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雨💧のさぶ
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「はぁ⋯」
隣から溜息が聞こえる
「⋯⋯」
「ちょっと、お前ホチキス遅い。下手くそ」
「はぁ?らっだぁが紙回すん遅いだけやろ」
「はぁ、何でお前なんかとこんなこと⋯」
「それはこっちのセリフやな」
ガチで生意気。
おれ先輩だが。
お互いつらつらと文句を言い合っているが
傍から見ればお互いの手元を見ずとも作業できるくらい息が合っている。
「あーー、食害してぇ⋯」
作業が終わった頃、ゾムがそう嘆く
この後カフェにでも誘おうと思ったがやめておこう
その代わり、
「はい」
「?」
「え!これ俺のお気に入りのお菓子やん!」
「珍しく頑張ってたから」
これはホント
「ふ〜ん?」
「覚えててくれたんや笑」
「は?違うが???」
「余ってただけだし」
結局その後も何故か言い合いをしながら帰る
周りから見たらただの喧嘩に見えるかもしれない。
だが二人にとっては一番心地良い距離感なのだろう。
「何だあいつら」
「それな」
「犬猿の仲にもほどがあるだろ」
コメント
1件
うわ、これめっちゃいい…!「犬猿の仲」ってタイトル通り、二人とも口ではガチギレしてるのに、手元見ずに息合わせて作業できるの最高に熱いわ。ゾムくんにお菓子渡すところ、「覚えてたん?」からの「余ってただけ」ってツンデレすぎて笑った。周りから喧嘩に見えるけど、本人たちにとっては一番居心地良い距離感って描写が刺さる。続きめっちゃ気になる🔥