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dn「紫原くん、おはようございます!」
思わぬ告白を受けて数日。白瀬さんは朝が早いらしく、今日も美味しい朝ごはんを作ってくれている。
俺は、寝ぼけ状態。…朝は弱いから仕方がないのだ。
mf「wまだ、紫原くんなんですか?」
dn「あ…っ、すっ、すみませんっ/
おはようございます、mfくん…//」
もうスピード婚って奴か、告白、付き合う、結婚までなんと一日。流石に驚きだ。
入籍した白瀬さんはもう白瀬じゃない。紫原dnqさんだ。
そんな事があって、互いのことは下の名前で呼ぶことになった。
…とはいえ俺も慣れないんだけれど。
mf「おはようございます、dnqさん」
ちょっと照れているdnqさんが可愛らしくって、思わず顔を近づけ、口づけをしようとすると、ボワッとdnqさんの顔が赤くなった。
dn「しっ…あ、mfくんっ…//
はっ、はやいですっ…//」
恥ずかしさマックスなのか、料理に戻ってしまった。
なんか悔しくて、後ろから捕まえてみる。
mf「今日の朝ごはん、なんですか?」
dn「あえっとですねっ…/目玉焼きと、ご飯と、大豆味噌汁にするつもりでっ…」
mf「俺なにか手伝いましょうか?」
dn「嬉しいですけど、mfくん動く気ないでしょう?」
mf「ま、まぁそうですけど」
dn「ふふ、甘えん坊ですね、
もうできるので大丈夫ですよー」
赤ちゃんをあやすように優しく言う白瀬さん。可愛らしい。
mf「dnqさんいい匂い。」
長く、きれいに手入れされた白髪はお花畑のような、少し甘くてでも爽やかで、いい匂い。白瀬さんって感じだ。
dn「っ…ちかいですっ…//
いっ、いきがっくすぐったいっ…」
白瀬さんってちょっとした事でも感じてしまう。それが動物の性の本能なのかは分からないけれど、
mf「dnqさんの背中、落ち着くんですよ」
dn「う、嬉しいですけどっ…//
も、もうできたのでっ!冷めないうちに食べましょうっ!」
mf「そうですね、美味しそう。
俺、運ぶんで座って休んでてください、」
dn「えあっ、いいんですか?
じゃあお言葉に甘えて。ありがとうございます、mfくん…//」
mf「いえ、昼はどこか食べに行きますか?
俺、いい店知ってるんですよ」
dn「いいんですか✨️ぜひっ!いきましょうっ」
mf「そうですね、」
dn「何気に結婚してから初めてのお出かけなので…
楽しみです//」
mf「俺、知り合いが負担の少ない発情抑制剤処方してくれるそうなんで、
昼までにもらってきますね、dnqさんも流石に会社とかお出かけ中は…は、恥ずかしいでしょうし…」
dn「っ…///
な、何も考えてなかったですっ…ありがとうございます、」
mf「いえ、負担少ないのであれば俺も勧めやすかったのでよかったです」
dn「ほんとに何から何までありがとうございます、」
そう言って控えめに笑った白瀬さんはすごく幸せそうだった。
冷めないうちにと作った料理は話しているうちに湯気が消えていた。
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コメント
4件
もうあの⋯私タヒにますよ??? え?? mfくん⋯いけ!いけ!キスしろ!!!あと、別に会社でやってもらってもかまわないですg(((殴
ほのぼのてぇてぇ! mfdn幸せそうでよかった!!! 続きを楽しみにしてます!