テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第2話 「窓からの来訪者」
🎼🍍「今日も同じかぁ」
俺1人の部屋……窓からの太陽の光……
そして静かで何も音がしない。そんな中、一人で起きる。やっぱり寂しいよなぁ……
🎼🍍「あ、今日も外の人達良いなぁ……」
今日も外は学生やお仕事に行く人たちが行き交ってるのが見える。
🎼🍍「俺も外に出たい……でも……」
首をブンブン横に振り、外に出ちゃダメと再び思い、窓から離れた。
いつものようにご飯を食べ、家の中ですごして、そして、夕方になった……
部屋で過ごしていると……
コツン……。
🎼🍍「え……何……お化け……?」
ベランダのある窓から音がした。俺の部屋のベランダは唯一開け閉めしていい窓だった。だから、唯一俺が外を見て楽しめる場所だった。
そうして窓を見ていたら、影が揺れた。
🎼🍍「お、お化け!!!」
と言い、カーテンを開けると、そこには男の子がいた。
🎼🍍「え……?だ、だれ!!」
???「ご、ごめんなさい!カバンをここに投げ入れられちゃって……あそこの木から入ってあとは玄関から出る予定だったの……」
🎼🍍「い、良いけど……えと……その」
???「あ、ありがとう!俺は🎼🦈……」
🎼🦈「🎼🦈って言うの!よろしくね!もう入ることは無いけど 」
🎼🍍「俺は……」
ガチャッ……
🎼🍍ママ「🎼🍍ちゃん〜?どこにいるの〜帰ったわよ〜」
🎼🍍「やばい!一旦こっちに来て!」
🎼🦈「え、ちょっ……!?」
母さんに見つかったら、確実に怒られる。そして、もっと出れなくなる。それは嫌だ。
🎼🍍「今、ここに隠れてて、あと、音を絶対に出さないで。俺がいいって言うまでダメだからね! 」
🎼🦈「う、うん……」
パタン……
とりあえず🎼🦈は俺のクローゼットに入れた。何とかなるはず……
🎼🍍「ママ〜!ごめんなさい!今さっきまで上でね〜……」
何とか誤魔化しきった。
数時間後……
ガチャッ……
🎼🍍「ごめんなさい……お待たせ。大丈夫?」
🎼🦈「ふぇ……(´•̥ω•̥`)」
🎼🍍「ごめん……遅くなっちゃった。お母さんとかお父さんとかお家の人?大丈夫なの?」
🎼🦈「うん……まぁ、いるけど帰っても特にいい事ないからね……弟と兄ちゃん達に連絡だけしておいたから。」
🎼🍍「そうなんだ。今日とりあえず荷物探すのは難しそう……あ、これ、ご飯……」
この部屋にはご飯をいくつか置いているので、色々出てくる。お菓子に飲み物。色々ある。
🎼🍍「どうにかして帰る?それとも、ここのクローゼットでいいなら泊まっていく……?」
🎼🦈「いいの?どう考えても怪しそうな人を泊めるの?」
🎼🍍「大丈夫。🎼🦈は……俺の家の窓を叩いてくれたから……。( *´꒳`*)」
🎼🦈「ありがとう。あ、名前聞いてないな……そういや……」
🎼🍍「俺は🎼🍍。」
🎼🦈「🎼🍍くん、!よろしくね!」
🎼🍍「うん。」
これが俺と🎼🦈との出会い。
そして、俺の――の人。
To be continued
Next▶︎
第3話 「外の話。」