rbru/nmmn/ご本人様関係NOTHING
誤字あるかも/rb『』 ru「」
催眠(?)要素あり
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⚠変な部分多めかも
ーーーーーーーrb side
心なしか蕩けた顔をしている彼に、
そっと囁く。
『自分で腕拘束できるでしょ?』
「ぁ、ぇ、ぅぁ」
『ねー、小柳くん』
「なんだよ」
座ってる彼を後ろから覗き込む。
「髪くすぐったい」
『仕方ないじゃん』
「綺麗な髪してんね」
『もしかして気分取られてる?』
「いやいや、なわけ」
『ほんとかよ』
「ほんとほんと、本心」
「んで、何だった?」
『あぁ、そうだった』
『ね、催眠にかかってみません?』
「⋯⋯⋯はぁ?」
お前は頭が狂ったのか、とでも言いたげな目で見つめられる。
まぁいい、結局頭が狂うのは後の彼なのだから。
『そのまんまだよ。催眠です』
「いやわかってるけど」
「正気かおまえ」
『ばか、いつも正気だよ』
「ばかはお前だよ⋯」
「まず催眠なんてかかるわけねぇだろ。」
『いやいやかかるって。この世には脳イキってものも存在するんだから』
「それは関係ねえだろ」
『ありまくりだよ』
『で、やってみない?』
「はっ、良いよ。どうせかからねぇんだから」
「かからなかったら奢りな?」
舐めてかかって来てるが、今回はそんなやわなものでも模造品でも無い。
残念だったね、小柳くん。
『いいよ。ココア?』
「それは何でも良い」
『こだわりないんかい』
『じゃあ逆に催眠かかったら俺の言う事一つ聞いてね。なんでも。』
「いいよ」
『よし、ベッドいこ』
「いゃ、どうせかからねぇしソファーでいいだろ」
『んは、そんな舐めてかかっていいんですかねぇ?小柳くん?』
「そういう星導くんも随分強気だけどなぁ」
『へーへー、良いですよ、後で痛い目見るの小柳くんだからね。 』
「言っとけよ」
そんな風に悪態をつく彼を抱きかかえて、ソファに連れ寝転ばせる。
指を絡めるだけで頬を赤くしてるのがなんとも可愛らしい。ほんと、さっきの態度は何だったんだと思わせられてしまう。
『ふは、いつまで経っても慣れないね』
「仕方ねぇだろ」
『可愛いからそのままで居てね』
「やだな」
『えー、けち。』
「けちじゃない」
そういって足を曲げようとする彼の上に馬乗りをする。
彼の腹は少しだけ筋肉がついてるから、
まぁきっと俺が跨り座ろうと折れはしないだろう。
『さ、お待ちかねの時間だよ』
そう言って、自分の服のポケットに入っている催眠装置を取り出す。
装置とは言ってるがそんな大層なものでは無い。
『ここ、じーっと見つめてて。ずっとね。』
「ん」
そう言い静かに俺が手に持っているものを見つめ始める。
見栄っ張り口でも叩くかと思ったが、
静かに見つめていた。
静かに見つめ5分が経った頃、小柳くんに話しかけてみる。
『ぉーい、小柳くん。生きてる?』
「ん、あ?生きてるぞ」
『小柳くん、俺のほっぺにキスしてみて?』
きっと催眠にかかってくれていたら、
恥ずかしがらずにキスしてくれるだろう。
「いいぞー 」
そう言いながら、軽いキスを落としてくる。
尋常じゃない可愛さだ。
『ん、良い子だね』
そう言いながら頭を撫でると、目を細められた。
催眠にかかっていなくとも彼は目を細めるから、これは普段の癖なのだろうか。
『小柳くん、俺の言う事聞けるもんね?』
「う、ん」
『俺のこと大好き?』
「だいすき」
『俺とえっちしたい?』
「うん、したい」
催眠はこんなに素直になるのか⋯と驚きつつも、目の前の可愛さに頭を抱える。
『ベッド行ってしようか』
「やだ、今すぐ」
『えぇ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』
彼が体を痛めるというのに。
まぁ、いいか。
「だめ?」
『いいよ』
「んはっ、」
『かわい⋯、』
ついつい漏れ出てしまうくらいには本当に愛しさが溢れている。
その分、意地悪もしたくなる。
こんな時だけにしか見れない彼の顔だってあるだろう。プレイだってそうだ。
まぁ、たまにはいいよね。
『自分で腕拘束出来るでしょ?』
「ぁ、ぇ、ぅぁ、」
『なあに、出来ない?』
「でき、る」
『だよね。』
でも、彼にやらせる拘束は一味違う。
何で結ぶわけでもない。
ただ、彼が手首をくっつけ動かさない。
彼に自由がある状態にするのだ。
動けない訳では無い、でも彼自身もきっと抵抗しない。
抵抗できるのにしない、その彼の状態にどうしょうもなく興奮するから。
『結ばないよ。でも、動かしちゃ駄目ね』
『本当に嫌だったら別に動いてもいいけどね』
「ぇ、ぁ、ぅ、なんで、」
『なあに、結んでほしかった?』
「ぇゃ、ぁ⋯、」
彼の反応を見ればしてほしかったことなど一目瞭然だ。
『素直で可愛いけど、今日は結んであげない。ごめんね、許して?』
彼にとっては俺が鬼畜でしかないだろう。
別にいい。彼のかわいい姿が見れるのだから。
『抵抗、してもいいよ?』
その一言を彼に掛け、彼のシャツを捲った。
頭の上に上げられてる手首がくっつけられた両腕が、愛しくて愛しくて仕方ない。
彼の乳頭を舐めると、体をぴくっと震わせて熱を帯びた目で見てくる。
それでも離されない手首たちが、彼の気持ちを見せてくれる。
「ん、っ”ぅ、ふ、ぉれ、おとこ、なの、に、なんで、ぇっ、」
『男でも充分感じられるからだよ。ほら、気持ちいでしょ?』
「ぅ、ぁ、ゃ、んっ、」
『ほら。気持ちいいか言って?』
「きも、ちぃ、っ、も、っと、して、っ」
あれ、まさかおねだりまでされるとは思っていなかった。
『⋯んふ。いいよ、』
「っ”ん、ぁぅ、ぁ、っん!」
少しだけ離されている手首。
快感のせいで離してしまったのだろう。
まぁ、結局は彼の拘束姿が見たいだけだから入れる直前になったら結んでやろう。
「ん、っ”ぁ、ぅ、ふ、ん、や、」
嬌声を漏らして、快感にしか感覚が行かなくなっている彼のアナにいつの間にか指がたどり着いていた。
随分とゆるくなっているな。
『自分でほぐしたの?』
「だ、って、するかな、ぁって、」
「ん”っ!きゅ、に、ゅ、び、いれ、んなぁ、っ」
『なんで。気持ちいでしょ』
「っ、っ”ぅぁ、ん、っ!」
『⋯⋯⋯んふ、だいじょーぶかな』
そう独り言を呟き、指を抜く。
彼の頭を腕掛けに乗せて、腕をこっちに持ってくる。
自身がつけていたネクタイを渡すと、はてなを浮かべていた。
『ほら、腕結んで』
「ぇっ、ぁ」
ぎこちなくはあるが、彼が彼自身の腕を結んでいた。自分で自分を拘束。なんて可愛い光景なのだろうか。
最後に解けないようにと強い念を込めて、
きつくない程度に結び目を強くする。
『これでもう抵抗出来なくなっちゃったね、かーわい』
彼のアナにモノを充てがう。
腰を進めていくごとに身を捩らせている。
「っ”〜っぅ、ふ、ん、っ」
「ぅ、ぁ、っゃ、んは、」
緩いピストンは、彼にとっては焦れったらしいようだ。
潤んだ目で訴えて来る。
『なぁに』
『して欲しいことあるならちゃんと言ってね』
「な、んで、そんな、っ、ゆっくり、」
「はげしく、して、ほし⋯ぃ、」
彼にとっては羞恥の拷問にしかならないだろうが、シラフの彼にはこんなことできない。したら殺されてしまう。
『じゃあ、自分で動こ?』
寝転んでいる彼を起こし、俺の上に跨らせる。
『腰、下に落として』
っぷん、という音を立てながら腰を落としていってる。
「ん、っ、んぅ、ふっ、」
腕を拘束されているからか、体重が腕にかかっている。
ならば、腕を掴んでやろうじゃないか。
「っ”ぇ、ぁ、ぅ、はなせ、っ」
腕に体重をかけれないからなのか、さっきよりも早く腰が落とされていってる。
「も、っ、むりぃ、っ、はな、せって」
「おく、きてるから、っ、ぅ」
『激しくしてほしかったんでしょ』
もう何が何だが分かってないのか、
潤んだ目で見つめられるだけ。
彼の手首を掴んだ手を離し、
彼の腰に置く。そのまま、下に力をかける。
瞳孔が大きくなったり小さくなったり。
身をくねらせながら、動けない手で抵抗しようとしている。ネクタイと俺の手の二重拘束で。
自由を奪われてしまった彼は、俺にしか主導権が無いことくらい分かってるはずなのに。
催眠でそれすらも分からなくなってしまったのか。
『ぁー⋯、やば、きもち』
勿論直接的な快感も。ただ一番大きいのは視覚的な甘さ。
「ぅ、っ”ぁん、ふっぁ、ぅ、ん、ぁ”ぇ、」
『⋯⋯⋯⋯てか、腰ほっそ⋯』
えろいな、と言いかけそうになったが流石にやめておく。
ーーーーーru side
今頃彼は、俺がそれはそれは脳内まで蕩けていると思っているのだろう。
それはとても間違っている。
催眠なんかにかかる訳が無い。
自分も抵抗しておいて何をしているんだとは思うが、今回は騙されたふりをしてやったのだ。
彼は俺が催眠に騙されていると思ってる。
俺は、彼が催眠にかかったままと思い込んでいるその状態で何をしてくるのかが分かる。
まぁ、Win-Winということにしよう。
つくづく、彼は鬼畜だなぁと思う。
俺だってシラフのまんまだ。
わざわざ催眠にかかったふりをしながら恥を堪え忍ばなければならない。
俺の手は彼に好き勝手されているふりをするのだ。
彼が結ばずに拘束されている風にしろといったらそうしなければならない。
どれだけ恥を忍ばなければならないんだと頭を抱えそうになったが、まぁ甘い彼が見れるのだから良しとする。
でもこんなことを考える余裕もなくなってきた。
彼に腰を好き勝手されているせいで快感を調節できない。
さっきまであまり感じないようにしていたのに、今は最奥まできて犯されている。
そろそろ危ういぞ。
「っっ”〜〜〜ぅ、ぁ、ん、っ」
「ぁ”ぇ゙、っ”ぁ、ぅ゙〜っ!」
手首の自由と腕を動かす自由は奪われているが指を動かす自由はある。
彼の服の袖を強く掴む。
決して抵抗したくない訳では無い。
抵抗しないでいてやってるだけだ。
まぁ、彼に自分を支配されているという感覚に満更でもないが。
「ぅ、っ”、は、ん、たいせい、変えたいっ」
『なんで?』
「だって、ぇ、かぉ、みず、ら、い、から、っ」
これは事実。
『何その可愛い理由。いいよ、勿論。変えよっか』
そういってモノを入れられたまま寝転ばさせられる。
俺の拘束されてる腕同士の間に頭を潜らされ、腕を彼の首に掛けてる状態になった。
これで彼の綺麗な顔がよーく見える。
綺麗な顔と言っても、俺への愛で少し歪んた顔が好きなのだが。
まあ俺にとっては充分綺麗な顔だ。
『んは。その顔好き』
そう言われて、自分の脳内が読み取られたのかと一瞬焦る。
「ん、ぇ。ぁっ」
『なんか、ほんと好きなんだよねその顔』
自分がどんな顔をしているのか気になるが、まぁ聞いて本当に催眠にかかっているか疑われるのは避けたい。
また次聞いてみよう。
がばっと抱きつかれ、モノが奥に入ってくる。
俺はついつい固まってしまう。
『かーわい、ほんと大好き』
「⋯⋯⋯ん、ぅ、ぁ。おれも。」
「⋯⋯⋯ん”、」
目を擦り身体を起こそうとする。
が、自分の身体に異変を感じる。
「⋯⋯⋯⋯はあ?」
どういう意図なのかは知らないが、
俺の腕が拘束されたまんまになっている。
昨日の記憶が断片的で、いつ寝たのかが覚えてないし会話も覚えてない。
まぁどれもこれも彼がずーっと跡をつけてきたせいなのだが。
自分がどう寝返りを打ちながら眠っていたのかはさておき、快適に動きたい。
自分の歯を使いながらネクタイを外す。
案外簡単に解けた。
まだ隣で寝息を立てている彼を起こす。
折角なら驚かせてやろうか。
こっちに背中を向けてる彼に、
身体を捻らせ彼を覆い唇にキスをかましてやる。
数秒唇を合わせた後、
そろそろ離してやろうかと頭を浮かすと、どこからか手が出てきた。
生えてきた手は俺の頭に置かれている。
「起きてたのかよ」
『小柳くんが起きたの気づいたから狸寝入りしてた』
「なんでだよ。起こせよ」
『やだよ。今みたいにキスとかしてくれるの待ってたんだから』
「あー、もう次俺が早く起きた時何もしてやらん。」
『えぇ。ひどいー』
「酷くない。で、この頭に置いてある手を離してくれやしませんかね」
『無理ですね。諦めましょう』
「無理無理、てか力入れんな」
『ぇー、俺からもキスお見舞いしてやろうかと思ったのに』
「お見舞いて笑 」
そう笑っていると、彼の顔が近づいてくる。なんだと思っていると、唇が触れた。
頭に手を置いてきたのはこういうことだったのか。
『んふ、おはよ』
「ん、はよ」
『ちなみにネクタイはどうやって解いたのかなぁ』
「⋯⋯⋯⋯最初から外れてたよ」
『ううん。俺昨日めっちゃ強く結んでいいって聞いて、いいよって言われたから結んだもん。』
「昨日の俺になんていう質問してんだ。やめろ。」
『覚えてなかったか』
『⋯⋯んふ、ネクタイ外せたなら昨日も外せたと思うんだけどね。小柳くん?』
「⋯⋯⋯うるせえ、黙っとけ」
『照れ隠し〜』
『⋯ねぇ、ちなみにさ。あの催眠セットあったじゃん』
「うん」
『あれ、偽物だったんだよね。』
『今日起きて見てたら明らかに偽物だなって部分あってさ。 』
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯は、?」
『小柳くんは一体どんな催眠にかかったんだろーねー』
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯は、」
『昨日の小柳くん、普通の状態だったんだね』
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯おい、まて」
『催眠にかかった”ふり”だったんだ、へぇ〜』
「おい」
『俺からしたら最高だよ、いい情報知れた』
「⋯おい、昨日のは全部幻覚だからな、なんもなかったぞ」
『ずっと素面だったんだね。流石にエロすぎるかも』
「⋯⋯⋯⋯今週もうしないからな、煽ったこと反省しろよ”⋯?」
『ぇ!!それは良くない!!』
結局その日も彼に誘われて、
今度こそ完全に素面とわかった状態で拘束されてしまった。
fin
コメント
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あー…性癖ドストライク…😩💗ほんと好きですわ…😚💗💗💗
やっぱ催眠って受けがかかったふりしてるのが1番えっ〇ですよね