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チーノ:……なぁ、ショッピ。


ショッピ:なんや?入らへんの?


チーノ:あっ、いや入るけど、ショッピがドア開けてくれへん?


ショッピ:なんでや?


チーノ:それは………中に入ってから説明するから。


ショッピ:………わかった



➖コンコンコン



➖入れ



グルッペン:………何をしようとしてるんだ?チーノ。


チーノ:…え?


オニユリ:待ちなさい。私はあなた達を殺そうなんて考えてないから。


グルッペン:誰が魔女なんぞの言葉を……


オニユリ:私はアレの上の者だ。アイツラは私の直属の部下ではないけどね。


チーノ:ちょちょっと待ってください!!


ショッピ:なんではじめからバチバチ何ですか!?!


グルッペン:そんなの簡単だ。こいつが魔女だからだ


オニユリ:魔女は邪悪なもの。それがあなたの地方の考え方だものね


グルッペン:!?!


オニユリ:私はただの魔女じゃない。この世界を作った者だ。


グルッペン:魔女なんぞの言葉など


オニユリ:信じてもらわなくても構わないわよ?私は今から魔法を使う。これは嘘偽りのないものよ。ちゃんと、この二人が証言してくれるわ。


グルッペン:はぁ?



➖パチンッ



オニユリさんが指を鳴らすと、グルッペンさんの手のひらにプロジェクターのようなものが現れ映像が映し出された。


それは今まさに起こった出来事。


一般兵が俺に向かって吐く暴言、暴力。ショッピが助ける映像まで。一瞬映像が乱れ、場面が変わる。


そこには訓練場が映し出される。またしても俺が一般兵にいじめられているシーン。


また代わり、そこは街の裏路地。猫の集会が行われてそうな場所。猫を愛でるショッピが後ろから鉄パイプのようなもので一般兵にやられているシーン。



ショッピ:あっ、


チーノ:グルッペンさんこれは違くて


グルッペン:……ゾム。








グルッペン:ショッピ、チーノを直ちにペ神のことに


ゾム:はーい


ショッピ:げ、ゾムさん…またこの人はダクトの中に


チーノ:あの〜ゾムさん?俺らはグルッペンさんに話が……


ゾム:あっ…


グルッペン:話は後でだ。治療が先決。


ゾム:そ、そ、その人は?


グルッペン:俺と話する。護衛は不要だ。


ゾム:了解。行くぜ!ショッピ、チーノ!!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン


チーノ:あ゛あ゛あ゛!!!


ショッピ:おい!チーノ!!俺まで巻き込まれたんやけど!?!




オニユリさんを残し、ゾムさんにショッピと共に引きずられながら、しんぺいさんの待つ治療室ヘと向かう。


どうして、こうなった……

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⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

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