〜思い出のあの子〜
康二side
関西に住んでた時
小中同じだったあの子は
高校生になるタイミングで引っ越した
中学生の頃同じクラスになった時
くじ引きやのに4回連続で隣になった時は
運命かもなぁ、 なんて言ってた頃が懐かしい
東京へ移り住んではや4年
だいぶこっちに慣れてきたけど
大阪での思い出はなかなか濃かった
東京の交差点はなかなか人多いのに
歩くの遅いよなぁなんて考えてたら
人とぶつかった
康「あっ、すみません……て、え?」
俺がぶつかった人は
今さっき考えてたあの子だった
〇「あれ?もしかして……康二?」
康「そうやでっ!覚えてくれてたん?」
〇「うん!久しぶりやなぁ」
康「ここやとアレやし、どっか入ろっか」
「時間いける?」
〇「うん、全然大丈夫、いこ」
康「ほんま久しぶりやなぁ中学以来ちゃう?」
〇「そうかも、」
「康二かっこよくなったね?」
康「え、///」
〇「ふふっ、照れてる🤭」
康「……そういう〇〇こそかわいなって」
〇「そう?ありがと」
康「……なぁ、ずっと 言いたかってんけど」
「……我慢できひんから今言う」
「俺〇〇のことやっぱめっちゃ好きやわ」
〇「……うそ」
康「うそちゃう」
「仲良なる前からずっと好き」
〇「……私も好き、……今も」
康「え、ほんま!?」
〇「……ほんま」
康「うわ待ってめっちゃ嬉しいねんけど」
「……俺と付き合ってくれませんか」
〇「……もちろん」
やっぱり運命 “かも” なんかやなくて
俺らって運命やったんやな
離れ離れになっても赤い糸は
ずーっと繋がってたみたいや
これからはもう離さんから
end……
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