戻したいんだ。
そのためには、Oの力が必要なんだ。自分一人じゃ、Nたちのあのノリに立ち向かうことも、クラスの空気を変えることもできない。でも、Oが協力してくれたら、KやTに「本当はこんなの面白くないよね」って、まともな声を届けることができる。
これは本気の相談だし、本気の頼みだ。一応信頼できるOだからこそ、きちんと本心を言った。
学校ではいつも通りに合わせるフリをしながらでいいから、裏でうちと協力してほしい。KとTを救うために、どうか力を貸してください。
読んでくれてありがとう。できれば協力して欲しいです。
コメント
1件
読み終えました……。 この話、正直、胸がぎゅってなりました。物語の裏に、作者さんのリアルな思いが詰まってるんだなって思うと、ただのフィクションとして読めなかったです。 翔や蹴介みたいなヒーローはいないって一文がすごく刺さって。それでも「声を届けたい」って願う気持ち、ちゃんと伝わってきました。 Oくんがどう応えるか、気になります。静かに続きを待ってますね🌙