みんなは「恒星」という言葉を知っているだろうか。「恒星」とは、自らのエネルギーで輝く、星雲状でない天体のことだ。分かりやすく言えば、自分で光り輝いている天体のことだ。身近なもので言えば太陽なんかが該当する。そして、その太陽の光によって照らされているのが、月や、私たちが住む地球などの惑星だ。太陽は私たちに温もりを与えてくれる。
僕、田代陽太はそんな存在になってみたかった。周りの人間がいないと存在価値がない、ひとりでは何も出来ない。僕は昔からこう言われ続けてきた。
まぁ、間違ってはないんだけど…
でも、僕も変わらなくちゃダメだってのは分かってる。だけど、勇気が出ないんだよね…
僕もなれるだろうか。太陽に。みんなを照らす光に。
これは、1人の少年が惑星から恒星になるまでの物語。
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