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『で、、アンタは何の用だ??』
『”赤井秀一”』
赤井「矢張りバレていたか、」
『アレでバレないと思ってる方が逆にすごいと思うけどな。』
赤井「流石だな」
『で、お前は俺に何の用だ』
赤井「いや、降谷くんが記憶喪失だと彼の部下に言われたのでな、少し様子を見に来ただけだ」
『そうか、で??俺をつけていた理由はなんだ』
赤井「……君は、本当にアレで良かったのか」
『ハァー……お前もそれを聞くのか…』
『良かったんだよ、あれで。』
『アイツは何も知らないままでいいんだ、辛い記憶も過去も全部忘れて幸せに生きてさえいてくれればそれでいいんだ。俺がやっていることが間違いだとしても構わない。アイツが平和に、幸せに過ごせることが俺の幸せだからな』
赤井「…君は彼に甘いな、」
『言われなくても自覚済みだ。』
赤井「…あと少しで組織を壊滅に追い込める、だが君の力が必ず必要になる。君は頭がいい、オマケに銃や体術にも優れているからな、」
赤井「だが、君が”死ぬ確”率も高くなる」
『あぁ、そうだな』
赤井「……本当に、あのままでいいのか」
『そろそろ執拗いぞ、いいから俺はその案に乗ったんだ。今更心配なんぞするな。お前らしくない』
赤井「降谷くんはどうするんだ、」
『アイツの記憶が戻るまでは仕事はさせない、前と変わらず潜入捜査としてでは無く、普通のアルバイターとしてポアロに居させる。たとえ記憶がこの先戻らなかったとしても、アイツの記憶が戻ったとしても組織が壊滅した。ただそれだけを伝えろ、そう部下には言っておいたしな』
赤井「抜かりないな、流石は如月くんといったところか、」
『じゃ、明日は宜しく頼むぜ。
赤井さんよォ…』
赤井「あぁ、頼りにしている、如月くん」
組織壊滅は、もう目の前だ。