『しーとーゆー』

あたしはあたし…あんたは知らない

そんなの知ってたら世の中楽じゃないって

…でもさあんたからくれたこれ好きだよ。

ん…おいひぃ…ところでこれなんの…だっけ

んーまぁいいや、というか

さっきっから全然喋んないし…

ぁーまぁどうでもいっか

そしてあたしは、嗅ぎなれた強い

アルコール臭と �� を残してあたしは

部屋を早々と出ることにした。

んん…あの強い匂いを嗅ぐだけで

頭がクラクラ…しちゃうなぁ…

まるで、君の匂い…みたい

もうそんなこと考えたくもないけど、

…だって仕方ないじゃん

君が、君があたしを勘違いさせるから…

あたし悪くないもん…

醜い嫉妬 しただけだもん…

ひどいひどい…最低だよ?

…

「ねぇ…さっきっから一言も言えないね

「どうしたの?」

『…』

「…?

「ねぇ早く喋ってよあたし

「そこまで優しくないから」

…

それでさ…醜いよね?（見にくいよね?）

あたしのこと…

あたしは嫉妬でまみれてる

それが見えてるのかな

今からそれをとってあげる

それがあたしの唯一の優しさだもん

みにくいもんね