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なんか好きっす(?)
昔よりてえてえを強めにしようとしました(?) 如何でしょう!(?)
運動不足だからだろうか、
何時もより走っているのに道が長い気がする。
家の外にいる人は全員何かしらの行動をしている
なのに自分は目的も決めないで何をしているのか…、
「……もういいや…、引き返そう…、」
そう独り言を呟く
「あっ!寧々ちゃん!!」
いつもの様な元気な声を出し私を呼んだ彼女、
「…えむ…!」
「私ね…、寧々ちゃんを探してたんだ、良かったぁ…、ここにいて…、」
えむは少し微笑み、前を向く
「寧々ちゃん、走ってたけど何処向かおうとしてたの?」
「えっ、//見てたの?!」
「えへへ、ちょっとだけね?」
いつものように如何でもいい無駄話をする
(思えば、こんな時間が私、一番好きだったな。)
「ねぇ!フェニランにでも行かない?今日は開いてるけどどうせ人は居ないだろうし、」
「う、うん…、」
何時もよりえむが落ち着いているようにみえる、
違和感はあるけど、これが本当のえむなのかもしれない、
えむと並んで二人で歩く、
さっきより歩くスピードは遅いけど、なんだかとても早い時間のように感じた、
空がオレンジ色になって来て、鳥が今日もマイペースに声を出す、
「…ねぇ、寧々ちゃん、」
「どうしたの?」
「…人の秘密ってね、色があるんだ、」
えむが淡々と話す
「…色?」
「秘密って、とっても黒いんだよ?」
「…でも、今日は黒が少ない、」
なんの話をしているんだろう、と感じながら話を聞く
「…でも、まだちょっと黒い、」
「寧々ちゃん、」
えむが後ろを向く
「嘘…付いてるよね?」