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「ああ、緑谷さん、飯田さん。おはようございます。」

「2人ともおはよー!」

「おはよう、麗日くん、冩屋くん!」

「あ…お、おはよう……。」

「珍しいな?冩屋くんが誰かと共に登校だなんて」

「ええ、偶然会ったので。別々で行動する理由もありませんし、そのまま一緒に登校してんです。」

「優雨ちゃんと登校何気に初だから嬉しい!」

「ありがとうございます。私も嬉しいですよ」

「表情ピクリとも動いてへんけど!?」

「生まれつきです」

「生まれつきなんだ…」

「………」

「どうしました?緑谷さん。」

「えっ!?あ、いや、なんでもないよ!」

「そうですか。」

(……やはりと言うべきでしょうか、昨日の事を気にしている様ですね。あんな事言わずに、無視してさっさと去るべきだったでしょうか。 正直、めんどくさいですね……あまり詮索されたくないのですが。)

(ともかく、緑谷さんより相澤さんですね。あの手の人は観察力がいい。根津さんから聞かされているかは知りませんが、要らぬ誤解を生まぬよう、気を付けなければ…)

「ああ、いた。冩屋、来い」

「はい」


登校してそうそうに相澤から呼び出しをくらった優雨は黙って相澤の3歩後ろをついて行く。「ここだ」と言って足を止めたのは校長室だった。ドアをノックし入る。


「やあ、よく来てくれたね!」

「それで、校長。優雨が何者なのか話してくれますよね?」

「その事で呼んだからね!一応耀哉からは了承済みだけど、本人にも確認しないといけないからね。優雨くん、話しても良いかな?」

「御館様が良いと仰るのなら私に拒否権はございません。」

「そうかい、なら話さしてもらうよ!」

「先に言っておくが、これは他言無用だよ」


そうして根津は語りだした。鬼殺隊が政府公認であること、それを踏まえて優雨に生徒達を鬼から守るボディガードとして編入してもらったこと、等。


「何かあるとは思っていたが…鬼殺隊だったとは…今思えば、いつも刀を持っていたしUSJ事件の時に冩屋が戦っていたのは鬼だったのか……」

「最初から話しておくべきだったね。けど、何せ鬼殺隊とヒーローはギスギスしてるからね」

「ああ……オールマイトが聞いたら声を荒らげて反対していただろうな」

「他の多くの教員も反対するだろうね。危険だと言って」

「口を挟んで申し訳ないのですが、私達は鬼を殺すだけであって人を殺すことはありません。__そう何度も言っているのですが、理解されないのです。」

「私達もこのままではいけないと思っています。何十年か前に、1度鬼殺隊はヒーローに鬼を任せました。けれど、それは悲惨なものでした。」

「また、繰り返すのですか?」

「そんな訳にはいかないさ。だから、僕と耀哉で話し合った。」

「…ヒーロー側はここの教員。鬼殺隊側は御館様と私。そして根津校長さんもついて会議をする__ですよね?」

「そうだ。そこで、今日相澤くんに話したのは彼も理解出来ると思ったからだ」

「……まぁ、確かに他の方法があるのではとも思いますが、現時点ではこれが合理的だ。俺達には鬼をどうにかすることは出来ない。何も異論ありませんよ」

「よし、なら決まりだね。後日会議を行う日程を教えるよ。」

「わかりました」

「はい。承知致しました。」

「……君は無理に会議に参加しなくていい。辛いこともあるだろう?」

「そうですね…。こういったことは慣れていますのでなんとも思いません。」

「そうかい。なら、改めて宜しく頼むよ」

「はい。」













ほとんど会話文だけになっちまった……(゚ω゚;)。o○(やべ)



鬼殺隊とヒーローは分かり合えない

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