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いつも通りの朝、いつも通りの朝食、いつも通りの通学。こんな当たり前の生活がずっと続くと俺は思っていた。当時俺、佐藤快斗は大学2年生だった。こんな普通の日を少し俺は、物足りないと思っていた。
「はぁ、なんか面白いこと起きないかな、」
学校の帰り道そんな事を呟きながら帰宅していた。その時だった、ふと横を見ると小学2年生ぐらいの子がボールを取りに道路へ入ってしまった。そこへトラックが猛スピードで走り、子供を轢きそうになった。そんな時俺は、口よりも先に足が前へ出ていた。
バシャン!!!
とても鈍い音がした、子供を突き飛ばし、俺はトラックにはねられた。
(子供は大丈夫のようだな、俺このまま死ぬのかな、何一つ面白い事がなかったな、)
朦朧とする意識の中で俺は子供の無事を確認しそのまま俺は息を引き取った。
そんな時、どこからか不思議な声が聞こえてた
「ちょっとー、起きてます?良い加減起きてくださいよー」
不思議な声を聞き俺は目を開けた
「あれ?俺死んだんじゃ、なんで生きてるんだ?」
「あっ!やっと起きたよ」
不思議な声のする方へ俺は顔を向けた
「あのー?あなたは誰ですか?」
「良くぞ聞いてれた!」
とても嬉しそうな感じで話しかけてきた
「そうこの私こそが、女神アテスよ!」
俺は疑問を持ちながら女神と言っている人に話しかけた
「自分で女神語ってる人とかいたんだな、一度病院でも行ったらどうだ?」
そんな回答をされた女神は少し怒ったかのように言った
「ちょっと!流石にあってすぐそれはひどくない?まぁ全ては私が悪いんだけど、」
女神は少し申し訳なさそうに言った
「なんで女神が悪いんだ?」
「あのね本当は、あなたはここで死ぬべきじゃなかったのよ、あそこで本当はあの子が死んでしまうことになってたんだけど、あなたがあの子を助けて死んじゃったから」
そんな回答に少し俺はイラついた
「じゃあ、俺はあの子を見殺しにしろってことが!」
「ごめんごめん流石に言葉が悪かったわ、あなたは本当は残り62年ほど生きれたんだけど、死んじゃったからな」
少し女神は考え事をしてふと女神は何かを思い出したかのように言った
「そうだあなた、謝罪って程じゃないんだけど、あなた何か面白いことを願ってたわよね」
そんな事を聞かれた俺は少し疑問を持ちながら女神に言った
「確かに願ったがそれがどうしたんだ?」
女神は何故か誇らしそうに語り始めた
「あのね私が管理してる世界があるんだけどそこに行くってのはどう?」
「その世界にはどんなのがあるんだ?」
「そうね、簡単に言うと剣と魔法の世界かしら」
剣と魔法という言葉を聞き俺はとても興味を持った
「そんなものがあるのか!とても面白そうだな」
「でしょでしょ♪だからお詫びにその世界へ招待してあげるわ、どうする?この世界に行っちゃう??」
「まじか、そんなに面白そうな世界があったなんてもちろん俺は行くよ!」
「よし、じゃあ決まりねスキルとかは私が適当に決めとくからじゃあとは頑張ってね〜」
その言葉を最後に俺は意識を失った