この物語は小学六年生の国語の教科書、『帰り道』という学校の物語をらだぺんに変えたものです。
死ネタとかバットエンドでは無いのでご注意下さい。
喧嘩を物語にしたものですが、恋愛にしており、暴力とか暴言はありません。
現在らだぺんは高校三年生という設定でお願い致します。←致すな
めっちゃ変えています。
本人様と関係ありません。
本人様の目に止まらぬよう、注意してください。
ぺ『』
ら「」
スタート
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
rd.視点
放課後の騒がしい玄関口で、いきなりぺいんとから『よっ。』と声をかけられて、どきっとした。
「あれ。ぺいんと、剣道は?」
『今日はなし。なんか知らねーけど』
上履きを脱ぎながらぺいんとが言って、オレンジ色の靴下が姿を現す。どうやらその靴下を履いている足をスニーカーに納めても中々歩き出そうとしない。
どうやら一緒に帰る気のようだ。
高校1年生の頃から同じクラスのぺいんと。家も近いから、ぺいんとと一緒に登下校をしていた。なのに、今日の俺にはぺいんとと2人きりの状態は心がドキドキする。
もたもたと靴を履き替えて外へ出ると、4月の空はまだ明るく、グラウンドに舞う砂
ぼこりを西日が黄金色に照らしていた。
『あぁ、腹減った。今日の夕飯何かな〜..明日の給食も気になるよなぁ、!』
『なぁ、らっだぁ!昨日のテレビ番組見たか?!』
ぺいんとの話があちこち飛ぶのはいつもの事。なのに、今日の俺は脳内がぐちゃぐちゃに回っている。
まるでなんにもなかったみたいに、ぺいんとは普段と変わらない。俺だけがあのことを引きずっているみたいで、1歩前を行く黄色のパーカーがどんどん愛らしく見える。
今日の昼、俺とぺいんとは話していたんだが、『好きな人いる?』という話になった。『〇〇さんか?』『え、△△ちゃんかぁ?』と話し合う。
俺が好きなのはぺいんと、本人だ。愛らしい笑顔、優しくて面白いムードメーカー的存在。そんな存在が、俺には太陽のように見える。
──────話が脱線している。
「好き」なんて急に言える訳もなく。男同士の恋愛なんて変で、気持ち悪いなんて思われていたら、俺の恋愛は終わる。
『僕は..好きだけどな、』
「…は?」
頭の中がごちゃごちゃになっていた俺に聞こえるほどの小声で、そういってくる。
誰が好きなのか?〇〇の事なのかもしれない。
───もしかして、俺?
んなわけないよな。「誰?」と聞こうと思ったその時、チャイムが鳴った。
「────え?だr」
きーんこーんかーんこーん…
『っあ、..ごめん、!また後でな、!w』
笑いながら自分の席へ戻っていく。その後の授業はぺいんとの事で頭がいっぱいで、全く集中できなかった。
現在の話に戻ろう。
俺は頭がごちゃごちゃで、ぺいんとの会話に返事出来なくて。ぺいんとの口数も少しずつ減ってきている。大通りの歩道橋を渡る頃には、2人してすっかり黙り込んでいた。ぺいんとと隣で歩いているけど、ぺいんとの横顔がいつもなら「ムカつくイケメンだな」と思うが、今日は違う。「可愛い」と思ってしまう。
俺とぺいんとの身長の差は6cmという、微妙な差。ぺいんとの少しずつ幼くなっている顔。俺より1ヶ月早く産まれたぺいんとは、なんでこんなに可愛いんだろう。
はぁ。本当に頭がごちゃごちゃで、声にならないため息が、俺の口から零れて足元から影に溶けていく。どうして、俺はすぐに立ち止まってしまうんだろう。思っていることがなんで言えないんだろう。
俺はぺいんとのこんな所や、あんなところが好きだ。その「あんな」や、「こんな」を上手く言葉にできたなら、ぺいんととキスやああいうことだって出来るのかな。
「ぺいんとが好き」と、「ぺいんとが大好き」は、違うことなのか。どっちを言えば?それか、言わないか。考えるほどに、みぞおちの辺りが重くなる。
私立公園内の遊歩道にさしかかったころには、俺はぺいんとに3歩遅れていた。もうダメだ、言えない。諦めの境地で僕は天を仰いだ。信じ難いものを見たのは、その時だった。
空一面からシャワーの雨が降ってきた。もちろん、そんなわけは無い。なのに、なぜだかとっさにプールの後に浴びるシャワーが浮かんだのは、公園の新緑がふりまく初夏の匂いのせいかもしれない。
『うおっ、?!』
「なんだこれ..、」
頭に、顔に、身体中に打ち付ける水滴を雨と認めるのには、少し時間がかかった。晴れているのに雨なんて、不自然すぎる。俺とぺいんとは無闇にじたばたし、意味もなく飛んだり跳ねたりして、またたく間に天気雨が通り過ぎていくと、互いの濡れた頭を指さしあって笑った。
本当に、あっという間の事だったんだ。ざざっと水が降ってきて、何かを洗い流した。羞恥心か、緊張を洗い流してくれたのか。
ぺいんとの右目を隠した可愛い長い前髪が、少しだけボサボサになっていて、可愛らしく見える。
気がつくと、みぞおちの異物が消えてきた。
今なら言える。俺の気持ち、「好き」という言葉を。
「ねぇ、ぺいんと。」
『..何?』
顔をグイッと近付けると、ぺいんとは顔を真っ赤にして、手で隠そうとするが阻止する。
「俺さ、ぺいんとの事愛してる。」
『..は、え?!』
さっき言った、「好き」と言えばいいのか、「大好き」と言えばいいのかという事を考えていたその答えは、「愛してる」だった。好きや大好きだと、友情だと勘違いされるだろ?だから、「愛してる。」
『おっ..俺、も』
「..ま、じ?」
顔を真っ赤にして小声で言ってくる。愛らしい君は、本当に、本当に好きだ。
「これからも宜しくね」
『う、うん、っ!』
濡れた地面にさっきよりも軽快な足音を刻んで、俺たちは歩き出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
んぁぁぁ!!!きゃわいい良いねぇぇぐひゃひゃひゃ!!!
マジで物語変えてるんだよなぁ..!!!
朝だね。学校です宿題してないテストだsn!!!!!
ばいばい!
コメント
8件
初コメとフォロー失礼します! 国語で習うやつ大体BLいける…っ!(やめなさい)中一の最初にシンシュンとか習うけどまじで……友達と語り合える!
帰り道いいなら尊い((