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あっと視点
暴走した…?俺が?何故だろう?
「ちぐ、それはどういうこと?」
「そう言うと思った」
「これを見て」
「紙…?」
「これを見たら、あのパーティーのことについては全部分かると思う」
「分かった」
私は、パーティーに参加するのはもう、何回目でしょう。分かりませんが、私は絶対、この公の場には現さないでしょう。なぜなら、姿を現しては〜〜〜〜〜だからです。なので、こっそりパーティー会場に行きました。そしたら、赤と青のオッドアイの目をした男の子が卵焼きを食べた途端、その男の子は暴走したと言っていいでしょうか。会場を荒らし、果てには隠していたのでしょうか、能力で人を殺しにいこうとしたのです。こういう状況は初めてでしたが、訓練のおかげと言っていいでしょうか、そのおかげで死者は零に抑えられました。その後、私はボスの命でその会場にいる全員に記憶をなくさせました。私が言えるのはここまでです。あとは調べるしか方法はありません。私のことは絶対に探さないでください。
〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなことがあったのか、でも…
「なんであっとくんにはそのことが知らなかったのか、でしょ?」
「…当たり、そのことについては知っているのか」
「うん」
一年後
一族の当主たちが集まった会議があった。会議の内容は
あっとにこのことを知らせるか、そして、このパーティーのことはどうするか
の会議を行った。その結果、あっとにはこのことを知らせず、人魚の一族は伝えることにする。また、このパーティーはなかったこととする。
「…これが、あっとくんがこのパーティーのことについて知らなかった理由」
「…そうか」
「あっとくん」
「何?ちぐ」
「あっとくんはこのことを知って、死なない?」
「えっ?」
どういうことだ。全くわけが分からない。でも、俺の答えは…
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