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「 客が来てんぞ ー 」
「 え?まじぃ? 」
柊裙が生徒会室の入口で梅ちゃんに言った。
梅ちゃんは柊裙の言葉を聞いた途端、すぐさま入口に駆けつけた。
「 おい梅宮!勝手なことすんじゃねぇ! 」
柊裙が大きな声でそう言っているのが聞こえた。
水木裙も椿ちゃんもぽかんと口を開けていた。
僕も不思議に思っていたが、あまり気にせずスケッチをしていた。
再びスケッチブックに目を向けた時、梅ちゃんが柊裙と一緒に戻ってきた。
… え?
梅ちゃんは知らない女の子の腕を掴んで現れた。
長い髪と僕と同じぐらいの背丈で端正な顔立ちをしている。
きっと誰もが口を揃えて「 綺麗 」だと言うほど美しい容姿だった。
水木裙も椿ちゃんも見たことがないぐらいに驚いている。
僕も一目見て綺麗だと思った。
「 あら?梅っ、その子だぁれ?すっごく可愛い!! 」
先に口を開いたのは椿ちゃんだった。
キラキラと目を輝かせ、僕の気持ちを代弁してくれるように言った。
女の子は照れたり喜んだりするより先にコトッと不思議そうに首を傾げた。
「 あ、そういや桜花は転入してきたばっかだし生徒会のことはわかんねぇか 」
梅ちゃんは女の子の様子を察してクスッと笑った。
「 おっし!じゃあ一人ずつ自己紹介よろ! 」
自由気ままな梅ちゃんはみんなの反応も見ずに話を進めた。
一人ずつ名前と役割等を言っていく。
最後に女の子のタ ー ンに変わると、みんな女の子に注目した。
「 桜花絃です … !今日転入してきたばかりで生徒会の皆さんにもご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いしますっ 」
礼儀正しくペコッと頭を下げた桜花さん。
頬をほのかに赤らめて、上目遣いになりながらも微笑んでいるその姿が愛らしい。
「 やだ何この子!ちょ ー いい子!しかも可愛い! 」
椿ちゃんは興奮気味に愛を伝えているようだった。
そんな褒め言葉に再び頬を赤らめて慌てている。
「 いえいえっ、椿野さんの方が … っ! 」
「 え ~ 、あたしのことは椿ちゃんって呼んでちょうだい! 」
初対面ながらも椿ちゃんは桜花さんに抱きついた。
ほんわかした空気が可愛い。
僕もお話に入りたいな。
「 椿ちゃんっ、私より何倍も可愛いです … ! 」
尊敬の眼差しをキラキラと向けて精一杯に褒め称える桜花さんが一番可愛いと思うのは僕だけかな。
「 やだやだもう好きっ! 」
そんな可愛い姿を見た椿ちゃんは流石に我慢の限界なのか、ぎゅっと桜花さんに抱きついた。
「 てか肌綺麗ね!髪もサラサラ!ねぇ、どんなケアしてるの??良かったら私も参考にしたいわ! 」
それは僕も一目見た時に思った。
白くて綺麗な肌にサラサラの長い髪が素敵だと。
椿ちゃんは普通の人よりスキンケアやヘアケアは欠かさないって感じだから気になるんだろう。
「 え、えっと、 」
「 こらこら ~ 、桜花が困ってるでしょうよ 」
明らかに困っている桜花さんを見た梅ちゃんは仲裁した。
「 てか話しに来たわけじゃねぇだろ! 」
柊裙は流石に我慢できなかったのか、大きな声でそう言っていて僕や水木裙も苦笑いを浮かべている。
もちろん、桜花さんも。
その後は梅ちゃんも寮の説明をして、何とかなった。
☆.*゚•*¨*•.¸♡o。+ ☆.*゚•*¨*•.¸♡o。
翌日、僕たち生徒会はいつも通り仕事をやっていた。
書記を務める僕は書類の作成・整理を行う。
会長・副会長である梅ちゃんと柊裙は先生に言われた資料を確認して訂正しつつ、これからの行事や会議の議題等を話し合っている。
センスの良い椿ちゃんは広報で、ポスタ ー 作成・掲示と行事の伝達をする。
水木裙は庶務だけど … 人手が足りないから会計の仕事もやってくれている。
少ししてみんな仕事が一段落したところで梅ちゃんがグッと伸びをした。
「 おしっ、一段落したし飲み物でも買ってくるか! 」
梅ちゃんの提案に椿ちゃんが「 息抜きがてらみんなで行かない? 」と言ったが、誰かお客さんが来たらいけないと思った僕は残ることにした。
僕はぼ ー っとスケッチしていたらふとノック音がした。
梅ちゃんたちだったらノックなんてしないし、声も聞こえなかったからお客さんかな?
そう思った僕はスケッチブックを机に置いて立ち上がった。
扉を開けると、そこに居たのは昨日も会った桜花さんだった。
「 あれ?桜花さん? 」
どうして桜花さんがいるんだろう … 。
疑問に思って首を傾げると桜花さんは困ったようにかわいい声を漏らした。
「 あ、えっと … 」
「 梅ちゃんならいませんよ、先程ちょうど4人とも飲み物を買いに行っているので 」
モジモジとしている桜花さんをフォロ ー するように笑顔でそう言った。
きっと梅ちゃんに用があったんだろう。
昨日の2人の雰囲気からして、2人は仲が良さそうだったから。
ちょっとだけ胸が痛んだ。
僕より先に仲良くなっていることが少し羨ましかった。
桜花さんはそんな僕に悩むことなく何やらプリント?のタワ ー を見せた。
「 あの、この資料を届けるように言われたので持ってきました 」
「 え、わっ、凄い量 … 重いですよね、今持ちます 」
あまりの量に驚愕しながらも、ひょいっと持ち上げた。
わっ、これすこし重い … 桜花さん女の子だし重かったよね。
「 また梅ちゃんに言っておきますね 」
そう言って扉の近くに資料を置いた。
「 ありがとうございますっ 」
頭を下げて背を向けて出ていこうとする桜花さんを引き止める。
「 あ、待って。桜花さん 」
「 はい … ? 」
僕は慌ててポケットからスマホを取り出した。
せっかくの機会だし、連絡先だけでも … 。
「 連絡先交換しませんか? 」
恐る恐るそう聞くと、桜花さんは鞄からスマホを取りだして「 どうぞっ 」と言ってくれた。
お礼を言って微笑んだ後、手を振って桜花さんは帰っていった。
少ししてから再び扉が開いた。
みんなが帰ってきた … !
「 桃瀬 ~ たっだいま ~ 」
「 またせてごめんね ~ 」
満面の笑みで飲み物が沢山入った袋を持った梅ちゃんと眉を下げて申し訳なさそうにした椿ちゃんが入ってきて、その後について行くかのように柊裙と水木裙も来た。
「 はい、これ桃瀬のな ~ 」
そう言って渡されたのはキャラメルフラペチ ー ノの缶ジュ ー ス。
僕の好きなやつ … !
「 … あら?桃瀬何かいいことあったの? 」
「 え? 」
全てを見透かすように言ったのはついて椿ちゃんだった。
ニヤニヤとしている。
もしかして顔に出てた … !?
「 え、えっと … なんでもないですっ 」
顔が熱い … 。
明らかに動揺してたよね … 。
椿ちゃんはニヤニヤしながら「 ふ ー ん 」と言って、その後は何も言わなかった。
あまりにも桜花さんと連絡先を交換出来たことが嬉しかったのだろう。
早くお仕事の続きを終わらせて今日はもう帰ろう … !
僕は急いでキャラメルフラペチ ー ノを飲んでパソコンの前に座った。
お待たせしました … !!
遅くなって申し訳ありませんっ😖🙏🏻💦
3000文字で書きました‼️
ちょっとキャラの呼び方とか呼ばれ方が分からない部分もあってあやふやで書いたのでまた漫画見て訂正しときますっ👍🏻💗
実はもう一つ出したい作品があって …
それと毎日投稿が出来なくなってるっていうので自分自身と向き合って投稿は週1に縮めたいと思いました😔
こちらの作品は毎週水曜日に投稿したいと思います❣️
たまに2回以上の投稿もあるかも … 😳💭
ちなみにもう一つ出したい作品はハイキュ ー です😉💕 ではまた次回👋🏻💞