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前回のあらすじ
目が覚めたらイケメンになってた上に【見捨てられた】の世界に来てしまった主と師匠。
偽名を決めたらラウンドが開始!!
「…ラウンド開始した??」
「ラウンドってなに?」
「ラウンドは試合の事。」
ラウンドが始まったと薄々察したラックはセレストにその事を説明する
「…つまり敵とかいます?」
「YES」
「…イヤァア…」
「逃げりゃいいんだよ」
そう言い絶望するセレストと慰める(?)ラック、そこでセレスト、気づく
「あれ…てかラックんなんで武器持ってるの?」
「そういうししょーこそ…」
なんとセレストはスナイパーライフル、ラックは斧と鎌を手に握っていた。
「…これスキルに関係あるんじゃ…」
「え?うちスナイパーライフルなんて使ったことないけど?」
「それなら俺だって…いや…一様ピザカッターで斧型のやつは持ってたけど…」
2人ともまたもや困惑する。やはり突然起きると困惑するらしい
「…とりあえず誰か探そう。」
「おけ!」
そう言って2人は歩きながら人を探し始めた…
「え…何このコーラ…?」
「それ飲んだら足速くなるやつだからししょー持っときな」
「…ラックんが敵にやられそうになったらこれ飲んで逃げるね」
「見捨てないで…」
そう歩きながらマップを探索する2人
そうすると奥に人影が見えた
「ラックん、あれ誰?」
「…第1住民発見だなぁ…」
「味方?敵?」
「味方ぁ…」
2人の視線の先には。
黒のシャツに赤い上着、黒いズボンに特徴的な赤いバイザーを付けている人物。
彼はいつの間にかこちらに気づき近づいてきた
「あ、もしかして新しいサバイバーの方ですか?」
そう声をこちらにかけてきた
「…ラックん、サバイバーってなに?」
セレストがそう小声でラックに聞くが…
「あ〜そうです!」
ラックはそれをガン無視。話しかけてきた彼に返事をした
「2人ともお名前は…?」
「俺はラック!」
「うちはセレスト!!」
そう彼に聞かれ名前を答えた。
そこでラックが口を開く
「えっと…貴方は…」
「あ、僕はエリオットです!」
彼はエリオット、【見捨てられた】の原作キャラであり重要な回復キャラである。
他の人を回復されると厄介だからとよく初手から狩られることが多いキャラだ。
…ここで2人の心情を見てみよう
「(え…四角い…てかエリオットって言うんだ……エリオって呼ぼう(?))」
「(…初手からエリオットか…回復役を最初にゲットできるのはありがたいな…)」
…エリオットのあだ名が決まった瞬間であった
「そういえばお二人のスキルって?」
「え〜と…」
エリオットに聞かれ考えるセレスト。
そこに近づく影にラックは気づく。
「あ…」
そうラックが声をだした直後エリオットとセレストを両脇に抱えて走り出した!!
「あざざ〜っす」
「…?」
全てを理解したセレストとまだ困惑中のエリオット、何故ラックは走り出したのか?
答えは…
「やべぇッ!!キラーだ!!」
「あ…そういうことですね…」
「ラックんナイスぅ〜」
「とりあえず走るからッ!!」
後ろから接近していたキラー(ジェイソン)に気づきダッシュで逃げた…carry(運ぶ)のスキルが役にたった瞬間である。
「え?まって!!全然疲れない!!」
これもcarry(運ぶ)の効果、今ラックは2人抱えているのでスタミナが300あるというチート状態である。
そのままラックは2人を抱え走り続ける…筈だった
「おいラックん!!第2住民だぁぁぁぁあ!!」
「あ…」
抱えてる2人から声が漏れる
目の前に居る人物は白いシャツに黒い帽子と上着とズボンを履いていてサングラスをかけている。
「チャンスさんだ…」
そうエリオットが呟く。
彼もエリオットと同じで【見捨てられた】の原作キャラであり全てがランダム。運で決まる男。
因みにこう解説している内にも後ろからジェイソンが迫ってきている
「ほら!ヤバいぞ!!ラックん!!あいつも持ち上げろ!!!」
「いや!流石に無理ッ!!!」
セレストからの無茶振りに無理と回答するラック
もう後少しでラック達にジェイソンが追いつく。
その瞬間銃声が響きジェイソンに弾が当たった
「ふ〜…なんとかセーフ、行くぞ!エリオット達!」
ジェイソンに弾を当てたのはチャンス、彼だった
「お!誰か知らんけどナイス〜!!」
「ナイスです!チャンスさん!」
「良し!行くぜ!!」
それぞれが反応を示しその場にスタンしたジェイソンを置いていきチャンスについて行った。
「撒いたな…」
そうチャンスが言うとラックはエリオットとセレストを地面に戻した。
「ありがとうございます…チャンスさん」
「…エリオの仲間か?」
「これから俺等の仲間でもある人だよ、てかエリオってなんだよ!ット言えよ!!!」
「いや!うちはエリオットをエリオって呼び続ける!!!」
「…チャンスさん、こちらの2人が新しいサバイバーのラックさんとセレストさんです。」
エリオットがチャンスに感謝を告げたあと色々ありエリオットが2人のことをチャンスに紹介した。
「お〜俺はチャンス、よろしくな」
「チャンス…かぁ…」
「さっきエリオットが言ってくれていたが俺はラック、で」
「うちがセレスト!!」
「よろしく〜!」
2人が再度チャンスに挨拶をした。
そうすると声が聞こえてくる
「…なんか助け求めてる声聞こえね?ししょー」
「…行く?」
「よし…チャンス!エリオットを頼んだ〜!!」
「うち等は向こう行ってくる!!」
「お〜任せておけ!」
「何かあったら逃げてきてくださいよ?僕達はジェネレーター進めておきます。」
「じゃーな!」
そう言って2人は声の元へと走っていった